きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

妄想でアパート探し

2008-10-18 | 息子keke
今日は土曜で、事務所もヒマだった。。
私はまた「きのこの山」を食べながら、kekeが行くかもしれない大学のHPを見てみた。

そうっかぁ~・・・kekeはここで勉強するのかぁ。。。(^^)

楽しみだなぁ。
これからもっとたくさんの友達ができて、バイトとかもして、勉強して、就職するんだ。
まるで自分の未来のようにうれしくなった。

そう言えばkekeはひとり暮らしがしたいって言ってたなぁ・・・・。
それから近辺の地図やアパート情報も見てみた。
もちろん、家から通ってくれれば毎日顔も見れるし安心だけど、どうだろう。

妹は「ちょうどいいんじゃない?」と言っていた。

「1人で暮らせば、今までどれだけやってもらってたかが分かるようになるよ。そうすればお母さんを大切に思うようになると思うよ~」
「そういう部屋探しは親がついていかなくていいのかねぇ。」
「本人が言ってきたら考えればいいんじゃないの?」
「そうだね。ひとり暮らしは心配だし、なるべくこっちからは話題をふらないようにしよう。」

と、言いながらも気になって調べてしまう母だった。

そして地図を見て、ここらは家賃が安いけど、スーパーが近くにないから不便だから、こっちの駅の近くがいいのではないか?でも、やはり家賃は高くなってしまうなとか、いろいろと考えてしまうのだった。
そう言う場合に物件を見定めるコツはあるのだろうか、今度H田さんに教えてもらおう、と思った。
 
こう言う余計なお世話をkekeは「ストーカー行為!」と激しく批難するので、もうこれは口に出さずに心に秘めておかねばならない。でも、妄想はどんどんエスカレートしていくのだった。。。

こう言う場合、親御さんは月に何回くらい息子のアパートを訪ねにいくものなのだろうか。
土日休みならともかく、週に一度の休みを往復4時間掛けて毎週通うエネルギーが私にあるのだろうか。でも、kekeからこっちに帰ってくるかしら。今まで当たり前に毎日会っていたものが、会えなくなったら悲しくならないかしら。
 
でも、kekeの将来を考えるととても楽しくなってきて、そんな事や、でも、ちゃんと勉強についていけるのか心配になったりする。
いつだかニュースで、最近では大学の成績が親に送られてくるそうで、ニュース番組では「過保護ですねぇ」と呆れていたが、今の私は当然のことだと思う。もしも学校にいけなくなっていたら、会社を休んでもどうにかしなきゃ!と思うからだ。
 
そんな私の切羽詰り具合も、ストーカーと化しているのだろうか。


そう言えばAさんから聞いた話だと、社長はまだ就職が決まらない長男さんを卒業したら家から追い出すつもりらしい。そうしないと真剣に就職に向き合わないのではないか?と思っておられるのだろうか。
私だったら、たぶん、そんな事できない。
でも、そうなったら、やらねばならないんだろう。
 
あの子は本当に口だけじゃなくて、ちゃんと自立できるのかしら。
仕事で体を壊したりしないかなぁ。
 
今までは離婚したり会社の連中とバラバラになったり、いい事より悪いことばかり起きてたような気がしたから、それが当たり前だったから、うまく行った後に必ず落とし穴が待っているような気がしてしまう。

でも、どうかこの先kekeだけでも順調に行きますように。
落とし穴なんてkekeにはありませんように。

コワイ話

2008-10-18 | 息子keke
昨日、暗い夜道を自転車で帰宅中の話だ。

私は橋を渡りきった先で信号待ちをしていた。
すると、「すみません・・・すみません」と後ろから風のように流れる声がした。

は?と後ろを振り向く。
ところが誰もいない。

気のせいか・・ずいぶんリアルな空耳だなと思いながら、信号が変わるのを再び待っていると、また「すみません・・」と若い男の人の声がする。
私は声の方向を振り向いて、ギョッとした。

橋の下から若い男の人が顔だけ出しているのである。
そして私に向かって「ヤスコ(仮名)さんですか」「アライ(仮名)さんですか」と次々にいろんな名前で尋ねてくるのである。
私はゾクッとして、ちがいますと言うと、信号が変わったのを見計らって急いで自転車を飛ばした。。。。

書くとたったこれだけの事だが、夜道でこれは怖かった。。。。彼は悪気ではなく病気なだけかもしれないが、それでもこっちはショックだった。。。。
 

そして今日は、nanuさんが事務所の入り口で「ギャア」と言って、トカゲだ、と言いながら入ってきた。
nanuさんは隣で何が1人でしゃべっていることが多い。これは私に相槌を入れてほしいのか、それとも独り言なのか判断が難しい。前は7割か8割くらい返事をしていたのだがすると「独り言だよ」と言われるので、最近は聞こえてきてても返事をしない方が多くなった。

その後、社長と工事部長が打ち合わせに出かけてしまい、私は午後に1人で「きのこの山」を食べながら、くつろぎタイムと化していた。
すると、なんと!トカゲが壁を這いつくばっていたのである。その時、私はさっきnanuさんがとかげだと言っていたのを思い出した。そして、誰かが居たうちにもっとそれを重要視するべきだと思った。今は私1人だ、どうする事もできない。

トカゲはどんどん上に向かって這っていった。
そして天井辺りまで行くと、今度は下に下りてきた。
そして右に行ったり、また左に戻ってきたりしながら、だんだん下に下がってきた。

体調は頭からシッポまで18cmくらいだと思う。(私が丁度手を広げたくらいの幅だから)
今度は床に這いつくばる。床での動きは早い。しかもジュウタンがいい保護色になって見難い。

私は目を離さず、とかげを遠巻きに見つめた。
一番怖いのは、目を離してしまって急にトカゲが足もとにいた、と言うパターン。
となると、やっぱり目は離せなかった。。あと30分我慢すれば帰れる・・・それまでの辛抱だ。
「こんな時、秀クンが帰ってきてくれたら・・」と願ったが、誰もこなかった。
 
そのうち遠巻きながらもトカゲの姿に慣れてきて、どうにかどこかに閉じ込められないかと考え始めた。そうだ、ゴミ箱を上からかぶせたらどうだろう?そして、ゴミ箱を持ってトカゲの上からかぶせようとしたら・・・トカゲはここ一番の速さで走り去り、プリンターや箱がある陰に隠れてしまった。
それが私の席の背中辺りなのである。最悪である。
 
それから何度も何度も後ろを振り返ったが、トカゲは姿を見せなかった。
そして5時になった。私は帰ることにした。

明日も仕事どころではないだろう。ふと足もとや背中にトカゲが居たら・・・と想像するだけで怖い。どうか、明日誰かがその前に捕まえて捨ててくれる事を願う。