午前中、行けたら行こうと思っていたが、まだノドが痛いので、父の所に行くのは来週にしようと思う。
妹に電話すると、「この前行ったけど特に変わったことはないよ」と言っていた。
そして、YKさんとの約束だ。
私はおそるおそる「今日はどうしてまたこのようなご好意をしてくださるのでしょうか」と何回か尋ねてみたところ・・・彼はやがて
「アナタが車の練習をしていると聞いて手伝おうと思ったんです!それから懐かしく昔の話がしたかったの!」
と言って、車を走らせた。そして
「ここからはアナタでも安心して走れる道です。走ってみなさい。」と代わってくれた。
その先には湖があるらしい。
YKさんの車は妹と同じヴィッツだ。
湖の周回は直線では無いから走らせにくい。と言うのも、ヴィッツは前ガラスの右側の金具(?)の部分が太いのである。いつもの軽に比べるとカーブを切る際に死角が大きいような気がする。
それでも私たちは昔の話をして大いに笑った。
「YKさんの会社はボーナスは出ましたか?」
「夏に1ヶ月、冬に2ヶ月出たかなぁ?」
「それならいいですよ。うちなんて私が入ってからは全然出てませんから。」
「ここでまた社員も増えて、オタクより人数も増えたよ。」
「そうなんですか?それは儲かっている証拠だわ。よかったですね。(^o^)」
さらに私達は先に進んだ。
その先に、昔の会社で建てたのがあるんだよ、と言うので、通り過ぎることにした。
「ほらここ。」
「あー、ここだったんですね。」
「やってる途中に潰れた元請・・・・えーと、何だっけ?」
「えーと、何でしたっけ?あれ?何だっけ?忘れちゃいましたね。」
「この先には海になるんだよ。」
「え!そんな所まで来てるんですか!行きたい行きたい!(^o^)丿」
YKさんのドライブはすっごく楽だった。
だって、今までみたいに赤信号のたびに地図を開いて信号の名前を確認する必要はなかったし、行き過ぎてしまってパニックになることもなかったから。
今どこを走っているのかはよく分からなかったが、YKさんの言う通りに曲がる前に車線を変えて走ればよいだけだったから。
これだったら、どこまでもどこまでも走れると思ったし、喋りながらでもラジオがついていても、全然平気だった。
「そう言えばYKさんの歯茎はあれからどうなりましたか?」
「歯茎はあのまま麻痺してるよ。」
「え!!まだマヒしてるんですか?!」
「もうこれは治らないです!でも他は健康診断でもパーフェクトですよ!全部Aでした。」
「歯茎だけですか。」
「あとにも歯茎と顔面神経痛だけです。」
「そう言えば、顔面神経痛ってありましたねぇ。」
「あれはBRさんの見積の数値がおかしかったの。それで予算が足りなくなって部長に相談しても相手にしてもらえずそのうちに顔の半分が動かなくなったの。」
「そっちは治ってよかったですね。」
私はやっぱり運転が好きだ。
ハンドルを握っていると、自分がしっかり生きている気がする。
いつもヘコヘコ人の顔色ばかり伺っているような自分が、一人前に道を走り抜けているのが何とも爽快なのだ。本当に1人で何でもできそうな気になる。
海岸沿いのコンビニのでおにぎりひとつ買ってもらった。
お茶は家から持ってきていた。
YKさんは帰りも運転するか?と言うので、したいと言うと、させてくれた。
「sakeさんの運転は助手席に座ってられるよ。」
「そうですか。(^o^)」
「中には座ってられない人もいるからね。」
「例えば?」
「怖くて左に寄っている人とか、スピードを出しすぎる人とか。」
「そんなにいろんな方の助手席に乗ったことがあるんですか?」
と訊くと、
「ワタシは高校時代バイトして車を買ったんです。それでアナタみたいに免許取立てで車を持ってない人(友達のカノジョとか)の助手席に乗って教えてあげてたんですよ!だから、アナタもどうかなぁ~と思ったんです!アナタは慎重だしラインの真ん中を走っているので安心して助手席に乗れます。あとは車線変更でモタモタしないことと、速度計ばかり見ないで周りの車に合わせて走ることです!それからカーブが少し大回りしてます。さぁ、ここからはもうアナタの知ってる道だから、好きに運転して帰りましょう!」
と言った。
そして、家の前でYKさんと別れた。
「本当にありがとう~」と言うと、YKさんは手を振って去って行った。
私の若葉マークをつけながら。。。。。
(また買わないと)
今日をもって、YK大先生に感謝の意を込めて、私は男友達第一号に認定しようと思う。
本当に感謝している。
(だが、友達以上になることは決して無い。)
私は車所有の夢に、何歩も近づいた気がしてる。
来週も、再来週もレンタカーで練習することはもう無駄なことではないと思う。
妹に電話すると、「この前行ったけど特に変わったことはないよ」と言っていた。
そして、YKさんとの約束だ。
私はおそるおそる「今日はどうしてまたこのようなご好意をしてくださるのでしょうか」と何回か尋ねてみたところ・・・彼はやがて
「アナタが車の練習をしていると聞いて手伝おうと思ったんです!それから懐かしく昔の話がしたかったの!」
と言って、車を走らせた。そして
「ここからはアナタでも安心して走れる道です。走ってみなさい。」と代わってくれた。
その先には湖があるらしい。
YKさんの車は妹と同じヴィッツだ。
湖の周回は直線では無いから走らせにくい。と言うのも、ヴィッツは前ガラスの右側の金具(?)の部分が太いのである。いつもの軽に比べるとカーブを切る際に死角が大きいような気がする。
それでも私たちは昔の話をして大いに笑った。
「YKさんの会社はボーナスは出ましたか?」
「夏に1ヶ月、冬に2ヶ月出たかなぁ?」
「それならいいですよ。うちなんて私が入ってからは全然出てませんから。」
「ここでまた社員も増えて、オタクより人数も増えたよ。」
「そうなんですか?それは儲かっている証拠だわ。よかったですね。(^o^)」
さらに私達は先に進んだ。
その先に、昔の会社で建てたのがあるんだよ、と言うので、通り過ぎることにした。
「ほらここ。」
「あー、ここだったんですね。」
「やってる途中に潰れた元請・・・・えーと、何だっけ?」
「えーと、何でしたっけ?あれ?何だっけ?忘れちゃいましたね。」
「この先には海になるんだよ。」
「え!そんな所まで来てるんですか!行きたい行きたい!(^o^)丿」
YKさんのドライブはすっごく楽だった。
だって、今までみたいに赤信号のたびに地図を開いて信号の名前を確認する必要はなかったし、行き過ぎてしまってパニックになることもなかったから。
今どこを走っているのかはよく分からなかったが、YKさんの言う通りに曲がる前に車線を変えて走ればよいだけだったから。
これだったら、どこまでもどこまでも走れると思ったし、喋りながらでもラジオがついていても、全然平気だった。
「そう言えばYKさんの歯茎はあれからどうなりましたか?」
「歯茎はあのまま麻痺してるよ。」
「え!!まだマヒしてるんですか?!」
「もうこれは治らないです!でも他は健康診断でもパーフェクトですよ!全部Aでした。」
「歯茎だけですか。」
「あとにも歯茎と顔面神経痛だけです。」
「そう言えば、顔面神経痛ってありましたねぇ。」
「あれはBRさんの見積の数値がおかしかったの。それで予算が足りなくなって部長に相談しても相手にしてもらえずそのうちに顔の半分が動かなくなったの。」
「そっちは治ってよかったですね。」
私はやっぱり運転が好きだ。
ハンドルを握っていると、自分がしっかり生きている気がする。
いつもヘコヘコ人の顔色ばかり伺っているような自分が、一人前に道を走り抜けているのが何とも爽快なのだ。本当に1人で何でもできそうな気になる。
海岸沿いのコンビニのでおにぎりひとつ買ってもらった。
お茶は家から持ってきていた。
YKさんは帰りも運転するか?と言うので、したいと言うと、させてくれた。
「sakeさんの運転は助手席に座ってられるよ。」
「そうですか。(^o^)」
「中には座ってられない人もいるからね。」
「例えば?」
「怖くて左に寄っている人とか、スピードを出しすぎる人とか。」
「そんなにいろんな方の助手席に乗ったことがあるんですか?」
と訊くと、
「ワタシは高校時代バイトして車を買ったんです。それでアナタみたいに免許取立てで車を持ってない人(友達のカノジョとか)の助手席に乗って教えてあげてたんですよ!だから、アナタもどうかなぁ~と思ったんです!アナタは慎重だしラインの真ん中を走っているので安心して助手席に乗れます。あとは車線変更でモタモタしないことと、速度計ばかり見ないで周りの車に合わせて走ることです!それからカーブが少し大回りしてます。さぁ、ここからはもうアナタの知ってる道だから、好きに運転して帰りましょう!」
と言った。
そして、家の前でYKさんと別れた。
「本当にありがとう~」と言うと、YKさんは手を振って去って行った。
私の若葉マークをつけながら。。。。。
(また買わないと)
今日をもって、YK大先生に感謝の意を込めて、私は男友達第一号に認定しようと思う。
本当に感謝している。
(だが、友達以上になることは決して無い。)
私は車所有の夢に、何歩も近づいた気がしてる。
来週も、再来週もレンタカーで練習することはもう無駄なことではないと思う。