車の価値観

妹に「私って、車の練習ってどうなのかなぁ？」と尋ねてみた。

「どうって？」と言うから
「kekeはｉモードの携帯じゃないの。なのに私が車の練習をするってこと。週１の練習だけで上手くなるのかなぁ？無駄なのかなぁ？」と言った。

「kekeは自分でバイトをすればいいじゃない。」
「今はまだ勉強が忙しくてそんな余裕がないんだって。」
「あとは価値観じゃないかなぁ？上達しようと頑張れば上達するだろうし。何とも言えないよ。」
「そうだよね。(ーー;)・・それじゃもしも私が普通の友達でこう言う悩みを持ってたら？」

と言うと、妹は「う～ん」と考えて、
「気晴らしにもなるし、やってみたら？って言うと思うな。」と言った。

「事故するリスクもあるけど。」
「だから、それは本人の価値観だよ。」
「そうだよね。(ーー;)」
「私からは何とも言えないよ。悪いけど。」
「私って、あとどの位したら普通に乗れるようになるんだろ？（妹は）どのくらい掛かった？」
「本当に乗るようになったのは、下の子が生まれてからかなぁ？パパが入院した時。」
「私、まだ窓開けて振り向かないと駐車できないんだけど。」
「最初はそうだったよ。」
「何か虚しいんだよね。」
「何が？」
「どこに行ってもひとりなの。kekeも離れて行って気がついたら誰もいないの。」
「私は地域の付き合いがあるからねぇ・・苦楽を共にした。。。」
「ひとりぼっちだよ。」
「でも、本当に悩みがあったら、そう言う風には思わないんじゃない？」
「そうかな。」
「それだけ余裕ができたんだよ。」


日曜にレンタカーを予約した。

オリックスレンタカーはポイントが1,000ポイントたまると、プラチナメンバーというのになれて、そこから翌年いっぱいは免責保障の1,050円が無料になる。
その上前の日の夜から追加料金ナシで借りられる。
（もっとも100円パーキングには置いておかなければならないが）
ついでにANAやJALのマイレージも貯めることができる。（プラチナメンバーだとマイルが倍ためられる。）
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今からでも週１のペースで借りていくと今年中にたまる。

２年ぐらいは、練習もいいか。
なぜ２年かと言うと、そこまでは元夫からの養育費が振り込まれるからである。
自分の給料だけでは出せない。

情けない。
いい年になって、子供も巣立つまではいかなくても大きくなったのに、車ひとつ運転する金がないんだから。

「車も運転できないで」だと言えば「離婚しなきゃいい」と思う人もいるらしいが、払えないと言い逃げる夫を制裁する力は法律にはない。相手が公務員や大企業なら強制執行もできるのかもしれないが。
そう言えば今度は「そんな奴と結婚したのが悪い」と言う人達。
今の私はそういう事を平気で言える人より、まだ元夫の方がまだあれでもマシだと思ってる。
人の気持が分からない何にも学んでこれなかった奴は、見方が一方的でもっとたちが悪い。まぁ、こっちは負け犬だから口に出しては言えないけれどさ。


とりあえず、練習してみる。
いつかきっとの湘南の海岸沿いやうみほたるも、ちょっとだけ夢見てみる。

車を買うのは夢としては抱くが、あまり期待していない。
経費が掛かりすぎる。

kekeの免許もあきらめた。
私さえ今でも怖いし、同じ恐怖を味あわせる気がしない。
事故にでも遭われたら後悔するし。

お互い好きに生きればいいかな。