きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

社長が風邪をひいた日

2013-03-09 | 今の会社
今日は「まだ社長こないなぁ」と思いながら見積を打ってたら、ガッチャマンみたいなマスクをして現れた。

あの人はどうも「女ごときにいちいち報告してられっか」みたいなノリがあり、私も何となく尋ねもしなかったが、「コーヒー入れましょうか?」と言うと「要らない」と言い、社長室を除くと「CCレモン」を飲んでいた風なので、いよいよ調子が悪いのだろうと思われる。


そしてそのあとブラッとどこかに行ったと思ったら、保険屋から電話があり「事故のことで」と言うので、何か起こしたのか?と思いながらも携帯だけ教えて知らぬ存ぜぬをしていると、やがて何事も無かった風に帰ってきた。

午後になるといよいよ声がしゃがれ声になってきて、でも言い訳するかのようにトイレに行きながら「ノドがすごい痛いんだ。でもノドだけ。」と言うので、「だいぶ前ですけど、nanuさんとAさんがインフルエンザになった時もノドがすごい痛いと言ってましたよ。」と言うとゲゲッとなって、「それじゃ医者に行った方がいいな。」と言う。

それから秀クンが帰ってきてそこでもマスクをしてるので、「花粉ですか?」と尋ねると、「花粉と風邪と両方だよ!」と言う。そして仕事の話をしているとマスクをしているTUKAさんが現れるけど、TUKAさんは純粋に重症な花粉症である。
3人がマスクをしながら専門用語で仕事の話をしている様子は、まるでロボットが対談をしているようであった。

TUKAさんは珍しくマスクをしている社長を見て「花粉ですか?」と言うと、社長は「そんなバカなもんにオレが掛かるか。」と言い、「すげぇノドが痛くて、sakeクンの話だとnanuとAがノドが痛くて医者に行ったらインフルだったらしい。」と病気自慢を始めた。インフルぐらいのレベルまで行かないと自分の体の具合が悪くなるはずが無いと思っているのだろう。
とは言うが先週辺りから社長がたまにくしゃみをしたり、鼻がグズグズしてるのを私は知っている。(あれはそのバカなもん=花粉症ではなかろうか。)

そしてTUKAさんが出て行くと、秀クンに「今日超調子悪くてカマ掘っちゃった」と一言ぼやいた。そして「これから病院に行ってみる」と帰って行った。

秀クンは社長が帰ったので「今日は早く帰ろう。」と言い、明日の打ち合わせ資料を何部かコピーしていた。
「風邪大丈夫ですか?」と尋ねると「節々が痛いんだよね」と言う。え?インフルじゃないのそれ、と言うと、でも打ち合わせだし休めないよねぇ、と言いながらコピーを振り分けている。

sake「午前中、保険屋から電話がきて何かあったとは思ってましたが、社長がぶつけたんですね。」
秀 「何気に会社であの人が一番ぶつけてるよね。」
sake「(運転上手なのに)何でなんでしょうね。インフルのせいにしてたけど。」

秀クンは「注意散漫なんだよ。」と一言でケリをつけ、私は「でも車だけでよかったですよね」と締めくくった。

「最近帰るのが9時半だよ。朝5時に出て9時半。いったい何時間働いているんだろう。」
秀クンはそう言いながら「今日は先に帰るね」と帰っていった。

私はしばらく1人でしばらく見積を打っていたが、もう出ないはずのネズミだけど1人だと何だか怖くて帰ることにした。
見積は終らせたかったけど、風邪か何かうつりそうだから明日はたぶん行かないだろう。