きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

国敗れて山河あり

2013-03-25 | 母子家庭だから思うこと
いつ頃からだろう?
明菜の昔のアルバムを探している。

あまりに古くてレンタル屋にはなく、近くの図書館も昭和時代のはない。
ネットで調べたら、車で1時間ぐらいの図書館にあることが分かり借りることもできそうだ。
ネットレンタルとかオークションとか、たぶんもっと他に方法がありそうなものだけど、あまりお金を掛けてまで手に入れる気がなかったのと、ただ車を動かしたかっただけなのかもしれない。

桜は日に日に広がって行く。

そう言えばもうじき母の命日。
「母の法事の時に桜が咲いてたっけ」と言うのを思い出し、ブログから引っ張ってみた。
それが「桜咲く母の法事で」である。
これを読んで私は、そう言えばそうだったそうだったと現実に引き戻された。

記憶とは時間が経つにつれ、美しい記憶だけを残していくものだったのか・・。
もちろん尊敬している部分、今だから「すげー」って思っているのは事実なんだけど。

そんなことも思い出しつつ、今こうして根っこを張ってしっかり生きていけるのも両親のおかげだと感謝していこう。

一時期は男に裏切られたとか母子家庭で卑屈になっていて、子供だけはちゃんと育ててアイツらを見返してやろうと思っていたけど、今になったら見返すって何だったんだろう。
ほかに持っているものはたくさんあるのに。
枠や物で心を満たす必要はなかったのだ。


夢破れて山河あり。(※)
明菜の歌を聴くと、あの頃の風が一瞬入ってきたような気がした。


※正確には「国敗れて山河あり」だそうで、タイトルはそちらにしました。