きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

あれから これから

2013-06-11 | 息子keke
「明日もバイトがあるのかね?」とkekeに尋ねると「バイトを辞めることにした」と言う。

えっ!どうして?!と尋ねると、秋から職業訓練校に通いたいから、入れなかったらの場合は考えてないけど、と言う。

エッ!!


「えっ!だってまだ秋だろ?それまで続けてても良いのでは?」←あぁこれが私の悪いクセなんだよね。
と尋ねると、「最初から1年間のつもりでお店にも話してあったから。」と言う。

そしてkekeはウフフフ・・と笑う。

いったいどうしたんだいお前は、と尋ねると、「今まで知らなかったけど有休が残っていた」と言う。
いつのまにか15日もたまってて使っていいんだって、と言う。

「だから休んでてもお金が入るんだ。」と言ってまたウフフフと笑う。

一日いくらだとしてこれから15日でしょ。だからいくら自動的に入ってくるんだ、と言ってまたウフフフと笑う。

ウフフフ。。。

ばっかも~ん。
「またしばらくグータラグータラの日々に戻るんじゃないだろうね。」←またまたこれも私の悪いクセ。
と言うと、生活ペースは今までのままをキープしたい、とkekeは言う。

それじゃその間はまた去年のように夕飯を用意しておいてくれるとうれしいんだけどなぁと言うと、まんざらでも無い様子。

「そうだ、その間一人旅でもするのはどうかね?」←あぁまたこれも私の悪いクセなんだろう。
と言うと、「そのまま旅先で死ぬのもイイかもしれない」等と言う。


私は23歳の頃を思い出した。
今のkekeより一つ年上の頃だ。

私は最初の結婚で(自分が選んだ相手だったはずなのだが)幻滅してしまって、わずか数ヶ月で実家に舞い戻っていったのだった。
その頃の自分と、1人暮らしを数ヶ月で戻ってきたkekeを重ね合わせた。

それから私も25年間、ずっと「愛する」と言う意味を求めて旅を続けてきたような気がする。

離婚をして、他の人と恋をして再婚をして、kekeが生まれて・・・・

結婚に失敗して人を恨んだ時期もあった。
「男なんか信用するもんか」と思った時期もあったっけ。

でも私はやっぱり「愛する」と言うことを考えなかったり求めなかった日はなかったんだ。
なぜなら、小さい頃から夢はお嫁さんになることだったから。

だから人一倍真剣に、人一倍頑張りすぎたのではなかろうか。
それがいろんな所で吹き溜まったのだろう。

でも最近、求めて求めてやまなかったものの形が少しづつ見えてきたような気がする。
「誰も必要ない、一人で生きるわ」と思った時代もここに至る経緯として大切だった。。。


kekeもテーマが違うだけで、これからしばらく10年も20年も探し続けていくのだろう。
私と同じように人一倍真剣に、人一倍頑張って。。。

そして私が元気なうちは、迷ってもつまづいても大丈夫。
戻れる場所があるから、今はどんどん思いのままチャレンジできる時期なんだ。

そうやって私も両親からずっと許され見守られてきたのだと気がついた。