きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

親の役割

2013-06-13 | 息子keke
昨日も今日も家に帰ると、皿もフライパンもきれいに洗われていて、今すぐにでも料理に取り掛かれる状態だ。

マスクをしたkekeが現れ、自分の部屋を片付けているという。
部屋の外には不要なものが毎日少しづつ積み上げられている。

小学校の時着ていた服から、高校時代の制服やカバン。
野球のバッド、バドミントンのラケット。

ボードゲームかぁ・・。

私の実家にはいろんなボードゲームがあったのだが、家を建て替えるときにみんな処分してしまったのだ。
そのあとkekeが大きくなってから「あれ、とっておけばよかったなぁ」と何回も思ったので、トーマスのドンジャラはタンスの上に乗せておこう。。。

孫ができるなんてそんなたいそうな夢、とても持てないけれど、心の片隅にだけそんな夢ももっていたい。。。
野球のバッドだって、買えばそれなりの値段はしたんじゃなかったっけ?
そう思うと、ついつい捨てるのもしのばれる。


本当にこれから無事に学校に行って就職までできるのかなぁ。。。
そんな不安が私を襲う。

でも昔のように「何が何でも行かせなくては!」とか「絶対にそうなるように!」とか、そんな風には思わないのだ。そうならなかった時の絶望の闇の深さが恐ろしく、それを想像するだけでとてもじゃないがエネルギーが枯渇していく。

かと言って「どうせkekeなんて何をやってもダメでしょ」と諦めるのも本人に対してしのびなく、私は心の片隅で「もしもkekeが学校に行って好きな仕事がみつかったら、どんなにうれしいだろう。」と軽く想像するにとどめた。
想像すると(騙し騙しかもしれないが)楽しくなってくる。そんな日がきたらどんな気持だろう、なんて。

その先にも、またその先にもいろんなつまづく種があると予想される。
そのたびに深刻に心配してたら、もう自分の身がもたない。眠れなくなって体を壊しかねない。
無責任と呼ばれても手離そう。
私にできることがあるとしたら、一緒に不安にならないことかもしれない。


鳥だって、すぐに羽ばたいて飛べるヒナと、そうでないヒナがいるはず。
みんながみんな22歳で立派な社会人になるとは限らない。

私は今までどうにかムリにでも空へ飛ばそうとしていたのだろう。
それが自分の役割だと信じて疑わなかったのだ。

でも、きっと時間が来れば羽根を広げて飛べる日が来る。
むしろ、その日を信じることが自分の役割ではなかろうか。


※あんなに台所がきれいなのに、疲れたので何もせず惣菜を買ってきてしまった。
 でもkekeは特になんとも(せっかくきれいにしたのに、とか)思ってないようだ。