きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ウソつき

2014-01-04 | 女だから思ったこと
「人狼ゲーム」にはまっている私は、誰かに会うたびに「人狼ゲームをご存知ですか?」と尋ねている。今日は年配のWさんに尋ねてみた。

「それはですね、善良な村人の中に「人狼」と言う悪い奴が紛れているんです。その悪い奴が誰だかみんな推理して当てるゲームなんですよ。」と言うと、「私、最近忘れっぽくて覚えられるかしら。」と言うので、「私も最近記憶力が弱くなりましたが、やっていくうちにできるようになります。6人ぐらいまでなら大丈夫だと思いますよ。」と言うと、息子にも頭の体操をするように言われているから、やってみたいわ、と言う話であった。

「それはなかなか頭を使うんですよ。その悪い奴は自分が当てられないように必死にウソをつくわけです。誰がホントで誰がウソなのかも分からないんです。(その中で自分の仲間を推理して、結集して敵のウソを暴くような感じ)」

するとWさんは「ウソ?!」とその2文字だけをピックアップして、「男って誰でもウソをつくのかしら?」と言う。

ハ?
この話題の飛躍の仕方に戸惑いながらも「男のウソですか?」と答えると、「sakeさん、男って誰でもウソをつくのかしら?」とWさんは繰り返し、「私が付き合ってた人って小さなウソを次々つく人だったの」と言う。

「どんなウソですか?」
「フェイスブックで女性の知り合いがいるでしょ、普通に正直に言えばいいのに断われず仕方なく登録したようなことを言うのよ。」
「はぁ。」
「それから元亭主も、こっちではああ、あっちではこう、都合よくペラペラとウソをついてて感心しました。」
「それは私が仲良くしているAさんと言う人もそうなんですけどね、物事を丸く納めたい時は、あっちとこっちで違う事を言っていることもありますね。それは浮気とか裏切りとはまた別に、相手を傷つけたくないための優しいウソじゃないでしょうかねぇ。」
「男って誰でもああなんですか?!」
「えっ・・・いや・・男は誰でも100%ではないと思いますが、その彼氏さんのような『ウソ得意グループ』みたいなのはあるのかもしれませんねぇ。」
「女もウソばかりつきます?!」
「女は(人にもよりますが)男のようにはつかないでしょうかねぇ。ほら、生物学的にも男は遺伝子をとにかくばらまきたいと言いますか広く浅くで、女は優秀な遺伝子を1個受け止めればいいと言うか、もともと相手にやましい所はないですからねぇ。」

そして私は
「私も昔最初に結婚していた時に違う人が好きになって、心はもうそっちだけだったのですが、形的にはフタマタになってしまっていて・・・あの時は歯ぎしりと金縛りがハンパなかったです。後にも先にもあの時だけだったんです、あんなの。あれは間違いなくストレスだったと思いますよ。」
と言い、
「だから元夫が不倫して出て行った時も、(そりゃ悲しく悔しかったですが、)その反面『奴も相当苦しいだろうな』と分かってたんですよ。だからあんな(われ先逃げる)行動になったんです。ウソをつくのはそれだけで相当なストレスになりますよ。」

だから私はそれ以来まっさらに正直に生きることにしたんです、と言おうとすると、Wさんは「そうですよね」と言い、「私、そのゲーム、やりません。」と言う。

ハ?

「私そのゲームはやらないわ。ウソは良くないから。」
Wさん違いますよ、そっちはただのゲーム=お遊びですから、その男どものウソつきと違って、相手を深く裏切るようなものではありませんから、と言っても、ウソは止めますと言う。

Aさんももしかしたら私の知らないところで、ウソばかりついているのだろうか。
でも経験上、過去に私を泣かせた男はその後ろくでもない運命(失業とか離縁)になっているので、人を騙せばその後に泣く目に遭うのはそっちだろう。

そんなことを思いながら、Wさんをお別れをした。

人狼ゲーム

2014-01-04 | 日記
妹と姪っ子に「面白いゲームがある、きっとお姉ちゃんは好きだと思うよ」と紹介された。それは携帯アプリで「人狼ゲーム」と言う。

それは4人で遊ぶゲームで、カードが配られてそこに自分の役割(キャラクター)が書いてある。その中の1人或いは2人が「人狼」と言う悪役で、そうでない人は誰がその悪い奴か推理しなくてはならない。
その他に「占い師」と言う、誰かのカード(キャラクター)を見れる人と、「怪人」と言う誰かのカードと取り替えられる人がいる。
そして、遊び人数は4人なのに、実際のカードは6枚あるので、使われてないカードもあるわけで、必ずしも占い師と怪人がこの4人の中にいるとは限らないのだ。「人狼」と「村人」(何でもないただのいい人)は2枚カードが入ってるし、途中で怪人が誰かのカードを取り替えてしまうし、平気でみんながウソをつくので、誰が悪い人なのかなかなか分からない。

kekeは「そのゲームは人間不信になるのでやらない方がいい」と何度も言うが、姪のミーが今日中に冬休みの宿題を片付けなければならず、その間だけでも入ってほしいと言うので、kekeもつきあってくれた。
5~6回やってみたのだが嘘をつく要領がイマイチ分からず、私は正直者のままなすがままでルールを理解するだけで終わってしまった。ゲームの醍醐味がイマイチ味わえず非常に残念である。
本当はもっとやりたかったのだが、姪っ子達はまだ宿題をやっておらず、ミーは次の日から終日部活なので、夜の間に宿題をやり終えなければならなかったのだ。かえすがえすも残念である。
このゲームはそれで終わらせてはならない。
自分は嘘をついて、誰かをおとしめることで快感を味わうゲームである。それがないまま終わってしまい、非常に消化不良のまま朝を迎える。

kekeに「お前はどこでそれを覚えたのだ?」と尋ねると、ネットゲームでやった、と言う。
ひどい目にあった、自分は人狼(悪者)ではないのに、吊るし上げられた、もう誰も信じられなくなった、と言う。
kekeは10人ぐらいでやったと言う。なるほど、それはそれは面白そうで想像するだけでワクワクするが、もはや私の脳みそは10人までの役割を覚え切るのは無理だろう。4人5人6人ぐらいまでかな。それともやっていけば、覚えられるようになるのかしら。

妹が「お姉ちゃんが好きそうなゲーム」とは、妹はよく分かっていると言うか、姉の性格の悪さを知っているのか、推理と理論で人をギャフンと言わせるのが心底好きなのをよく覚えていると言うか、もっと若くてヒマだったら、とことん突き詰めてやっただろうに。

昔小さい頃、祖母が一緒にトランプをしてくれて、私は祖母を打ち負かせていつも喜んでいたけれど、気がつくと今自分も、あの状態に間違いなく近づいている。
もう10人は無理だろうな、残念だ。