きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

カラオケ新年会

2014-01-12 | 今の会社
久しぶりに新年会の二次会にも行ってみようかなと思う。
OROと看板屋さんが歩いていて一緒について行くと、看板屋さんは二次会は初めてなんですよ、と言う。

スナックに着くと、お店も開いたばかりでママさんしかおらず、いきなりフロアいっぱいに客が入ったものだから、てんてこ舞いになったようで、nanuさんも次々とお酒を作ってみんなに配り、最近取引してる若いDさんがおしぼりを配っていた。

カンパイも終わると社長がのっけから私の知らない古い曲を歌う。看板屋さんは「社長さんは歌が好きなんですね」と言うので、私と秀クンは「社長が歌った後たまにシバリが入るのよね。」「この前は死んだ人シバリになったよね」と話をすると、OROがマジで?とつっこむ。
社長の歌が終わると、同世代のKさんがウケを狙って「かもめが飛んだ日」を無理矢理合わないキーで歌い、この後歌が入らずドッチラケになってはまずいと思ったのだろう、nanuさんはお前もとにかく次何か入れろと言ってきて、OROが「大塚愛」と言うので、さくらんぼを入れて曲がかかると、お店と会費の交渉をしていたAさんがマイクを取って「それでは今から会費を集めます」と回る。ドタバタ慌しい中それでももう1回と雰囲気は壊さないまま、次へ送る。

その頃、酒乱のライ田さん(仮名)がやってきたので、次の曲を埋めるため、こう言う時だけは「何か歌ってくださいオネガイオネガイ」と頼むと、sakeさんのためにチェッカーズのシェリーを歌います、と言う。

そして「歌を汚すな」とヤジの飛ぶ中、ライ田さんが歌っているとAさんがやってきて「Y山さんとデュエットを歌ってあげて」と言う。Y山さんとは無口でおとなしい、どこかの行きつけ酒場で1人淋しくお酒を飲んでいるイメージの人で、このうるさい状況にたった一人浮いたままうろたえているのでAさんがこっそり話してみると「デュエットを歌いたい」とポツリ言ったそうである。

私は席をはずし(ライ田さん聴けなくてすみませんでした)Y山さんに「歌は何がいいですか?」「居酒屋だったら歌えますか?」等いろいろ訊くけど、Y山さんはなかなかはっきりせず、課長と年齢を考えて「居酒屋だったら歌えるでしょう」と入れてみると、ビックリするほど歌が上手で歌い慣れていた。

そして前にいるZENさんに「何か歌いますか?」と言うと、何とかかんとか分からない言葉を言ってるので「よく聞えません」と訊き直すと「らぁあ!」と言うので曲名に「ら」をいれ、次に「ばぁ!」と言うので「ば」を入れ、「う!」と言うので「う」にして、「る!」と言うので、何を言ってんだこの人はと思ったら、「ラバウル小唄」と言う曲名がヒットした。

そして先ほどから周りに気遣ってばかりのDさんに「どうでしょう歌は」と言うと、「アンパンマン体操を歌います」と言うので、また曲名に「あ」と入れようとすると「冗談ですよ」と言い、それからDさんは悩みに悩みに相当悩みぬいているので、私も可哀想に思うが年齢的に30代半ば♂の人が何がお得意なのか分からないので、助ける事もできないままだったところ、秀クンがその時ゆずを歌っているので、「コブクロはどうですか?」と言うと、歌えると言うので、「nanuさんが得意なので一緒に歌えば大丈夫です」とデンモクを渡す。

ZENさんは歌いながら日本バンザイとか1人2役で歌と合いの手を繰り返し、いつもこの人の選曲の引き出しはよく分からない。そして自分の曲が終わり、Dさんのコブクロの歌になっても、「ホッポウ領土を返せ」と万歳を繰り返す。(Dさん隣で騒がしくてすみませんでした、nanuさんも歌を手伝ってあげてなかったようですみません。)

しかしだんだんと他のテーブルからも曲が入り、私も安堵していると、また目の前にいるZENさんがデンモクをもってこいとホステスさんに目配せして、ホステスさんが持ってくると「ラバウル小唄」を入れろと言う。
「ZENさん、それさっき入れましたよ」と言っても覚えておらず、「ほんとです、今さっき歌いましたってば」と言っても信用してもらえず、隣にいるI田さんから説明してもらい、他の曲にしてもらう。(月月火水木金金)

最後に酔っ払ったライ田さんが、社員の監視の目をくぐりぬけ社長に絡みかかった姿を見た時はギョッとしたが、社長も怒らず握手を交わし、他の人が慌ててライ田さんをかくまった模様。

そんなこんなで二次会は閉会する。