きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

保温どんぶり弁当箱を見る

2015-01-19 | 日記
次の週末、お出かけすることになったので楽しみ。
そうだ、お弁当を作って持っていくのもいいかも!(^o^)丿
(と今は思う。この気持は週末まで続くかどうかは自信ないけど。)

でもこの「お弁当作ってみようかな」と言う気持で今日一日楽しんでみようと思い、彼がこよなく愛するドン・キホーテで今日はスープ弁当箱を見てみることにした。

スープ弁当箱と言えば、この記事である。私はスープ弁当箱を2年半前に買ったのである。それも更にリンクを遡ると分かるのだが1年近くほしいほしいと言いながら、子供が昔使ってた水筒に「鍋の残り」を入れたりしているのである。
そしてこの時も「無駄になるかも。。」と思いながら、ちょっと清水気分(清水から飛び降りるの略)でドン・キホーテで安くなったスープ弁当箱を買ったのだった。

そして買って大成功でしたね。(^o^)エヘン。
ほぼ毎日スープ弁当箱を持って行っている。ある時は味噌汁、ある時は鍋の残り、そしてまたある時はおでん。そしてそれがあることで、タッパーはご飯だけ、冷凍したパンだけであっても、何となくわびしくない。

最近課長もスープ弁当箱に味噌汁を入れて持ってきている。それを見るたびに自分の目の付け所の良さ・速さに自画自賛。私はそれを2年半前から購入し、しかもその1年前から「買いたい!」「ほしい!」と思っていてさんざ悩んだ挙句、買ってこうして毎日使っているからである。
そして、やっぱり弁当が温かいと、ほっくりした気持になれるのだった。

だから今日はドン・キホーテに来てみた。
その前に噂の靴売り場にも行ってみた。「何百円の靴」と聞いた時、「子供の上履きと間違えてるのでは?」と耳を疑ったが、本当に1,000円もしない靴があるようだ。

ちらっと見たところ「ポロ」と言うブランドの靴があった。5,000~6,000円で買えるものだと思う。大切な足の裏があたる部分をチェックすると結構イイかもしれない。他の靴もこうして足の裏チェックをすると適度にいいかも、と言う物も幾つかある。私の好きな「パンジー」(メーカー名)の靴も3,000円であった。(でもデザインはださいタイプだった。)今は用が無いので試着まではしなかった。

そして保温弁当箱を見る。
これまたいろんな種類が増えているので驚いた。最近どんぶり用保温弁当なるものがあり、これはそそられる。どんぶりのご飯を入れるスペースと上に乗せる具を入れるスペースが分かれていて(セパレーツ式牛丼弁当のような感じ)それが両方とも保温になるのである。
(これは詰めやすくていいな)と私は思う。よくある保温弁当箱、昔ながらの大きな筒状のはごついし、その後出てきたご飯の横に二つパックかさねのタイプは使ってみて分かったが、おかずが深くて小さくて2つに分かれているので入れにくい。

(このどんぶり型は使えるわ・・)思いながら見てみると、中蓋にスプーンも折り曲げて入ってある。
(へぇ~)と思って取り出そうとすると、スプーンが落ちてしまい、カランカランカラン・・・後ろの商品棚の底にもぐって入ってしまったのだ。

ゲゲゲ・・・手で出そうと思っても腕が入らない狭さで、指が届かないほど奥に入り込んでしまった。
自分が何か余計なことをするたびに、余計なトラブルに巻き込まれる事があるのは薄々気づいている。だからできるだけ余計なことはしないように努めているが、まさか弁当箱の見本品を開けて、そこに入ってるスプーンが転がり落ちて、後ろの陳列棚の奥に入り込んでしまうとは誰が予想できただろう。

(でも手が入らないんだから、もうしょうがないよね。。)と思い、私はそのどんぶり弁当箱のふたをキュキュと閉め、あたかも何もなかったかのように振舞い、別の弁当箱を見ていた。

だが、その時場内放送が入る。
何でも万引き犯が現れたようで「店員の皆さん、何番ゲートに集合ください」みたいなアナウンスである。

恐るべきドンキホーテ!
と言うか、あのどんぶり弁当箱のスプーン。
(誰が万引きしたんだろう)ということになって、隠しカメラなるもので後日確認したら私の姿が映っているのではなかろうか。そして万引き犯と誤解されるかも。

その前に正直に事情を話し、店員さんに相談してみようと思うが、この店、店員ぽい人がまったくうろうろしていない。グルグル探したが、やはり居ない。(だから万引き犯も現れるのか?)
グルグル探しているうちに洗濯コーナーがあり、細い長い棒が見つかったので、これで自力で棚の奥に入ったスプーンを取り出すことにした。床に這いつくばって、細い棚の下のを覗きこみ、必死にかき出して取り出した。(これも後で店の再現VTRになるかと思うと恥ずかしいが、万引き犯と思われるより数倍マシ。)

そんなこんなで、結局この保温どんぶり弁当箱、買わなかった。
昨日あんなに高い靴を買ったので、購買意欲がわかない。
これは真っ当な証拠だ。
身近に高い車や有名らしいブランド服をバンバン買う人がいるので、歯止めがきかなくなるって怖いなと心から思う。私も自制しないとああなるかも。

私が想像するに、政治家のセンセも、富裕層の側に居る人達は「それが当然」と言う考え方なのだと思う。自分はエライからこうなって当たり前と言う驕りである。
だから幾ら選挙をしても、たぶん根本的なものは変わらない。上の人間が下の人間を搾取して当然と言うこの現実、多くの若者が夢も希望も持たない現実。景気対策も雇用政策もみんな付け焼刃である現実。物欲が全て飲み込んでその上を行く。

ドン・キホーテではそれから他のものもいろいろ見た。
本当に何でもあるわ、と思った。今ではチョコレートを溶かすだけの道具(チーズフォンデュみたいなの)まである。鍋を保温調理(放ったまま熱を入れる)するだけ用の器具まで売っている。
何から何まであって、その分、心はどんどん荒んでいく。

ちなみに私がいつかほしいと思ったのは、1,400円の小さなホーロー鍋。
いつか柑橘類のジャムを作りたいのである。そのホーロー鍋は蓋がついていて、冷蔵庫にそのまま蓋をして保存することもできるらしい。前から保存用のホーロー容器もほしいなと思っていたから。

これも1年ぐらい悩んで、そのうち買おうと今は思う。