きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

自分のイヤなとこ

2015-01-24 | 今の会社
nanuさんが会社に来ると、「マスクしてないのか?」と言うので、「一晩、換気扇も空気清浄機も回してるから大丈夫かと思って。」と言って、「あっ、私にインフルが潜伏してる可能性があるから、マスクしてた方がいいってことですか?」と言うと、そうだと言う。
だから昨日も一日中マスクをすることにした。

「それでは銀行に行って来ます」と言い、忘れ物を思い出して戻ると、nanuさんは事務所の窓を全部開けているところである。「(寒がりの)sakeさんが居ないうちに換気をしようと思って。」等と言う。

赤ちゃんにうつすのが心配なのは分かるが、そこまで考える人だとは思わなかった。
ちなみにkekeが受験だった年には、nanuさんも秀クンもゲホゲホしながら40度の熱でも平気で私の周りを歩いていたのである。

自分でもイヤな性格だなぁと思うけど、私はそういうことを結構いつまでも覚えているところがある。忘れようとしてもあの頃言えずに腹にためていた記憶が何かの拍子に表面化する。そしてこう言う時に「ちっなんだよ、自分の時は。」なんて思い出してしまうのである。

そしてnanuさんは「赤ちゃんの保育園の選考が落ちた。」と言った。
私も余計なことを言わなければ良かったのだが、「なんで落ちてしまったんでしょうね。」等と合いの手を入れてしまった。すると「優先順位があるんだ。」と言い、共働きとか両親が面倒みれないとか、いろんな項目があって、それらを全部クリアしても、さらに母子家庭みたいなのが優先されるんだな、と言う。

私もかつて母子家庭なので(今は子供が自立してないだけ)、そう言う言い方をされると、ついカチンときてしまう。(そりゃ当たり前でしょ。アンタらみたいに養ってもらえるのに仕事したいのと、生活のために必死に働くのとは違うでしょ。)と思ってしまい、ついそう言ってしまった。

ここも我ながらイヤな性格だなと思うのだが、心のどこかに「子供を産んだんなら、小さいうちは子育てに専念せいや。」と言う気持がどこかにあるんだな。母子家庭とか、旦那ひとりの給料だけではどうにもならないと言う人が、泣く泣く子供を預けて働くって言うのは心にジ~ンと来るものがある。

しかし、片や旦那がそれなりに稼いでやろうと思えばやっていけるのに、「一生続けたい好きな仕事があるから。」みたいなことを言われるときれいごとに聞こえて、ハァそうですか、って言う気持になってしまう。(イヤな女だよね。)

まぁオフレコだけどさ。
このご時勢でこんなこと、大きな声で言ったら、あっちこちから非難の矢が刺さってしまう。
昭和人間の、母子家庭をずっと続けてきた人間のオフレコさ。

でもね、私は思うんだよ。
夫婦できっちりフルで働いて、子供に出来合いのお惣菜食べさせるより、旦那に働いてもらって、家で手作りで作った方がよっぽど添加物の心配もないし、その方が母親として、主婦として、大事なことじゃないのかな、って。

Aさんに言うと、「それは人それぞれだよ。好きな仕事を追いかけて自分もモチベーションを上げる人だってそりゃいるでしょう。」って言う。何も言わないけれど、それならそう言う人はどうして結婚したり子供を産んだりするの?一生追いかけたい仕事だけじゃやっぱり満たされないんでしょ?そんなに好きな仕事があったって、それ以上に結婚して子供を産みたかったんでしょ、って意地悪く思ってしまうところがある。

こういう所が自分のイヤなところである。
要するに徹底的なのだ。
自分も頑張りすぎちゃうし、他人にも許せないところがあるんだ。

主婦になりたくてもなれなかった人間のイヤミだと思う。
私はなれるものなら、ずっと主婦で毎日ご飯とか作って、本当は暮らしたかったんだな。


Cook Doの「豚バラ白菜」。
また調味料をケチって、少し取り置きしたので、味がその分薄くなった。それでもおいしいけど。取り置きしたのは後でスープの味付けに加えてみようかと。


※でもnanuさんは結婚して子供が生まれてから、私にも前より優しくなったと思う。そう言っても何も言わなかったから。