今日は予定が無いから、ダラダラ過ごしちゃった。
朝は8時半までウダウダ布団にくるまり、北野幸伯さんの「米中派遣戦争の行方」を読む。
北野さん曰く、今、アメリカと中国は戦争状態なのだそうである。日本はアメリカに守ってもらいながら、最近は中国に色目を使っているようでアメリカを内心怒らせているのではないかと言う。
日本は民主党政権の時に、尖閣諸島を国有化した。これは中国を怒らせ、中国は武力で尖閣諸島を取ろうとかなり本気だったのだが、その時アメリカの大臣達が「尖閣諸島は日米安保条約の範囲内」と公言したことで、中国は攻撃しなかった・・ということが書かれていた。
中国はこれを許せず、韓国やロシアに声を掛け「反日で同盟を作ろう(そのうちアメリカも誘おうとまでした)」と呼びかけたそうである。(当時北野さんはロシアにいて、この状況をよく知っていた。)
第2次安倍政権が成立し、安倍さんは真っ先に靖国を参拝するが世界中から叩かれてしまう。(中国や韓国による靖国や日本に対するプロパガンダ(悪口)が世界のあちこちにばらまかれていた)
しかし安倍さんはここから外交関係を取り戻していく。アメリカに対抗するかのように生まれた中国主導のAIIBという銀行。アメリカの苦々しい思いをよそに、色んな国々がこの銀行に加入してしまう。しかし日本だけはそこに加入せずアメリカと同調するのだった。。(それまで冷淡だったオバマ大統領もここから日本へ見る目が変り、やがてオバマ大統領の広島訪問とまでなる。)
その他、プーチンとも距離を近づけ、韓国も一時的ではあるが「慰安婦合意」を取り付ける。気配りしながら少しづつ他の国と距離を縮めていくのである。
しかし、最近は安倍外交に黄色信号が点ったのではないかと、北野さんは語る。中国とアメリカの関係が最悪になる中、何故か日本は中国にニコニコしているのである。中でも今年これから習近平さんを国賓として日本に招く・・という計画がある。これはアメリカを怒らせるのではないか?と北野さんは心配する。
事実、最近中国との関係が和やかになるにつれ、トランプさんは怒り出しているのではないかと言うのである。「アメリカは本気で中国と水面下で戦ってますから、それはまずいですよ!」と本で語っているのである。。。。
この方の本は、とても分かりやすく書いてあるので、お勧めです。(^_^;)
あとは夕方ちょっとスーパーに買い物に行って、ちょっと作って1日が終わってしまった。