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昨日は池上彰さんの番組を見た

2020-02-03 | 巷の話題

昨日は夜、池上彰さんの番組を見た。

池上さんの番組で「反日種族主義」という本の話をするというので、ちょっと興味を持ったのである。私が夜にわざわざTVをつけるのは最近では珍しいことなのだ。

「反日種族主義」とは韓国人の李 栄薫さんという先生が書かれた本なのだ。皆さんもご存知のように韓国は「悪い日本人から国を取り戻した」という教育がなされていて、日本を嫌っている。そこにメスを入れたのが李 栄薫さんなのだ。

私も実際にまだこの本を読んでいないので、ちょっとオーバーな表現になってしまったり間違っている箇所があるかもしれないが、こういう感じだと思う。
「韓国の皆さん、実は皆さんは日本のことを誤解しています。日本人は韓国に対してこういうことをしてくれたり、ああいうことをしてくれたんですよ。実はこの国の教育が間違っていて、私達は誤解をしてしまっているんです。」

↑こんなイメージの本なのだと思われる。この本が(今の文政権に対する不満も重なり?)なんと、ベストセラーにまでなったのだ。そしてそれを受け、日本でも同じ本がベストセラーとなった。(amazonでも大きな反響を呼んでいるようである)

その本について池上さんの番組でやるという噂だったので、私はそれを見ることにしたのだ。と言っても台所に立ったり、他のことをしながらチラチラと見た感じなのだけど。
前半は韓国と日本が今までどういういきさつでこうなったか・・ということに時間が割かれ、本の話になったのは、後半を過ぎてから。実際に本の作者の李 栄薫さんと池上さんが会って話をする。

韓国の教科書に出てくる「徴用工の写真」(上半身裸でやせ細ってこき使われているような写真)を見せ、「これは本当は日本人の写真です。」と李さんは古い日本の新聞の切り抜きを出す。そこにはまったく同じ写真が(北海道の炭鉱?)として載っているのである。(やせ細っていかにも虐げられている写真なので、日本人から酷く扱われた写真として教科書に載せてしまったらしい。)

街を歩くと、駅の前に徴用工の銅像(やせ細ってあばら骨も浮いている銅像)がドデンと立っている。
李さんはこれを見て、「これを見ると当時の韓国人が皆痩せているように思いますよね」と言い、「でも本当はこっちが当時の韓国人(兵士)の写真です」と李さんが見せる写真には、ニッコリ笑顔で写っている韓国人兵士達が映っている。(誰もそんなに痩せておらず元気はつらつな様子)
池上さんと一緒に参加している女子アナは「・・・こんなことまでして恥ずかしくないんですか・・」と銅像を見ながら絶句してしまう。

私もチラチラ見ていただけだが、このような放映をTVでやるとは、何だか意外な気がした。(フジテレビ)そういう韓国の学者さんが出てくるのも意外だったし、それがTVで放映されるのも意外だった。ブログに書くつもりはなかったから、ちゃんとかしこまって見て無かったけれど、書くんだったらちゃんともっとしっかり見ておけば良かった・・・。