きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

紙ごみだらけのカバー

2010-02-14 | 息子keke
朝からカレーを煮ておいて、あとはルーを入れるだけだった。

米をといでいるとkekeはフンフンお湯を沸かしに来て、「小腹がすいたからインスタントの味噌汁を飲む」と言う。
(最近、kekeはインスタントの味噌汁にはまっていた。)

しばらくすると、ギャアと声がするので、ゴキブリでも出たのか?と思いきや、kekeが味噌汁をコタツ布団にこぼしていたのだった。
私もギャァとかモ~とかタオルタオルとか言いながら、一緒に拭いた。
kekeはこれは一つ50円の豚汁の方だったと後悔しきりであった。

汚れたタオル達はどうするんだ?と言うので、洗濯機に投げてくれと私は言った。
コタツ布団も洗いたいと言うので、それもカバーだけはずして洗濯機に入れればいいだろうと私は言う。

そして米のスイッチを入れると、コタツ布団他の入った洗濯機に洗剤をサラサラふりかけ、スイッチを入れた。

kekeはまだ小腹がすいたから、昨日の鍋の残りが食べたいと言うので、温めて食べてもらった。
そうこうしているうちに米も炊けて、カレーを食べた。

そして、さっきの洗濯機のブザーが鳴るので、それでは干そうかと洗濯機の蓋を開けた。
今度は私がギャアと言った。

何故ならハンパなく細かな紙切れが、コタツ布団カバーにくっついているのである。
よくズボンのポケットにティッシュなどが入っていて、一緒に洗ってしまうとこのような事態になるが、それにしても状況がただ事ではなかった。

私は洗濯機の底に手を伸ばすと、まとまった紙切れの固まりがザバーッと出てきた。
新聞紙を丸々洗濯機に投げ入れたような分量である。

「keke~~~~~!!!!どうして新聞紙が洗濯機に入ってるのよ!」
kekeは自分じゃない違うと言うのだが、「さっきのコタツ布団カバーと一緒に新聞が入ったんだよ。そうとしか思えない。」と私は思う。

そしてもう~と言いながら、コタツ布団カバーをベランダでパンパンはたくが、信じられないぐらいに紙切れは落ちるのに、コタツ布団から紙くずはなくならない。
掃除機で吸い取ることも考えたが、まだ濡れている。
とりあえず、乾かすことにした。

とりあえず、玄関も箒で掃き、部屋も掃除機で紙くずを吸い取った。
しかし、根本的にコタツ布団カバーについた紙くずは取れてはいないので、また明日同じ作業が発生するであろう。
洗濯機の中のドラムも紙だらけなので、掃除機に吸ってみた。

もう~もう~と言いながら、髪の毛にまで紙くずがついてるよ、と私は言う。
kekeはそれでも絶対自分ではないと言い張るので、それじゃ何が洗濯機に入ったか調べてみることにした。
生ゴミ袋から、さっきの洗濯機の底に沈んでいた紙の固まりを取り出して内容を確かめると・・・・何か見覚えのあるイラストが。。。。。

それは私の車の教習本であった。orz
風呂上りに、洗濯機の上の棚に丸めておいたのが、いつしか落ちて洗濯機に入ったようである。

「ほらね」とkekeは言う。
「こうなってみると、布団カバー以上に教習本が痛い。もう車の運転を確かめることができないよ。」と私は言う。

運転ルールもこれで、さっぱり分からなくなってしまった。

干しているコタツ布団カバーもまだごみだらけだ。
明日は晴れると予報は言うが、心はグレーである。


いっしょに居れること。

2010-02-12 | 息子keke
とうとう自分もオバサンになってしまったなぁ、と思う瞬間がある。

例えば「いまどきの若い人は」と言う単語が出てきてしまう。
わざと出している風でもある。そう話すと同世代同士なら話がはずむからである。


妹に言ってみた。
「いまどきの若い人は、赤ちゃんが生まれてもすぐに預けて仕事を始めるのかねぇ。 育児休暇がなかったうちらとは価値観が違うよね。」

妹曰く、「今は当たり前だよ、専業主婦なんて希少価値だよ」と言う。

「そんなに皆が皆、共稼ぎしなきゃならないほど、ダンナの給料では生活できないのかねぇ。」と言うと、妹は「そうとは限らないよ、中には社会に取り残されたくないからって言う人もいるよ。」
「なんじゃ?その社会に取り残されるって言うのは?」
「主婦で一日子供相手に家に居て、ブクブク太ってくるようなのがイヤなんだって。」
「子供相手って言っても・・・育児も立派な仕事の一つだと思うけど。。。稼いでくれるダンナがいたら、どれだけゆっくり子供と一緒に過すだろう。社会から取り残されるって言ったって、私の仕事なんて電話番してるだけみたいなもんだし。」

そう。私は稼がなきゃならないから、仕事で忙しくしているだけ。

「役員もできませんって。週3日ぐらいのパートでもそうなんだから。」
「お金に困ってないなら、1日2日休めるだろうに。」
「運動会でも親が誰も来ないんだよ。」
「雨で振り替えになっちゃうと、私も行けなかったんだけど。」
「そうじゃないよ。それから子供が風邪でも家で1人で寝かせたきり。」
「それはうちも一緒だ。ちょっとだったら仕事休めなかったから。昼休みには様子見に行ったけど。」

「私なんて、kekeが年少で幼稚園に上がる時に、園のカバンが届いた時涙が出たよ。まだオムツも取れてないのに幼稚園に上げてしまって良かったのだろうか、って。kekeちゃんが可哀想で。(入学願書を出していた秋口は春にはオムツが取れる予定だったのである。)」
「・・・お姉ちゃんはまた特別だよ。。。(ーー;)」

そう。
あの頃はカワイイkekeだった。。。

ウルトラマンタロウの歌を歌ってたkeke。。。
妹達が帰ろうとすると、泣いたkeke。。。。
何とかレンジャーのポーズを決めていたkeke。。。。

分からんなぁ。
うちらの世代は「事情があって、子供を預けて働く」お母さんだったものだが。

私は、居れる時にいつも一緒に居た。
今から思えば、それも一つの贅沢だったか。



そんなkekeは今日こんな時間になっても帰ってこない。

せっかくトロを買ってきていたので(見切り半額で見つけた)、トロがあるけど、何時に帰ってくるのか?とメールを送ったら、「帰る時間が分からないから、先に食べといて」と返事が来た。

こう言う時に限ってどうしてトロなのだ。。orz


でも、今でも続いてるんだなぁ。
一緒に居れること。

今を精一杯

2010-02-11 | 今の会社
nanuさんが頭が痛いだが具合が悪いとか何とか言っていた時にAさんが「(自分の病名)じゃないの?」と笑った。

nanuさんと私は一瞬間があいて、「よく、そんな事言えますね」「今では冗談にになっちゃいますね」と言ったら、「そのうち再発すると思ってるんだよ。」と言う。

それ以上何も言えなくなって、それきりその話は終わってしまった。


1年ぶりに会ってみると、離れコジマのYKさんが一番ストレスがなさそうに思えた。しかもボーナスも結構もらっていて、社員はあっという間に倍の人数に膨れ上がり、自分は中間層になったと言う。
Aさんが「YKさんが元気そうでよかった」と言うと、「こっちこそそのセリフをそっくりアンタに返してやるよ、こっちは健康診断もみんなAなんだからな。」と熱く握手されていた。

「去年はAが居なくて俺は何も聞かされてなかったんだぞ」と言うので、秀クンが「オレ達だって、あの日の昼間に会議でいきなり聞いたばかりだったんだ。」と言って、そうそう、と言う話になった。


後で「YKさんが元気でよかったね」と言う話をした。
Aさんは「本当はもっと言いたかった事があったんじゃないのかな?(心配させないように無理してたのかな?)」と言うから、「いや、あの人はああ言う人ですよ。愚痴があったらあの場でもっと言うはずですよ。」と言った。

私は後で「昼間の話はショックでしたよ」と言うと、「でも本当にそう思うから」と言う。

「私だったら、たぶんそう思うと思います。でも、どうして仕事ばかりしてるんですか?もっと好きなことをすればいいのに。」と言うと、「最後に後悔しないようにだよ」と言う。
やるだけの事を精一杯していれば最後に後悔しないだろう、と言う。


今日はkekeが夜に友達を誘ってゲームをしていたので、部屋はやたら片付いていた。肉も自分で焼いて食べたようで、少し残っていた。

しばらくしたら、kekeが来て「肉があるから」と言う。
食べたのは後だけど、kekeの焼いた肉はやわらかくうまかった。
私より焼き方がうまいのかもしれない。


私もkekeと過す今を精一杯いるようにする。

例の飲み会

2010-02-10 | 今の会社
明日は飲み会だ。

話は数年前にさかのぼる。

その時一緒に仕事をしていた仲間達は、会社が無くなることになって離れ離れになる事になった。
数年前のこの日に「これからは俺たちは上司でも部下でもない。みんな呼び捨てで呼び合おう。そして毎年この日にこの店で飲みあかそう。」と誓ったのである。


・・そして数年後。

nanuさんが「10日に飲むことにしたから、みんなに伝えて」と言うので、「えーと、誰でしたっけ?」と言うと、「北澤には言ったし、OROもさっき言った。秀も知ってるから、あとYKさんだけ。」と言う。

私はYKさんにメールで「いつぞやは車のコーチをしていただきありがとうございました。お陰様で今ではマイカー生活を楽しんでます。」と前置きをしながら、「例の飲み会ですが10日の予定は開いてますか?」と送った。

しかし、しばらくしてもウンともスンとも返事が来ないので、私はちょっと不安になった。YKさんだって、本当は私なんかよりnanuさん直々に連絡がほしいのではなかったのだろうか。なのに「あとYKさんだけ。」と言うあのノリ。。。。

きっとその雰囲気を察して「どうせオレだけ仕事も離れコジマだし、忘れ去られてるんだよ、フン。」と言う声が聞こえてきそうで、哀れになってきた。それか携帯を変えたか、あまりに携帯メールを使ってないのでアドレスが無くなってしまったのではないか?とかいろいろ考えてみた。

翌日nanuさんに「あのぉ~YKさんにメールを送ってみたけど、返事が全然来ないんです。」と言ってみた。nanuさんは「なら死んでんじゃないの?」と言い、「いつメールを送ったんだ?」と言うので「昨日ですよ。」と答えると、「返事なんてそんなにすぐ来るものじゃないだろ、オレは3日ぐらい出さない時があるからな。」と言う。

そして気にしながら、またしばらく待つことになった。
するとYKさんからメールが来て、「確認ですが、メールを頂いた当日返信したのですが、届きましたか? ちなみに予定は大丈夫です。場所や時間が決まりましたら、またメール下さい (^o^)/」(原文通り)と書いてあった。
私はホッとして、「YKさんからお返事が来なくて心配してました。nanuさんにも相談していた所です。」と返事を送った。

そしてまたしばらく時が流れ、「そろそろ明日10日になるのだなぁ・・」と思っている矢先にYKさんから「お疲れ様です。明日の場所と時間決まりましたでしょうか?」(原文通り)と言うメールが入ったので、nanuさんに「ほらほら!YKさんから明日の問い合わせが来ましたよ!」と言うと、nanuさんは仕事の電話で忙しいのになぁと言う感じで「それじゃ7時に駅の北口前で」と言う。

私は言われた通りに「nanuさんに相談したところ7時に北口前だそうです。それから店を探すみたいです」とメールを打つと、やがてYKさんから「了解です。でわ明日7時と言う事で(^o^)/」と返事が返って来た。
(わざと「でわ」と書いているのではなく、天然なのだろうと思われる。)

そして、nanuさんに「7時に北口前でいいんですよね?!」と確認すると、「それじゃみんなに言っといて」と言いながら「北澤には言ったし、OROにも確か言ったよな・・あと秀にメール打っといて」と言う。


夕方、秀クンが帰ってきたので、「明日楽しみだよね」と何気に会話を降ると、秀クンは「この見積が明日までなんだよ、急に(明日までなんて)言われても無理だよ」と言い、「なるべく行くつもりだけどね。」と言う。


でも、今年は全員揃ってよかった。(^^♪


Aさんが「結局誰呼んでるの?」と言うのでOROと北澤とYKさんとうちらと言うと、「ORO?」と言うので、「そうですね、メンツに入ってます」と言った。

「YKさんからは返事が来たの?」と言うので、「あれから来たんですよ、私が書いた返信は届きましたか?って。」と言うと「相変わらず面白い人だね」と言う。

「でも楽しみみたいですよ。絵文字(^o^)/が2回も入ってたから。」

誰もYKさんとメールをやり取りしないので、YKさんが絵文字を使うと言うのが画期的なのだ。
そんなこんなで飲み会だ。

カキフライ(今日の夕飯)

2010-02-09 | ぶきっちょさんの家事一般

大きなカキフライ。

8粒で398円の半額だ。
牡蠣が半額で売っている時は大抵買ってしまう。
暖かくなってきたら食べれなくなると分かっているから余計である。

牡蠣は和・洋・中、グラタン、鍋、オムレツ、混ぜご飯・・・何でも合う。
今日は粒が大きいから、面倒だけど、衣をつけて揚げてみた。
生食用だから、じっくり火を通さなくてもいい。

ビールをプシュと開けて、揚げたてを食べてみる。
うまい。。。><

ひつまぶしではないが、揚げたてのカキフライをそのまま味わった後に、今度はソースを掛けて、ご飯のおかずで味わってみた。
これもうまい。


228円の焼肉のタレにするか、280円のステーキソースにするかで今日は迷った。
迷った挙句に、両方ともカゴに入れることにした。

節約をしているが、食料品だけは買っていいことにしよう。
私が手に取る食料品なんてたかが知れてるし、腐らせるほど買いはしないから。

そして、欲しい物をそのまま買い物カゴに入れるシアワセを、今日も感じてみる。


朝にはフライパンを洗っておこう。
見切り品の焼肉用の肉を冷蔵庫に入れておいた。

これからkekeは春休みだ。
お昼は自分で焼いてもらおう。

タレは二種類あるしな。^^
贅沢な焼肉ランチだぞ。


生野菜は・・・レタスも高かったから買わなかったけど。(汗)


ちなみに牡蠣と言うのは、タウリンという成分がたくさん入っているそうだ。
栄養ドリンクでタウリン1000mgなんて聞くが、カキを1~2粒食べるのと同じだとか。

タウリンは肝臓によいらしい。
アルコール成分を分解するのにも効果的とか。

私が牡蠣を求めるのは、体が求めているのかしら。^^;

睡眠不足の父

2010-02-08 | 父の記録と母の思い出
父の所に行くと、「sakeか!」と元気に言う。
隣のシアワセばあさんも「今、話してたところよ。噂をすれば影じゃないの!」と喜んだ。そして、「私は向こうに行ってるから、家族でゆっくり話しなさい」と席を立った。

父はボケる前のように気力があったので最初はうれしくなったが、話をしているうちに様相が違うことが判明した。今日は家に帰ることになっている、と言い張り、もうじき妹が来るはずになっているんだ。と言う。
「今日は妹は来る日じゃないし、おじいちゃんはここにお泊りするんだよ」と言うと、「そうか・・いや違うそうじゃない」と言う。
さらに話を聞いていると「(父のとっくに亡くなった)おとうちゃんやおかあちゃんが家で待っているんだ」と言う。とにかく今日は絶対に帰る日だ、と言い張る。

私の姿に気づいた看護婦さんが謝りながら「昨日は睡眠がとれなくて、ちょっと撹乱してしまっているようです。さっきも眠れるように部屋にお連れしたのですが、すぐに戻ってきてしまって・・また午後にお昼寝するように誘ってみますね」と言う。
「暴力まではないです(から安心してください)」と言う言葉から、以前、父が杖を振り回してショートステイ2箇所から「もう預かれない」と断られた経緯があるが、そう言う時はこのような状態だったのだと思われた。妹ははっきり言わないが、施設に行く前から、このような事がたびたびあったのだろう。

いつか朝方突然姿がなくなり、徘徊して何キロも先の病院で収容されていた事があったが、それもこのような状態だったのだろうと思われた。
こう言う時はやたら元気で、普段名前が出ない兄弟の名前まで思い出したりする。

しばらく話をうんうん聞いていれば落ち着くのではないか?と思い、聞いてみたが「今日は家に帰る大事な日」「書類は朝用意した」と言い、人が通るたびに「あれは妹ではないか?」と言う。
フラフラ徘徊しているおばあさんが、たまたまソファーの隣に腰掛けると、父は名前を名乗って「どうしたの?」と優しい声を掛けて、手を握ろうとする。
「今度は誰だと妄想してるんだ?!」と思い、「おじいちゃん、おじいちゃん、kekeがね。。。」と注意をそらそうとすると、「kekeか?」と一瞬注意がそがれるが、やはり「妹は何時に来るんだ。」「今日は家に帰れるはず」と繰り返す。

そんな事が1時間半繰り返され、「これは寝かしてもらう他に、なす術はない」と私もやっと思えるようになり、「それじゃ、おじいちゃん、また来週来るね。」と言うと、「今日は家に帰るはずだ」と譲ってきかない。
「帰りたい帰りたい」と繰り返す父を残すのは心苦しかったが、これはプロに任せるのが一番だ。
「埒があかないので、今日は帰ります」と近くの看護士さんに言うと、私がEVに乗る間、父の気をそらせてくれた。

帰りの車で、「今に私もこうなるのだなぁ」と思った。
今日の父の様子は、頭がへんになった時の母とそっくりだった。
母(認知症ではなかったが)も何日も眠れない日が続くと、おかしな事を言い出して、父よりもパワフルだったから、声を出したり歌いだしたりしていた。
子供の頃は「なんておかしな親に生まれついたものだろう」と自分の運命を嘆いたりしたが、バランスが崩れると誰でもそうなるのかもしれない。別におかしな親でも特別な家庭でもなかった。むしろ両親仲よくて、恵まれた方の家庭だった。

人間は頭がよいので、いろんな動物を思い通りにして、自分の都合よいように文明をどんどん発達させてきたわけなのだが、その精神はなんて脆いものなのだろう。どんな生き物より脆いのだ。
やっぱり神様は、二物は与えないのだろう。

生きているから

2010-02-06 | 母子家庭だから思うこと
今日の夕飯は、見切りで半額サンドイッチ(2種)と、半額のねぎとろ巻きと海鮮巻き。
それからLチキ1枚づつ。

サンドイッチはいつも半額になる前に売れてしまう種類がゲットできたので、うれしい。
そうか、土曜だから学生が居ないから残っていたのか。
全部合わせて900円もしたから、お弁当二つ買えたかもしれないけど。。。


今日はそれから新たな事実が判明した。
私とG子のダンナの誕生日が同じだったのは知っていたが、私の元夫とG子も同じ誕生日だったのである。
えーと、それは確率的に言うと、

私とG子のダンナが同じ誕生日の確率は1/365。
G子と元夫が同じ誕生日の確率は、同じく1/365。

その二つが重なる確率は・・・1/365×1/365=1/133,225・・になるのかどうか自信が無いが、珍しいことだ。

G子に話すと「うける~」と言って、「善い方の人同士で人生を楽しもう」と言う。
それで「sakeちゃんの誕生日はどうだった?」と言うので、「例の彼にキレた」と言うと、「仲いいじゃん」と言うから、「そうなんだ、元気だからケンカもできるんだよね。」と言った。

「でも別に会うとかないんだよ、電話で話すだけだよ。」と言うと、「生きていればまたいい事もあって、会いたいと思えば会える日も来るよ」と言う。

G子は資格の勉強が楽しくて仕方がないらしい。
私はいつも「偉いね」と言うのだが、「sakeちゃんの車と同じだよ。」と言う。

私の車と・・・???

それなら本当に楽しいのかもしれない。苦じゃないって奴なのかもしれない。


私はどうしてG子が好きなのだろうと考えると、彼女の隠し事のない性格が好きなのだと思う。
G子は、ダンナとの事も、誰にでも話した。
(と言うか、話さずにはいられなかった。)

どんな格好悪いことも、ぐじゃぐじゃの事も話さずにはいられなかった。

こう言う夫婦のことは、人には言わない人が多い。
オープンに話す私やG子の方が稀有なのだと思う。

でも、「ダンナが不倫をして出て行った」ことのどこが恥かしいんだろう。
恥ずかしいのはむしろ家を捨てて出て行く男の方じゃないか。それだって人生を掛けた愛なら、誰も責めはできない。

それをアンタのあれが悪いからこうなったとか何とか、何も知らない赤の他人が人様に評価くだす様。
私はその姿が何よりも一番見苦しいと思う。
「お前は何様だ」

ともかくそんな事を気にせず周りに、起こった事を堂々とオープンに生きていけることは、ありがたいことだ。
ストレスがない。

私はG子のメールを読み直した。


生きていればいいこともあるし、元気だからケンカもできる。

それでいいんだ、ありがとう

2010-02-06 | 息子keke
私は先月から「あぁ~腕時計があったら便利だなァ」と何度も言ってみた。

kekeが「携帯で時計を見ればいいじゃん」と言うので、「携帯は肝心な時に電池が切れてる。」と私は言う。
それに誰かと会っている時に(ほんとは滅多にそう言う事もないのだが)、携帯を取り出して時間を確かめるって言うのが苦手なんだ、と私は言った。

「腕時計だったら、チラッと見ることができて便利なんだよ。」
そして、私は腕時計があったらなぁと言った。

そう言えばもうじき誕生日だっけ、とも言ってみた。
「あぁ、誕生日プレゼントは腕時計なんていいなぁ」、とも言ってみた。

腕時計なんてホントはどうでもいいのだが、このままだとkekeは一生家族に誕生日プレゼントをする事がなくスルーしていくのではないか?と今更ながら心配になったのである。
今までは無駄なお金は遣わなくてもいい!と言う方針だったが、kekeもウソかホントか彼女ができたとか言うウワサもあるし、このまま彼女にも奥さんにも子供にも何もプレゼントをしない風習にしてしまって良いものだろうか、と思ったのである。

あぁ腕時計腕時計と繰り返しながら、kekeが学校から家に帰ってきたので尋ねてみた。

「腕時計はどうしたかね?」と言うとkekeは「見に行ったら思ったより高くて買えなかった」と言う。

「あぁそうかい。でも見に行ってくれたことが誕生日プレゼントだ。ありがとう。」
「なんだ?それは?」
「そうなんだよ、今までは気にも留めなかっただろう、今年は見に行ってくれてありがとう。」
「イヤミ?」
「イヤミじゃないよ、その気持が嬉しいんだ、ありがとう。そうか、高かったか。じゃ来年はサイフにしてくれ。それなら100均からあるだろう。」

そしてこう言うのがいいんだよね、と私はサイフを取り出した。(それはkekeが前に使っていたお古である。)
ここにお札が入って、こっちに小銭を入れて、バスカードやテレホンカードがこう言う風に入る奴。

「それで、どうして黒いサイフなのに、チャックが白いか知ってるかい?」
「なんで?」
「前にチャックが壊れてしまって、破れた布団カバーのチャックをムリヤリはめ込んでいるからだよ、だから変だろ?」
「それは個性じゃないの?サッサと自分で買えばいいのに。」
「いいや、まだどうにか使えるし、それにサイフは人に買って貰った方が縁起がいいって、死んだおばあちゃん(母)が言ってたから。だから来年はこれがいい。」
「はぁ。」
「とにかく、いつも身につけるようなものを買って。」
「はぁ。」

そして私は定期を入れるところがボロボロに破けたサイフを見て、毎年プレゼントをくれる妹に恥をしのんで顰蹙を買ってでも、サイフをリクエストしておけば良かったと思った。

同じ誕生日のムジナ

2010-02-04 | 母子家庭だから思うこと
昨日は「もうすぐ誕生日だね」と言われて、とてもうれしかったことを書いておこう。
今日の夜は姪の数学を見に行く日だから、昨日でよかった。

マザーテレサは「一番不幸な飢餓は食べ物が無いことではありません、【自分はもう居なくてもいい人間だ】と言う孤独感です。」(原文どおりではないが、こんな感じ)と言ったそうだ。
それを真に受けると、私やkekeは世界で一番貧しい人間だと言う事になってしまう。
そんな私だから、誕生日を覚えていてもらえるのは、やっぱり嬉しい。

さて、そんな私の誕生日だが、奇しくもG子のダンナと同じ誕生日だ。

「お金が掛かる訳でもないから、おめでとうぐらい言ってみるのはどうだろうか」
余計なお節介かもしれないが、私はそう言う風にG子に提案してみようと思う。
いろいろあったが、せっかく戻ってきて一つ屋根の下で暮らしているんだ。誕生日ぐらいおめでとうと言ったってバチは当たらない。

G子の妹さんの葬式に彼が親族席に居たのか居なかったのか、よく分からなかったが、やはり居なかったらしい。
でも彼が参列から逃げたのではなく、G子の兄弟達から断られたと言う。

「それでも線香だけでもあげたい」と彼が願うので、G子は仕方なく自分の身内が誰も居ない朝方にこっそり招いてあげさせたのだと言う。


私はこの話を聞いて、同じ誕生日の穴のムジナではないが、彼もイチから十まで悪い人間ではないのだなぁと思った。

そして時間は掛かっても、どうにかうまく行ったらいいのになぁと思う。
あぁ、でもそれは余計なお世話かもしれない。


寒い話

2010-02-03 | 今の会社
先々月に請求を出したある客への金が入らない。

資金繰りが悪いとのウワサが入ってきたので、社長が電話でいつぐらいにお金がいただけますか?と電話したら、値切られたらしい。。
「あぁ、消費税ぐらいなら構わないですよ」と社長は返事をしたが、電話を切ってから怒っていた。

部長の所の工事だったので、「伝えておいてくれ」と私に言ったが、それでも気が治まらないようで、部長の携帯に電話して「もう何か言ってきても仕事するな。」と言っていた。

胸糞悪い。
分かる分かる。
私だって、養育費入らなくて元夫にこっちから電話して、3ヶ月先になったら、どんだけ胸糞悪いか。。。。
ほんと、名づけて「○んでしまえ!」だ。


案件はこれだけじゃない。

ある下請けから紹介された20万ぐらいの仕事があるんだけど、それも先々月に請求を出しているのに未だに入らない。それなのに来週うちから払う支払いが5万程度ある。

普通に金がある所ならいいんだけど、前にここはなかなか払いが悪くて、最後に社長が怒鳴りつけたという経緯があって、大丈夫なのかなぁ?と思って、部長にいつ入るのか?と問い合わせてもらって、今月の中頃には入るって返事をもらっているのだが。

なんで先々月に出した請求を未だにもらえてないのに、うちが先に向こうのを払わなきゃならないのか、相殺してもらえないか?と部長に相談したが、「金の事はオレの範疇じゃない」と言われてしまう。

私が部長を飛び越えて社長に相談すると密告みたいになるから、そのままスルーして払う事にしたけれど・・・こんなの相殺の打診だけでもしてみた方がいいと思う。せめて社長にまで、この話を上げてほしかったんだけどなぁ。


「もう何を言ってきても仕事をするな」の客も、今までは気を遣って二本シバリとか頼んでいたんだけど、スーパーで酒買ってきて、自分で縛った方が1000円浮くのが分かったので、そうしようと思う。(しばり方もだいたい分かった)
値切られた3千円も自分でしばって3回作れば元が取れるじゃないか。

最近、金額の大小はあるが、こういうショボイ話が多い。
暮れ辺りから「金を貸してくれ」と会社に来る人がいる。
ヤクザではない。普通にお付き合いしている人が、景気が悪くて首が回らないと言う。

今日の気温のごとく、景気は冷え切ってるよ。