きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

生きているから

2010-02-06 | 母子家庭だから思うこと
今日の夕飯は、見切りで半額サンドイッチ(2種)と、半額のねぎとろ巻きと海鮮巻き。
それからLチキ1枚づつ。

サンドイッチはいつも半額になる前に売れてしまう種類がゲットできたので、うれしい。
そうか、土曜だから学生が居ないから残っていたのか。
全部合わせて900円もしたから、お弁当二つ買えたかもしれないけど。。。


今日はそれから新たな事実が判明した。
私とG子のダンナの誕生日が同じだったのは知っていたが、私の元夫とG子も同じ誕生日だったのである。
えーと、それは確率的に言うと、

私とG子のダンナが同じ誕生日の確率は1/365。
G子と元夫が同じ誕生日の確率は、同じく1/365。

その二つが重なる確率は・・・1/365×1/365=1/133,225・・になるのかどうか自信が無いが、珍しいことだ。

G子に話すと「うける~」と言って、「善い方の人同士で人生を楽しもう」と言う。
それで「sakeちゃんの誕生日はどうだった?」と言うので、「例の彼にキレた」と言うと、「仲いいじゃん」と言うから、「そうなんだ、元気だからケンカもできるんだよね。」と言った。

「でも別に会うとかないんだよ、電話で話すだけだよ。」と言うと、「生きていればまたいい事もあって、会いたいと思えば会える日も来るよ」と言う。

G子は資格の勉強が楽しくて仕方がないらしい。
私はいつも「偉いね」と言うのだが、「sakeちゃんの車と同じだよ。」と言う。

私の車と・・・???

それなら本当に楽しいのかもしれない。苦じゃないって奴なのかもしれない。


私はどうしてG子が好きなのだろうと考えると、彼女の隠し事のない性格が好きなのだと思う。
G子は、ダンナとの事も、誰にでも話した。
(と言うか、話さずにはいられなかった。)

どんな格好悪いことも、ぐじゃぐじゃの事も話さずにはいられなかった。

こう言う夫婦のことは、人には言わない人が多い。
オープンに話す私やG子の方が稀有なのだと思う。

でも、「ダンナが不倫をして出て行った」ことのどこが恥かしいんだろう。
恥ずかしいのはむしろ家を捨てて出て行く男の方じゃないか。それだって人生を掛けた愛なら、誰も責めはできない。

それをアンタのあれが悪いからこうなったとか何とか、何も知らない赤の他人が人様に評価くだす様。
私はその姿が何よりも一番見苦しいと思う。
「お前は何様だ」

ともかくそんな事を気にせず周りに、起こった事を堂々とオープンに生きていけることは、ありがたいことだ。
ストレスがない。

私はG子のメールを読み直した。


生きていればいいこともあるし、元気だからケンカもできる。

それでいいんだ、ありがとう

2010-02-06 | 息子keke
私は先月から「あぁ~腕時計があったら便利だなァ」と何度も言ってみた。

kekeが「携帯で時計を見ればいいじゃん」と言うので、「携帯は肝心な時に電池が切れてる。」と私は言う。
それに誰かと会っている時に(ほんとは滅多にそう言う事もないのだが)、携帯を取り出して時間を確かめるって言うのが苦手なんだ、と私は言った。

「腕時計だったら、チラッと見ることができて便利なんだよ。」
そして、私は腕時計があったらなぁと言った。

そう言えばもうじき誕生日だっけ、とも言ってみた。
「あぁ、誕生日プレゼントは腕時計なんていいなぁ」、とも言ってみた。

腕時計なんてホントはどうでもいいのだが、このままだとkekeは一生家族に誕生日プレゼントをする事がなくスルーしていくのではないか?と今更ながら心配になったのである。
今までは無駄なお金は遣わなくてもいい!と言う方針だったが、kekeもウソかホントか彼女ができたとか言うウワサもあるし、このまま彼女にも奥さんにも子供にも何もプレゼントをしない風習にしてしまって良いものだろうか、と思ったのである。

あぁ腕時計腕時計と繰り返しながら、kekeが学校から家に帰ってきたので尋ねてみた。

「腕時計はどうしたかね?」と言うとkekeは「見に行ったら思ったより高くて買えなかった」と言う。

「あぁそうかい。でも見に行ってくれたことが誕生日プレゼントだ。ありがとう。」
「なんだ?それは?」
「そうなんだよ、今までは気にも留めなかっただろう、今年は見に行ってくれてありがとう。」
「イヤミ?」
「イヤミじゃないよ、その気持が嬉しいんだ、ありがとう。そうか、高かったか。じゃ来年はサイフにしてくれ。それなら100均からあるだろう。」

そしてこう言うのがいいんだよね、と私はサイフを取り出した。(それはkekeが前に使っていたお古である。)
ここにお札が入って、こっちに小銭を入れて、バスカードやテレホンカードがこう言う風に入る奴。

「それで、どうして黒いサイフなのに、チャックが白いか知ってるかい?」
「なんで?」
「前にチャックが壊れてしまって、破れた布団カバーのチャックをムリヤリはめ込んでいるからだよ、だから変だろ?」
「それは個性じゃないの?サッサと自分で買えばいいのに。」
「いいや、まだどうにか使えるし、それにサイフは人に買って貰った方が縁起がいいって、死んだおばあちゃん(母)が言ってたから。だから来年はこれがいい。」
「はぁ。」
「とにかく、いつも身につけるようなものを買って。」
「はぁ。」

そして私は定期を入れるところがボロボロに破けたサイフを見て、毎年プレゼントをくれる妹に恥をしのんで顰蹙を買ってでも、サイフをリクエストしておけば良かったと思った。