八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

計画停電。

2011年03月15日 21時44分45秒 | 管理人のこと、雑感

昨日は、結局最後のグループしか計画停電が実施されませんでした。それも、対象とされた区域のごく一部でした。

 

それに対して、今日は、朝からすべてのグループで計画停電が実施されました。ただし、昨日同様、対象区域のすべてが実施されるわけではなく、対象区域の一部の市町村のまた一部の地域ということです。変電所単位での送電停止であるため、行政区域と一致しないことが混乱の原因となっています。

 

私たちが住む八王子周辺は、第2グループということで、一番停電が厳しそうな午後6時20分~10時の予定でした。

 

準備は万端ではありませんが、一応、停電の前にやるべきことはうやっておこうということで、早めに風呂に入り、5時半頃から夕食を摂りました。

 

で、その6時20分を過ぎても電気は切れず、テレビでは最終の第2グループも計画停電を実施と報道していました。これは、八王子は対象から外れたかと思いました。

 

と思っていたら、ニュースで計画停電の様子を報じていて、暗闇の映像とともに八王子のテロップが見えました。自動車が照らす薄暗い風景を見ていて、見覚えがある風景だなあと思ってら、八王子市役所前の交差点でした。

 

本当にすぐ近くで停電は実施されていたんですね。3時間半は不自由でしょうが、こうしたことが4月いっぱい続くとしたら、早めに経験しておきたいという気持ちもありました。しかし、準備が十分でもないので、買占めパニックが収まって、多少装備が整ってからの方がいいかもしれません。

 

株価が猛烈な勢いで急落したり、ただでさえ巨額の財政赤字の中、これまた巨額の復興資金が必要になるなど、難題山積で、いずれにしても、日本全体が落ち着くまでにはしばらく時間を要しそうです。

 

しかし、今回の計画停電についても、それほどの非難の声はなく、日本全体で苦難を分かち合おうという声が大勢のように感じます。普段、いろいろ言われる若い人たちも、同じような意見の人が多いように思います。そういう意味では、日本の民度、倫理観、モラルというのはなかなか捨てたものではないと思いますし、実はこれは非常に大切な国力の源だと思います。

 

海外からも多くの支援をもらっています。こうしたことに応えるためにも、日本全体で前向きにこの試練を乗り越えていきたいですね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スポーツ界にも影響波及。

2011年03月15日 20時24分50秒 | スポーツ

連日の震災関連のニュースに飲み込まれていますが、春の訪れとともに本格化するスポーツ界にも影響が波及しています。

 

13日に開催予定だった名古屋国際女子マラソンが中止になったのに続き、サッカーJリーグは、余震や電力事情を考慮し、3月の全試合の中止を決定しました。東京で開催予定だったフィギュアスケート世界選手権も中止となりました。

 

そして、プロ野球も、本来なら間近に控えた開幕に向け、どんどん調子をあげていくべき時期ですが、思わぬ震災を受け、オープン戦が練習試合になるなど、影響を受けています。

 

中でも一番影響が深刻なのは、仙台を本拠地とする楽天ゴールデンイーグルスでしょう。球場は大丈夫なようですが、本拠地の状況を考えると、なかなか野球に集中できないとも思います。また、こんな時に、野球なんてという声が被災地からあがることも心配しているようです。

 

確かに、開幕予定の3月25日などはあまりに早急すぎる気がします。まともに寝たり、食べたり出来ないような状況が続く中では、生きることに精一杯で、とても野球どころではないからです。

 

しかし、これまでもいろんな試練を乗り越えてきたように、今回の震災もきっと少しずつ復旧していくはずです。その時には、きっと野球が人々を力づける原動力になるはずです。阪神大震災の時にも、オリックスブルーウェーブが「がんばろう!神戸」を合言葉に地元に勇気を与え、優勝しました。

 

今、被災地に必要なのは、とにかく水や食べ物、毛布などですが、少し落ち着いてくると、必要なものは少しずつ変化してきます。何とか生きるための術が落ち着いてきて、これからの生活を立て直すことに直面した時には、衣食住だけではない「何か」が必要になってきます。そんな「何か」になれるかどうか、楽天ゴールデンイーグルスにとっても試練の時です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

危機的なことは何か。

2011年03月15日 09時19分41秒 | 管理人のこと、雑感

福島第一原発の2号機は相変わらず危険な状態が続き、今朝は、昨夜から水位が上がらず燃料棒がすべて露出し、空焚き状態になったのに続き、格納容器の圧力を抑えるための圧力抑制室付近で爆発音がして、損傷した可能性があるとの事故がありました。

 

これはこれで大変な危機ではありますが、9時前に行われた記者会見を見ていて、また別な危機も感じました。

 

事故からさまざまな事実関係、状況をまとめ、なおかつ、なるべく早く発表しようと、現場関係者、東電の関係者が努力をしているのだと思いますし、当然、こうした事態に対して、隠し事をしようなどどいう気はまったくないと思います。

 

それに対して、画面のこちら側に居並んでいるでろう記者たちの何と偉そうで、尊大なことかと見ていて、非常に気分が悪くなりました。

 

「これまでの会見でお詫びの言葉はなかったですが、今回お詫びを入れたのは、一線を越えたということですか」

(むしろ、これまでの会見でお詫びしてこなかったことを含めて、お詫びいたしますという回答に対して)

「それじゃ、答になっていませんよ。一線を越えたんですかと聞いているんです」

 

国語が出来る記者なら、「今回だけでなく今までもお詫びすべきでした」ということは、「今回だけ特別なことではありません」という意味だということが分かると思いますが、国語も分からない記者が、記者会見ごっこをやっています。

 

「何で職員を退避させたんですか(口調は詰問調)。危険があるから退避させたんじゃないですか(テレビドラマの刑事のよう)。はっきり言ったらどうですか」

「圧力が下がったということは、容器が損傷したってことじゃないんですか。もうはっきり言ったらどうですか」

 

これに対して担当者は、「損傷していることを目視で確認はしていません。可能性としては、圧力計器の故障も考えられます。現時点の事実としては、圧力抑制室付近で爆発音がして、圧力が下がったということです」と答えており、これが一番大切な推測を加えない事実だと思います。

 

冷静沈着に、事実と問題の核心をとらえるべきの記者たちが、集団ヒステリーに罹った単なる烏合の衆にしか見えませんでした。情けないことです。本人たちは社会記者のつもりなのでしょうが、海老蔵に群がる芸能記者とまったく変わりません。これも立派な危機のような気がしました。

 

一人冷静な声音の記者が、「損傷が生じた場合の(放射性物質の)出方は変わりますか。もう一点、原子炉圧力容器へ水を送り込む作業を続けていますか」という質問をしていました。まさに、危機の本質は、このことです。損傷が生じた場合の可能性と、燃料棒が空焚きを続け温度が上がって融けてしまうことであって、担当者を吊し上げたり、言った言わないの空しいやりとりをすることではないはずです。

 

なまじ、権力に近いような力を持つと、その使い方を分からずに、振り回す輩がいるものです。私などは何の力もないしがない市井の人間ですが、小さいとはいえ、例えば、子どもに対してとか、散ドラの部員に対しては、少しは力があります。変な使い方をしないように、自戒したいと思います。

 

あ~、少しすっきりしました。どこだか分かりませんが、抗議の電話をかけるところでした。何とか関係者の努力が実を結び、危機を克服するよう見守りたいを思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする