八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

百歩譲って…

2011年03月22日 23時01分39秒 | プロ野球・高校野球

プロ野球の開幕問題で、今日の文科相への報告に同行した新井選手会長は、会見で再び、このままではプロ野球はダメになるとして、セ・パ同時開催への希望を口にし、「英断を待ちたい。必ず変わると信じている」と語ったそうです。

 

しかし、昨日も書きましたが、交渉としてはいかにも拙すぎると思います。新井選手会長のような「英断を待つ」とか、「信じている」なんて精神論、性善説で、これまであまた世間とずれた決定をしてきた独善的な球団サイドを動かせるとは、到底思えません。

 

百歩譲って、ストライキという自らの銃を抜くことを捨てるのならば、世論という太陽を味方に付け、球団サイドを動かすためにも、もっともっと発信することが必要だったと思います。新井選手会長は実直すぎて、そういう点でもあまり上手とは思えません。

 

それでも、今回の決定が非常に馬鹿げたものであるのは、誰が見ても分かるので、まだ逆転できる可能性がないわけではないと思います。しかし、当初予定通りという最初の決定の時のほうが世論の反応は大きかったように思いますし、ストもしないということで世間の注目度合も高まりませんでしたから(新井選手会長はもちろん世間の注目をひくためにストをするしないは考えない人でしょうけど)、ちょっと期待薄かなと思います。

 

その結果、昨日も書いたように、ファンか手痛いしっぺ返しを食らうような気がしますし、アホな球団幹部たちにはざま見ろと思いますが、選手たちには気の毒ですね。

 

実直な新井会長の願いが通じますように!

 

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冬まで計画停電とは…、まるで戦時経済。。

2011年03月22日 22時06分45秒 | 管理人のこと、雑感

地震発生から12日目となりますが、被災地はいまだ落ち着きとは程遠い状態にありますし、福島第一原発もまだまだ予断を許しません。

 

しかし、原発の問題も関係者の必死の努力で一時の危機的状況を脱し、小康状態を保ち、外部電源の供給に向けて慎重かつ着実な作業が続き、少し明るさが見えてきました。こうした状況を反映し、今日は株価も400円以上値を戻しました。

 

しかし、一方で、当面4月末までとしていた計画停電ですが、このままでは夏場のピークも、冬場の暖房需要にも応えられず、冬まで計画停電を続けざるを得ないという観測が伝えられました。

 

休止していた火力発電所を再開させ、他の事業者から購入したり、他の電力会社から融通してもらっても、とても賄いきれないそうです。

 

しかし、今のような計画経済が冬まで続いたら、首都圏の経済、ひいては日本経済に与える影響は計り知れません。確かに未曽有の震災だったとはいえ、一年間も計画停電をしなければいけない状況は、先進国ではなく、まるで戦時体制です。ダメージが大きすぎます。

 

規制緩和で、一部異業種からの参入もある電力業界ですが、基本的には、典型的な独占事業です。そうした独占企業の問題が、一国の経済を揺るがすというのでは、あまりにリスク管理がお粗末すぎると思います。

 

素人の私には分かりませんが、今の自分たちの手持ちの材料を見積もっただけで、「需給ギャップが生じるから冬までは計画停電です」なんて官僚みたいなことは言わず、いろんな知恵を絞り出し、なりふり構わず、1ワットでも、10ワットでも電力を絞り出すべきです。それが民間企業というものです。

 

レベルは違いますが、実話に基づく映画『アポロ13』では、電力を喪失し地球への帰還が危ぶまれた宇宙船を、地球に残った元クルーが必死の思いで、わずか数ミリアンペアの電力を絞り出し、無事に地球へと導きました。東京電力に今求められるのは、そうした国民の命を背負っているんだという気概でしょう。

 

今、福島第一原発で悪戦苦闘しているのは、東電のエリート社員というよりは、職人気質の技術者、作業員の方々でしょう。彼らの必死の活躍のあとには、日本のエリート集団であるはずの東電に、しっかり責任を果たしてほしいと思います。簡単な泣き言は許されません。菅首相も、原発問題で現場をかき乱さないで、こっちの方で指導力を発揮してほしいですね。

 

今日のジョグ

は、霧雨でお休み。

 

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