横山中対一中戦
横中野球部は、今日は一中と東村山一中と練習試合です。最初は以前練習試合でこてんぱんに負け、秋冬連覇をしている一中です。散ドラのキャッチボールまで終えて、横中に移動すると、3回を終えて、0対1で負けていました。負けてはいますが、互角のスコアです。ただ、相手投手の球速はそれほどでもなく、エースとは思えません。
4回表は、倅からの打順で、中前ヒット・二三盗塁から、一死後、カズトの右前ヒットで1点を返し同点に追いつきました!
しかし、裏、中前のテキサスヒット、犠打、四球、盗塁から中前ヒットで2点を失い、再度逆転されました。中前ヒットは二塁が絶対に届かない当たりではありませんでしたし、中前ヒットで二塁走者をやすやすと返すのも課題ですね。
5回表、一死からM君のライト前ヒットを後ろにそらして三進し、続くミノルは四球で、ここで一中はエースとおぼしき投手に交代。さらに二死後、Ⅰ君も四球で、二死満塁の絶好のチャンス!ここで打者は、な、な、なんと倅。しかし、速球を二球続けて見逃し、お約束のように、三球目の変化球で空振り三振に取られました。ここは積極的に打っていく場面でした。
このチャンスを逃したのが大きく、その後も、一中に1点を追加され、結局1対4で敗れました。しかし、0対15で敗れたことを考えると、進歩ですし、エースがしっかりしていれば、そこそこ戦えることを証明しましたが、負けは負けです。各自がその差がどこにあるのかをしっかり考えることが必要ですね。
横山中対東村山一中戦
第3試合の横山中対東村山一中戦は、午後1時40分頃から始まりました。この試合は、倅とカズトのバッテリーとなったため、サードⅠ君、ショートキャプテン、ファーストF君、ライトマーと布陣が変更になりました。
横中は初回、キャプテンの右中間二塁打を足がかりに、倅の内野ゴロ、暴騰で2点を先制し、3回にも、キャプテンのヒットを足がかりに、相手エラー、Ⅰ君の左前ヒット、死球、エラー、カズトテキサス安打などで4点を追加。4回にもテキサス安打や相手エラーで1点を入れ、序盤に7点を入れる順調な攻撃でした。
一方、倅のピッチングも、序盤は見事でした。初回は、ヒット1本は打たれましたが、それ以外は2フライ、6ゴロ、5フライ、2回は3ゴロ、2フライ、三振、3回は中越え二塁打で1点を失うも、4回は5ゴロ、三振、7フライと盤石な出来でした。
しかし、魔の5回でした。先頭を中前ヒットで出すと、次打者は3ゴロで二塁封殺。しかし、次打者左前ヒットで再びピンチ。ここでタイムをとって内野が集まって、何やら相談。ピックオフプレーの確認だったようですが、これが裏目に出て、一塁悪送球で1失点、左前ヒットで1失点、左越え本塁打で2失点。なおも、四球、左前ヒットでピンチが続くが、後続を三振、5ゴロで何とかチェンジとなりましたが、2点差まで詰め寄られました。倅は相手投手に比べるとそこそこ球威がありますが、ほどほどの速球なので、二回り目になり、一本調子になると、合わされる感じです。もう少し、緩急と低めへの制球を磨くと、エースと並ぶ二枚看板になるのでしょうけどね。
一方、横中の攻撃は、後半は相手軟投派投手を待ちきれず凡打の山を築く、いつもの横中パターンにはまってきます。守りでは、5ゴロで一死のあと、右越えヒットを打たれますが、マーから中継を経て二塁で捕殺し、後続も三振で三者凡退となりました。
そして、最終回、横中は相変わらずタイミングが合わずに、無得点。倅のピッチングの課題とは別に、ここからは2点という点差を考えて、いかに「勝つ野球」をするかが問われます。
しかし、倅は先頭を四球で出す、散ドラ時代のダメなパターンです。投ゴロで一死とした後、暴投、四球で一三塁のピンチとなります。走者が還れば同点ということで、ベンチからは「一塁ランナーを絶対返してはダメだよ~」と声が飛びます。
ここで三塁への偽投で一塁ランナーが飛び出し、倅が二塁へ追い込み、ショートに送球します。ここで、三塁走者が本塁突入し、ショートⅠ君はタッチせずに本塁送球しますが、間に合わずに1点差に詰め寄られます。ここで、顧問のT先生が「今なんて言ってたんだ~」と言って、Ⅰ君に交代を命じました。この場面、1点を失っても、同点の一塁ランナーを消すことの方が大事だったわけですから、厳しいですが、仕方ありません。しかし、手堅い守備のⅠ君が退いて守備に不安は残ります。キャプテンもこの回から退いています。
しかし、このあと何とか最後は踏ん張って、3フライ、5フライと打ち取って、ゲームセットとなりました。7対6と薄氷の勝利でした。何とか勝ちという結果を手にしたという点では成果がありましたが、攻撃面、守備面で課題は山積ですね。そこそこの実力はあるとは思いますが、満足したら成長はありませんから、しっかり課題に取り組んでほしいものです。
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