昨日、開幕を4日延長することを決めたセントラル・リーグですが、それに対して、セ・パ同時開幕を希望する選手会がどうでるかが注目されました。
宮本前選手会長は、相当激しい言葉でこの決定について批判をしたようですが、新井選手会長は今日、引き続きセ・パ同時開幕を要望していくものの、それがかなわなかった場合でもボイコットはしないことを表明しました。
話して分かる相手ならばいいですが、新井選手会長はあまりに人が好すぎるというか、性善説すぎるような気がします。
交渉事において、最後の切り札を最初から封印してしまったら、後は相手の善意に期待するしかありません。利害得失ではなく、信頼関係を築くための交渉でしたら、ピストルを置いて丸腰で乗り込むのも効果的かもしれませんが、相手が損得ずくの時にはこれ幸いとズドンとやられてしまう気がします。
私としては、この交渉の行方にはかなり悲観的な気がしてしまいます。しかも、仮にリーグや球団側が一見したところでは、この交渉に勝利したように見えたとしても、最終的にファンにしっぺ返しを食らったりすれば、誰も勝者のいない空しい結果になるような気がします。
そういう事態になる前に、世論の盛り上がりで、考え違いをしている人たちの目を覚まさせたいですね。
あ、それと、昨日の決定のあと、さらに議論の詳細を見てみると、「たった四日」を糊塗するためとしか思えませんが、そのほかにもいろんな対策をこれでもかと書き連ねていますが、ひどい内容が多々ありました。
まず、「延長なし」ということがありましたが、もともと決着をつけない日本のプロ野球への是非が言われているのに、これでは「野球で勇気づける」という大義に適いません。節電に協力する姿勢を示すことにつながると思っているのでしょうが、選手や国民が違和感を持っているのは、まだまだ混乱しているこの時期にやる必要があるのかという「時期の問題」であって、決着を着けないプロ野球なんて誰も望んでいないと思います。
それと、電力消費がピークを迎える夏場にデーゲームを検討する(?!)のだそうです。スーツを着て、夏場は涼しいところ、冬場は暖かいところにしかいない、現場を知らないバカとしか言えませんね。夏場にデーゲームって、選手を殺す気でしょうか。一度、自分たちでやってみたらいいと思います。あきれて物が言えませんでした。
新井選手会長、いいんですか。夏場にデーゲームなんてやらされて。9回で引き分けになって。。。
↓ でも、東北福祉大の松山君に、マスターズ辞退を迫る人は、また、
考え違いをしていますね。
今日のジョグ
は、ほとんど雨は止んでいたのですが、道が悪いのと、昨日もとても体が重かったので休み。