4月12日に開幕を延長したパ・リーグに対し、当初の予定通り3月25日に開幕することを決めたセ・リーグですが、文科相、都知事ばかりではなく、一般のファンからも強い否定的な反応があり、すぐに見直しをするための会合がもたれました。
自分たちが空気を読み違えたことに気づいたと思われましたので、これでセ・パで同時に開催だと思っていたら、出てきた決定は何と3月29日に開幕を延長するというものでした。
たった四日です…。
どこまで空気が読めず、どこまで人の気持ちに鈍感なのでしょうか。思っても見なかった世間の激しい反応に、とりあえず応えるふりをして、その実、まったく形だけの対応をして、お茶を濁そうとしているとしか思えません。
たった四日で何が変わるというのでしょうか。こんな人を馬鹿にした対応は、逆効果であるとさえ言えるでしょう。
選手会も態度を硬化させているようですが、当然です。かつて、近鉄とオリックスの合併による球団削減問題が起きた時にストライクが決行されましたが、その時以上に、ファンの理解は得られると思います。
日本人の失敗パターンである、too little too late の対応で禍根を残さないためにも、選手会もしっかりした覚悟をもった対応が必要ですね。