ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

魔の2歳児・反抗期

2007年11月06日 | 子どもの成長
魔の2歳児
この時期の子どもに手こずるお母さんは多いですね。

無理矢理人との接触をさせて免疫や馴れさそうなどとと思わないでください。
子どもはますます恐怖心を増大させ、不安におびえてしまいます。
人見知りがさらにひどくなります。
優しい年長の子どもに遊んでもらう機会がれば、遊んでもらうのがいい方法です。
年長の子にとっても、下の子の面倒を見ることは大きな意味があります。
人との関わり方を学ぶことが出来ます。

焦らず時間をかけて、不安を少しずつ和らげて行くことが大切です。
また、自立心がつくように心がけることも重要です。

この時期は第一反抗期でもあります。
2歳から3歳にかけておこります。
発達や個人差によっては多少前後します。

子どもの自発性が急速に伸びているので、なんでも自分でやりたがります。反抗することによって、自我が発達していくことにもなります。

自分の思いを頑なに、とおそうと意地をはります。これは、順調に心が発達してきた証です。
大いに喜ぶべきことですが、親の心にゆとりがある時はいいですが、ゆとりがない時にはついイライラして怒ってしまいます。
親としてごく当たり前だと思いますが、ここは一つじ~~~と、我慢をしてください。

子どもには、善悪の判断をする能力が身についていますので、大きな事故になるような要求はしません。温かいまなざしで包んで見てあげてください。

反抗期の子どもに対しては、できるだけ柔軟な態度で臨むことが大切です。できるだけ本人の要求を肯定的な態度で受け止めてあげ、まわりの大人がむきにならないように気をつけましょう。
また、危険なことをしようとする時には、子どもが理解出来るように話をして諭してください。

子どもの自発性が伸び、何でも自分でしようとしますが、それが出来ないと反抗します。
反抗を無理矢理に抑え込んでしまうと反発します。自発するこころの芽を摘むことになり「やる気」をなくしてしまいます。

親は子どもが成長したから反抗期がきた、それは喜ばしいことだと認めて上手に対応することが大切です。
3か月から6か月で「第一反抗期」を卒業していきます。しかし、これにも個人差があります。

誰もが通ってきた道です。
親も寛大な心で我が子の成長を喜びましょう。

コメント
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