ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

ミルク神話?

2007年11月22日 | 祖父母の弊害
このところ育児不安の相談が増えています。
多くの場合、核家族化で親自身が自分の親から上手く育てらていないように思います。

アメリカからの育児情報に若いお母さんが振り回されたり、ミルク神話や市販の離乳食がさも育児を助けるように宣伝され、ミルクで育った子は「強い子・よい子」などと行った宣伝が行われ。
退院時には、ミルクのおみやげがついていました。産院のおみやげのミルクを我が子に与えるようになりました。
誰も疑問を持たずにそのようにしていました。
母親教室では、調乳の仕方や哺乳器具の使い方や消毒の仕方などを含めミルクについて教えられていました。

ミルクは頭のよい子に育てると信じられていました。森永ヒ素ミルク事件の頃は、ミルクが大量に消費されました。
その頃育てられた子どもが、今は祖母になり孫育てに協力しています?
そのお祖母ちゃんが、母乳哺育の邪魔をします。
孫にミルクを勧めます。その裏には、ミルクはお母さんでなくても授乳でき、孫を取り込むのに最適です。
おっぱいのでが悪いとすぐにミルクを推奨します。
お祖母ちゃんたちは、孫かわいさに、泣いていたら母乳がたりないからミルクをあげないと可哀想だと言います。
孫をおもちゃにできるのです。
母親も助かるのでつい甘えてしまいます。
それは取り返しのつかないことになります。
母子の愛着を阻害し、関係が希薄になります。


コメント
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