赤ちゃんの生活リズムをもっとしっかりと作ってあげる必要があるように思います。
基本的に人間は動物ですので、朝日とともに起き、夕日とともに活動をペースダウンさせ、夜はしっかりと休みのが一番自然です。
入浴というのは、とても興奮するものです。
夕方から夜にかけては次第に静かな精神活動にしていく必要がありますが、夜遅くになっての入浴や、パパが帰ってから一緒にはしゃいで遊ぶのは、目を覚まさせてしまい、なかなか寝付かれなくしてしまいます。
こういったことも、赤ちゃんの生活スタイルに配慮して、大人が工夫をしてあげなければいけないと思います。
夜十分な睡眠がとれていなければ、昼間の活動は鈍ってしまいがちです。
逆に昼間のいきいきとした生活がなければ、一日の生活スタイルにメリハリはありませんので、夜いつまでも起きているようなことにもなってきます。
以上は原則のお話ですので、実際の生活のなかでいろいろと工夫をしていって下さい。
母子関係の確立ができず、関係性障害に陥り、基本的信頼関係を確立できないと、基
底欠損と呼ばれる状態が生じ、その後の発達や人格形成に大きく影響します。
自分に自信がない、他人を信頼できない状態が人格の基本になってしまいます。
自分に自身が無く、生きて行く上で最も重要な食を否定します。食行動異常の治療は信頼関係の確立からはじまります。
主治医が身も心も抱きかかえ、どんなことがあっても決して裏切らない立場をとります。
拒食症では抱きかかえ離乳食を食べさせるように食事を与え、離乳食のやり直しを行います。
当然母乳栄養児にはほとんど無いのですが、全く無いとは言えません。母乳分泌に関わるプロラクチンの血中濃度は個人差があるようで、高値になりやすい人では、苦労が少なく母乳がでるようです。
母親が子どもに特別な感情を持つことができるオキシトシンやバゾプレシンは、子どもの方を見つめて、子どものことを考えながら授乳しないと分泌されにくいので、完全母乳栄養児でも3歳健診時に、関係性障害を持つ子どもがいます。
母親にお話を伺ってみますと、哺乳時に見つめられず、よそ見をされていた子どもに見られました。現在、授乳しながらテレビを見たり,ビデオを見たり、メールをしたりする母親が70%以上います。
子どもの時に見つめてもらえなかったために、成人しこどもを持っても見つめることができなくなっているようです。
世代間伝達です。
拒食症を含め食行動異常、あるいは食物を含めた依存症、たとえば過食、アルコール依存、薬物依存、スポーツ依存、学業依存は増加しています。
最近はテレビゲームに依存しているためか、アルコール依存、スポーツ依存、学業依存は目立たなくなっているように思います。
いずれにしても母子関係の確立は後の人生に大きな影響をもたらします。関係性の確立のための準備は妊娠前にはじまり、妊娠して作業が開始され、母乳栄養の終焉までに完結されるべきであると今は考えています。
白川嘉継先生
基本的に人間は動物ですので、朝日とともに起き、夕日とともに活動をペースダウンさせ、夜はしっかりと休みのが一番自然です。
入浴というのは、とても興奮するものです。
夕方から夜にかけては次第に静かな精神活動にしていく必要がありますが、夜遅くになっての入浴や、パパが帰ってから一緒にはしゃいで遊ぶのは、目を覚まさせてしまい、なかなか寝付かれなくしてしまいます。
こういったことも、赤ちゃんの生活スタイルに配慮して、大人が工夫をしてあげなければいけないと思います。
夜十分な睡眠がとれていなければ、昼間の活動は鈍ってしまいがちです。
逆に昼間のいきいきとした生活がなければ、一日の生活スタイルにメリハリはありませんので、夜いつまでも起きているようなことにもなってきます。
以上は原則のお話ですので、実際の生活のなかでいろいろと工夫をしていって下さい。
母子関係の確立ができず、関係性障害に陥り、基本的信頼関係を確立できないと、基
底欠損と呼ばれる状態が生じ、その後の発達や人格形成に大きく影響します。
自分に自信がない、他人を信頼できない状態が人格の基本になってしまいます。
自分に自身が無く、生きて行く上で最も重要な食を否定します。食行動異常の治療は信頼関係の確立からはじまります。
主治医が身も心も抱きかかえ、どんなことがあっても決して裏切らない立場をとります。
拒食症では抱きかかえ離乳食を食べさせるように食事を与え、離乳食のやり直しを行います。
当然母乳栄養児にはほとんど無いのですが、全く無いとは言えません。母乳分泌に関わるプロラクチンの血中濃度は個人差があるようで、高値になりやすい人では、苦労が少なく母乳がでるようです。
母親が子どもに特別な感情を持つことができるオキシトシンやバゾプレシンは、子どもの方を見つめて、子どものことを考えながら授乳しないと分泌されにくいので、完全母乳栄養児でも3歳健診時に、関係性障害を持つ子どもがいます。
母親にお話を伺ってみますと、哺乳時に見つめられず、よそ見をされていた子どもに見られました。現在、授乳しながらテレビを見たり,ビデオを見たり、メールをしたりする母親が70%以上います。
子どもの時に見つめてもらえなかったために、成人しこどもを持っても見つめることができなくなっているようです。
世代間伝達です。
拒食症を含め食行動異常、あるいは食物を含めた依存症、たとえば過食、アルコール依存、薬物依存、スポーツ依存、学業依存は増加しています。
最近はテレビゲームに依存しているためか、アルコール依存、スポーツ依存、学業依存は目立たなくなっているように思います。
いずれにしても母子関係の確立は後の人生に大きな影響をもたらします。関係性の確立のための準備は妊娠前にはじまり、妊娠して作業が開始され、母乳栄養の終焉までに完結されるべきであると今は考えています。
白川嘉継先生