ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

赤ちゃんかえり

2007年11月09日 | 子育ての悩み
赤ちゃん返り
退行現象と言われ、2~3歳のころに下に赤ちゃんが生まれると、上の子には、赤ちゃんに戻った様な状態になることがあります。
妊娠後期になりますとお母さんの異変を感じて同様な状態になります。

下に赤ちゃんが出来たり、妊娠したりで、どうしても上の子を我慢させてしまいます。
まだまだ2歳・3歳は甘えたい盛りです。
これまでお母さんを独占してきたわけですから仕方ないです。
子どもにとってはとても辛い地獄のような苦しみです。
それまでの天国から地獄に変わり、赤ちゃんに返って甘えたくなるのも自然な成り行きですね。

親は、そんな子どもの気持ちを理解出来ない人もいます。
妊婦さんによく言うのは、「赤ちゃんが生まれてから、上の子が何か要求したときには、上の子から先にしてあげてね」といいます。

逆にこんなことは言わないでねと言います。
「もう大きくなったくせに」「お兄ちゃんなのに」「お姉さんでしょ」「我慢してね」がその後についてきます。

子どもが言ってきたら、突き放さず、可能な限り抱いてあげたり、一緒に遊んであげたり、褒め、認めてあげてください。
お母さんに認められ、愛されているという安心感を持てば良いわけですから、否定することはしばらくひかえて、優しいお母さんになってあげてください。下の子にもいい影響を与えます。
要求を満たしてあげたり、安心させてあげることがとても重要です。
愛されていることを確認すれば、またもとの状態にもどります。

愛するあなたの子どもです。


コメント
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