ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

後追いはいつまで続くのか?

2007年11月14日 | 後追い
後追いは、自分の一番好きなお母さんの追いかけです。

落ち着いてトイレにいけない。戸を開けながら用をたすという経験を皆さんされたのではないでしょうか?

それは、母と子の愛着がしっかりと結ばれているということで、本来は喜ぶべきことなのです。
お母さんのそばにいると安心することができて、気持ちもゆったりとして安心することが出来ます。
お母さんの姿が近くに見えないと、不安になり落ち着かなくなります。
それが後追いといわれる行動です。

母親がそれを、十分に受け止めると、母子の間にしっかりした信頼関係ができます。
母子がしっかりと結ばれることで、次の段階に進むことができまです。
後追いをしっかり受け止めてもらえることが出来るからこそ、安心してお母さんから離れていることがでるのです。
この時期の長さは、それぞれ個人差があります。
長い子は2年近く母親の側を離れない子がいました。
その子も、今はしっかり一人遊びや友達と遊ぶことも出来るようになりました。
信頼関係が出来て自分に自信が持てるようになると、時にはほんのちょっとお母さんを忘れ、何かに興味を示したり他のこと遊ぶことをします。
そのような時には、親は近くでそっと見守ってください。

いつもお母さんが見守ってくれている、眼差しを感じ、安心して一人遊びの時間を持つことができます。
お母さんは「心の安心基地」です。
いつでも、不安になったら安全基地に帰ることができることを
世界が広がっていくでしょう。後追いは、お母さんにとって辛いことです。しかし、このような時期を経過することが成長には大切です。


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2ヶ月の我が子との接し方がわからない

2007年11月13日 | 育児不安
これまで来た質問の中から我が子との接し方がわからないという相談がありました。
とても参考になりますのでお読みください。
**************
2ヶ月の男の子の赤ちゃんとの接し方がつかめず不安ばかりの毎日です。
2ヶ月の男の子(3370g;5060g)について。日当たりのいい部屋で寝かせていますが泣くたびに1日そこで過ごすと逆に私がストレスがたまってしまい好きな家事をしたいのですが泣かせてまでするべきか本当は赤ちゃんの相手をしないとダメではと考えていつも悩んでしまいます。
 また縦抱きが大人しくなるのですが肩こりが辛くついつい抱っこをやめて泣かせてしまうことも多いです。その場合5分から15分で泣きやんで10分から数10分寝ています。自分が頑張ればいいのですが体力がついていかず最後には泣き声にイライラしてしまい、それが赤ちゃんの心の発達に影響しないかとも不安です。
 赤ちゃんの機嫌のいい時はガラガラを目で追わせたり話かけたりしているのですが泣き出すと抱っこして、でも自分が疲れて泣かせてしまう。
こんな風に接していてちゃんと育ちますか?また抱っこすると泣き止むということは母乳が足りていると考えていいですか?昼間たまにミルクを足して抱っこしていると寝る時が多いです。
 夜はだいたい9時に母乳とミルクで4時まで寝ます。赤ちゃんとの接し方がつかめず不安ばかりの毎日です。
*************
回答  たまごママネット医師団
 人の体は200万年間生理的には大きな変化無く、赤ちゃんは今も200万年前も今もほぼ同じような状態で産まれてくると考えられます。
何故赤ちゃんは泣くのかを考えてみると,命にかかわる重大事に泣くのであろうと考えられます。飢餓状態にさらされたときと、他の捕食肉獣に食われるかもしれない危険性を感じるとき。
  人の実験では、生後8週以降の乳児を対象とした母子分離実験があります。母親と同じ部屋で5分間あやしたり、話しかけたりしてもらい、その後母親が静かに部屋から出ていくと、乳児の額の体温が下がることが証明されています。
自律神経が緊張して、額の血管が収縮し、乳児が緊張状態に陥ることを示しています。ラットの実験では人の乳児に相当するラットを放置すると、最初は母親を求めるように泣きますが、そのまま放置され続けると、泣き止みじっとして動かず体温の低下が始まり、24時間後に亡くなります。
 泣き始めるとまもなく、成長ホルモンの分泌低下が始まり、生きる能力が低下し始めます。泣き止む頃には、ストレスホルモの一種であるステロイドホルモンのグルココルチコイドの分泌が増加し、通常の1000%程度まで増加します。このホルモンは脳の記憶や学習能力、ストレス耐性に関わる海馬と、情動の中枢である扁桃体などに作用し、いずれも将来的に萎縮するように働きます。将来、学習能力が低下したり、ストレスに弱い状態に陥ったり、感情のコントロールが上手く行かなくなることがあります。
 一方、いつも抱っこされて、心地よい思いを与えられると、乳児の脳内でオキシトシンと呼ばれるホルモンが産生され、グルココルチコイドの分泌を押さえ、脳をストレスホルモンの影響から護ることが分かっています。また、乳児期に心地よい思いを与えられ、乳児期に脳内でオキシトシンが産生されたマウスは、将来子育て行動を取ることができると報告されています。
 子育て行動を上手く行うことができても、母親と子どもとが二人だけになることは危険で、猿山のサルは、集団生活をしていると問題なく育児ができていても、集団から離され母親と子ども二人だけにされると、母親が子どもを攻撃するようになります。
 子どもと接することができず、外来で接する治療を行っている母親のほとんどは、抱っこされたことがない、母乳を与えられたことがない、ほめられたことがない、厳しくしつけられたなどの不適切な養育環境が隠れています。
  泣いているわが子を見て、抱き上げたいと感じるか、強い不安に襲われたり、イライラしたりして抱き上げたくないと感じるかは、本人が子どもの頃に受けた養育環境に左右されるようです。児童精神に関わる精神科の医師は、生後6か月頃までの期間が最も大切であろうと述べています。
  生後6か月は母乳だけで充分な栄養補給ができる時期で、その間は常に抱っこして、心地よいお思いを与えることが重要であろうと考えられます。
母乳育児はとても大切で、これまで述べられてきた効用以外にも、母乳中に分泌されるオキシトシンを吸入すると、母親も子どもも、相手を信頼できるようになる可能性が考えられています。その間、育児は母子だけで行うものではなく、誰かが傍にいて見つめたり支えたりすることが必要です。
  核家族化が進み、育児を支える環境が整わず、あっと言う間に生後6か月は過ぎてしまいます。
また、残念なことに、最近は、幼児期からの外遊びが少なく、十代の運動も少ないためか、背筋力が戦後一貫して低下し、背筋力を体重で割った背筋力指数が低下してしまいました。
背筋力指数が1.5を下回ると、抱こすると腰を痛めてしまします。日本人女性の背筋力指数は多くの場合1.5を下回っています。生後6か月間の育児はとても大切で、その間を上手に経過できると、その後は良好な育児環境の習慣ができて、大きく崩れることはなさそうです。
  外来にお見えになる7か月健診時の親子の姿を見せていただくと、とても良い状態と、とても悪い状態の方々は、将来の姿が浮かびます。育児上手く行かないことには、多くの因子が関与します。特に自分が受けた養育環境の影響が気付かないところで大きく影響しています。
何とか、糸口を見つけて、接することができるように考えてみてください。他人を信頼して、助けを借りて育児してください。二人だけは危険です。
補足
 未熟な大きな脳を持った霊長類はその脳が完成し、独り立ちできるまでは、親は間違いなく子どものための存在で、子どもが親のための存在になった時をabuse:虐待と呼びます。子どものための存在となるにはどうすべきか最善の答えはなく、答え探そうとすることが大切です。
白川先生  福岡新水巻病院小児科
**************
いかがでしたか、抱かれることの大切さそして早めに赤ちゃんの出すいろいろなサインを、感じ取ってください。
赤ちゃんが欲しがるときは授乳のタイミングです。お産をした産院の指導が3時間置きという指導をされていたらそれは大きな間違いです。
人工乳は3時間しないと消化しませんが、母乳は1時間~1時間半で消化します。頻回に授乳することがとても大切です。
泣く前に、サインを感じ取って授乳してあげてください。

一人でも多くの方が心穏やかに、楽しく子育てが出来るように願っています。


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赤ちゃんに6ヶ月までは果汁を与えるな

2007年11月12日 | 果汁は6ヶ月まで与えるな
自治体のホームページや保健師の知識の低さのために、間違った情報が流されています。
そこで今回は、アメリカ小児科学会の専門委員会の勧告を、お知らせします。
*****************
PEDIATRICS Vol. 107 No. 5 May 2001, pp. 1210-1213
アメリカ小児科学会 栄養に関する専門委員会 子どもに果汁を与えるリスクと適切な摂取方法についての勧告

1.果汁は生後6ヵ月未満の乳児にはなんら栄養学的な利益はありません。
2.生後6ヵ月以降の乳児や子どもに対して果汁は果物そのものに優るよう な栄養学的な利益はありません。
3.果汁や濃縮還元果汁はよくバランスのとれた食事の一部として摂取され るなら、健康的な食事の一部分となりえ 
 ます。しかし、果汁飲料は栄養学的 に果汁と同等ではありません。
4.果汁は脱水の治療や下痢の管理に用いる飲料としては不適切です。
5.果汁の過剰摂取は栄養障害に関係するかもしれません(栄養過剰や栄養 不足)。
6.果汁の過剰摂取は下痢、鼓腸、腹部膨満、そして齲歯と関係する可能性 があります。 7.殺菌されていない果汁は
重篤な疾患を引き起こす病原体を含んでいるか もしれません。
8.各種の果汁は、小児の年齢に応じて適切な量が与えられる限り、問題と なる臨床症状を引き起こすようなことはないでしょう。
9.カルシウムを強化した果汁は有効なカルシウム源となりますが、母乳や 人工乳そして牛乳に含まれるほかの栄養素は存在しません。

勧告
1.果汁は生後6ヵ月未満の児に飲ませるべきではない。
2.乳児には哺乳びんや簡単に持ち運びのできる蓋つきのコップから果汁飲 料をあたえない。これにより簡単に1日中果汁を摂取することを許すことに なる。乳児には寝る前に果汁を与えてはならない。
3.果汁摂取量は1-6歳の小児では1日当たり4-6オンス(約110-170 mL に制限すべきである。7-18歳の小児では1日あたり8-12オンス(約220340 mLまたは2盛り(サービング)に制限すべきである。
4.小児が果物そのものを食べることにより、1日の摂取量を摂るように推 奨する。
5.乳児、小児、そして青少年は殺菌されていない果汁を飲むべきではない 。
6.小児の栄養障害(栄養過剰と栄養不足)を評価する時に、保健医療従事 者はどのくらいの量の果汁を摂取しているかを確認するべきである。
7.慢性の下痢、過度の鼓腸、腹痛、腹部膨満を伴う小児の評価をする時に 、保健医療従事者は摂取されている果汁の量を確認するべきである。
8.齲歯の評価をする時に、果汁の量と飲む方法を確認すべきである。
9.小児科医は、果汁と果汁飲料の使用について普段から話し合い、親に両 者の違いについて教えるようにするべきである。
アメリカ小児科学会 栄養に関する専門委員会1999-2000 S
**************

いかがでしたか。
参考にしてください。
我が国の学会は、このような勧告をだしません。
国は企業の利益を優先するために、私たち国民をないがしろにしています。
私たち国民は自らの力で健康と我が子を守る必要があります。

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分娩時の産科医の心ない言葉の暴力

2007年11月11日 | 出産・育児
お産は、赤ちゃんと産婦が主体ですよね。
でも、それを認識している医師は少ないのが実情ではないでしょうか。
俺が、私が「産ませてやる」「プロにまかせろ」患者はだまってまかせろ。
いつまでこのような状態が続くのでしょうね。
本来、医療は患者主体であるべきだと思います。
しかし、問題行動を起こす患者やクレーマーがいるのもまた事実ですね。
妊婦が主体ではなく「産ませてもらう」という意識で「ブランド出産」を望む人もいます。

一方、肉体も心も産婦と赤ちゃんに捧げている産科医がるのも事実です。
私の知り合いの医師は過労や心労が原因で院内仮眠中に亡くなっている方もいます。
真剣に向き合えば向き合うほど大変な商売です。好きでなければ出来ません。

今回は、悲しいお産について書いてみます。

過去に同じようなメールがありましたので、ご紹介します。
******************
同じ個人医院にて2回出産を経験していますが、出産時に先生がおっしゃったことを
いまだ引きずり思い出す度にブルーになり、次回出産時の病院選びに悩んでいます。

2回とも分娩台で足を固定しての出産でしたが、声がでてしまうこと、また痛みから体をよじってあばれてしまうことを先生から注意されました。
先生といい関係を保ちいい出産がしたいこと、また、第一子出産時の苦い経験から第二子のときは今度こそ静かにいきんで...と決心して出産にのぞんだのですがやはり、体があばれてしまい、「あなたは一人で産んでいる気でいるんですか」「赤ちゃんが出てきているのだから黙りなさい」と分娩台の上でいわれ、え..と思ったものの、出産直後は感謝の気持ちでいっぱいだったのですが、入院中にいわれた「あなたは経産婦なのにまたあばれましたね」の一言で、自分が特別だめな出産者と太鼓判を押されたような気持ちになり、
先生に自分の気持ちを伝えようと何度か思ったのですが、結局いえずにそのまま退院しました。

分娩台で足を固定される恐怖で身をよじるのだろうか...と、また、陣痛室で分娩監視装置をずっとつけたままスタッフがほとんどまわってこず陣痛室に他の妊婦がいらっしゃる場合は親などもつきそえず、ほとんど一人で安でしたので、畳での出産など自由な姿勢で出産ができる病院を探しているのですが、そもそも、私のような妊婦の場合は、前のように足を固定する分娩台での出産や、無痛分娩の方が赤ちゃんと母体の安全のためにはよいのでしょうか?
**************
この方は、辛い体験がトラウマになっているのですね。
このような状態で、前向きでいいお産をしなさいというのは無理ですよね。
それでもまだ、次のお産にチャレンジする気持ちを持っておられることに心からエールを送ります。

それにしてもひどい医師ですね。
医師に「だまりなさい」命令されるのはよくないですね。むしろ優しく声をかけるべきです。
「赤ちゃんも頑張ってるからね」「お母さんも赤ちゃんを感じてね。声をだしてもいいよ」「あなたのしたいようにしたらいいよ」等と援助をすべきではないでしょうか。

きっと入院中も気持ちは暗かったでしょうね。一生懸命頑張ったのにそれを否定された感じですね。
今度は、フリースタイル分娩が出来るところで、思いっきり楽しいお産が出来るといいですね。
足を固定され囚人みたいなスタイルではお産は厳しいですよね。医師が主体で産婦が主体にはとても思えませんよね。

赤ちゃんのことを考えたら無痛分娩はよくありません。
赤ちゃんとあなたの共同作業で産んでください。

助産院という選択もありますね。あるいは自宅分娩で家族に囲まれた幸せなお産をしてください。
お産について学んでください。いいところは必ずあります。
産院選びは慎重にしてください。

次はいいお産をしましょうね。応援しています。




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子育て日記を書きましょう!!

2007年11月10日 | 子どもの成長
子どもの成長記録つけていますか?
子育て中のお母さん、毎日目の回るような忙しさだと思いますが、我が子の成長記録をつけてください。
時間がないのと悩みが多くて書けないのはわかりますが、時が過ぎるとあっというまに忘れてしまいます。
辛かったことやうれしかったこと、子どもの成長の中で思い出になるようなことが起こった時にその日のうちに書いてください。
初めて何かをしたとき、寝返りやハイハイ、つかまり立ち等々を書き留めてください。
ちょっとした絵などあるとさらにいいですよ。

夫に書いてもらうのもいいですよ。
僕は、妻の妊娠中からお腹の赤ちゃんへの思いを毎日綴っていました。
妊娠中のことお産のこと、里帰りしていた時のことなど1歳になるまで書きました。
何故書いたのかと言えば、娘が20歳になったときにプレゼントしようと思って書きました。
娘にプレゼントしたら、喜んでくれました。
書いたかいがありました。
世界中にたった1冊の娘の成長記録です。

娘が子育ての参考にしてくれるといいのですが。

ぜひ、お父さんに書いてもらってください。
続けるうちに楽しくなってきます。
今日から勧めてみたらいかがですか。
辛いこと楽しいことも記録に残しておこうね。

これは、パソコンではなく「ノート」に書いてください。
ノートを直接わたすほうが喜んでもらえます。
父・母の手で書くところに意義があります。

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赤ちゃんかえり

2007年11月09日 | 子育ての悩み
赤ちゃん返り
退行現象と言われ、2~3歳のころに下に赤ちゃんが生まれると、上の子には、赤ちゃんに戻った様な状態になることがあります。
妊娠後期になりますとお母さんの異変を感じて同様な状態になります。

下に赤ちゃんが出来たり、妊娠したりで、どうしても上の子を我慢させてしまいます。
まだまだ2歳・3歳は甘えたい盛りです。
これまでお母さんを独占してきたわけですから仕方ないです。
子どもにとってはとても辛い地獄のような苦しみです。
それまでの天国から地獄に変わり、赤ちゃんに返って甘えたくなるのも自然な成り行きですね。

親は、そんな子どもの気持ちを理解出来ない人もいます。
妊婦さんによく言うのは、「赤ちゃんが生まれてから、上の子が何か要求したときには、上の子から先にしてあげてね」といいます。

逆にこんなことは言わないでねと言います。
「もう大きくなったくせに」「お兄ちゃんなのに」「お姉さんでしょ」「我慢してね」がその後についてきます。

子どもが言ってきたら、突き放さず、可能な限り抱いてあげたり、一緒に遊んであげたり、褒め、認めてあげてください。
お母さんに認められ、愛されているという安心感を持てば良いわけですから、否定することはしばらくひかえて、優しいお母さんになってあげてください。下の子にもいい影響を与えます。
要求を満たしてあげたり、安心させてあげることがとても重要です。
愛されていることを確認すれば、またもとの状態にもどります。

愛するあなたの子どもです。


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母子の絆を深めるマザリーズ

2007年11月08日 | インポート
母子のコミュニケーション
お母さんが言葉の話せない、わが子に優しい調子で語りかけている光景を見た方、あるいは、今しているお母さんも多いのではないでしょうか。
それは「マザリーズ(母親語)と言われています。
「○○はいい子だね」「かわいいね」「マンマにする」「おくちあ~んしてね」などと語りかける母親の声は、抑揚が大きく、ゆっくりと長く、優しく語りかけます。
大人同士の会話の倍近くの長さになります。

お母さんの語りかけを受けると、赤ちゃんの手の動きがそれに呼応します。母子の心が一体化し、母子の絆ができあがります。
体中を使って反応してくれます。

赤ちゃんは言葉が理解できなくても、心を通わすことができます。
それが赤ちゃんが出すサイン(ベビーサイン)です。
それが楽しい子育てにマザリーズは大切です。

たくさん母親語で話しかけてください。
授乳中も「いっぱいおっぱいを飲んでね」「おいしいよ」などと声をかけながら楽しい授乳を心がけてください。赤ちゃんも笑顔で喜んでくれますよ。

人工乳の方も同じように声をかけながら授乳してください。

妊娠中からお腹の赤ちゃんに声をかけてあげることも大切です。妊娠中の方はぜひ実行してください。
きっとあなたのお産を応援してくれますよ。お腹の赤ちゃんも自律して頑張ってくれます。
妊娠中から赤ちゃんとコミュニケーションをとることはとても大切です。



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ままごと遊びは幼児教育

2007年11月07日 | 子どもの成長
夕食の準備の間にテレビを見せていませんか?
準備のために、テレビをベビーシッターにしている方が多いのではないでしょうか。
そんなお母さんに、よく言うのは、お子さんと料理の下準備を一緒にしたらどうですか。
楽しいですよ。
「でも散らかるのがいやです」そうですか。でも少し我慢をすればいいじゃないですか?
散らかったらあとで、一緒に掃除したらいかがですか。
「そうですね」「今日からやってみます」

キャベツやジャガイモをゆでて混ぜたり、芋の皮むき(ゆでた後の小芋)下準備をすることで楽しんで、真剣に手伝ってくれます。
2歳の女の子です。
「ありがとうございました。昨日の夕食はいつもは食べない小芋を食べてくれました」
手伝うことで作ったものを食べるということは、それそのものが食育のように思います。
仕事を手伝って、ほめられ、上手に出来るね。と言われて自信とやる気がでます。

テレビだけをベビーシッターにして見せていることよりも数十倍すごいことです。

作業が終わるまで真剣なまなざしでお手伝いしている姿が目に浮かびます。

女の子の場合は、これも修行です。
最近の女の子はままごと遊びをしなくなりました。それも当たり前のことです。
何故ならば、小さいうちから家事の手伝いをしたりさせないからです。

準備のいらない「総菜」を購入し、手抜きの食事や出前の食事では、作る現場を見ていません。
それでは、子どもの脳裏に焼き付きません。ままごと遊びは出来なくて当たり前です。
家で食事を作っても、母親の調理をしている姿を見せずに、テレビを見せているのでは、わかりませんね。

作った後、昔はテーブルやちゃぶ台を囲み家族で楽しく団らんをして食事をしましたが、今はそんな光景は見ることがありませんね。
サザエさんの食事の光景です。

出来ないのではなく、知らないからです。
子どもには多くの体験をさせてあげましょう。



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魔の2歳児・反抗期

2007年11月06日 | 子どもの成長
魔の2歳児
この時期の子どもに手こずるお母さんは多いですね。

無理矢理人との接触をさせて免疫や馴れさそうなどとと思わないでください。
子どもはますます恐怖心を増大させ、不安におびえてしまいます。
人見知りがさらにひどくなります。
優しい年長の子どもに遊んでもらう機会がれば、遊んでもらうのがいい方法です。
年長の子にとっても、下の子の面倒を見ることは大きな意味があります。
人との関わり方を学ぶことが出来ます。

焦らず時間をかけて、不安を少しずつ和らげて行くことが大切です。
また、自立心がつくように心がけることも重要です。

この時期は第一反抗期でもあります。
2歳から3歳にかけておこります。
発達や個人差によっては多少前後します。

子どもの自発性が急速に伸びているので、なんでも自分でやりたがります。反抗することによって、自我が発達していくことにもなります。

自分の思いを頑なに、とおそうと意地をはります。これは、順調に心が発達してきた証です。
大いに喜ぶべきことですが、親の心にゆとりがある時はいいですが、ゆとりがない時にはついイライラして怒ってしまいます。
親としてごく当たり前だと思いますが、ここは一つじ~~~と、我慢をしてください。

子どもには、善悪の判断をする能力が身についていますので、大きな事故になるような要求はしません。温かいまなざしで包んで見てあげてください。

反抗期の子どもに対しては、できるだけ柔軟な態度で臨むことが大切です。できるだけ本人の要求を肯定的な態度で受け止めてあげ、まわりの大人がむきにならないように気をつけましょう。
また、危険なことをしようとする時には、子どもが理解出来るように話をして諭してください。

子どもの自発性が伸び、何でも自分でしようとしますが、それが出来ないと反抗します。
反抗を無理矢理に抑え込んでしまうと反発します。自発するこころの芽を摘むことになり「やる気」をなくしてしまいます。

親は子どもが成長したから反抗期がきた、それは喜ばしいことだと認めて上手に対応することが大切です。
3か月から6か月で「第一反抗期」を卒業していきます。しかし、これにも個人差があります。

誰もが通ってきた道です。
親も寛大な心で我が子の成長を喜びましょう。

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KDDIの無責任な回答

2007年11月05日 | 携帯電話の弊害
私の質問にKDDI(au)から回答が来ましたので掲載します。
全く無責任な回答であきれます。
さらに、この会社の姿勢を疑うようなことがありましたの合わせてご紹介します。
今回の回答書は誰が出したのかわかりません。
担当者の名前も記載されていません。いただいた回答に対して再度質問をするにしても、連絡をするににしても差出人がわかりません。
私は、社長宛に出したのですが?
社会通念として、社名及び回答者名は記載されています。
全く、企業モラルの低い企業です。
***************
2007年10月30日

特定非営利法人たまごママネット
理事長 新井一令 様


                         KDDI株式会社

       携帯電話の電磁波の影響に関する質問へのご回答

 平素から弊社の電気通信業務にご理解を賜り、誠に有難うございます。
 さて、平成19年10月10日付で頂きました貴質問書につき、別紙のとおりご回答いたしますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、ご回答が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

質問1 妊娠中の携帯電話の電磁波の胎児への影響について
妊婦の場合は体内に胎児を抱えているので、胎児にとって体内環境は成長過程において大変重要になってきますので、お母さんが、気をつけて電磁波からの被爆を避けることが大切です。
PC作業を一日中していた妊婦に流産や早産といった異常出産の事例が多数あったという報告があります。
御社のご見解をお答えください。
回答
 我が国では「電波防護指針」を策定し、電波が人体に好ましくない影響を及ぼさない安全な状況であるか否かの判断をする際の基本的な考え方や、それに基づく基準値などを示すとともに、この指針に基づく規制を導入しています。この電波防護指針は、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が示す国際的なガイドラインと同等であり、世界保健機関(WHO)はこのガイドラインを支持しています。そして、電波防護指針には、これまでの十数年間にわたる膨大な研究結果に基づいて確立されている健康影響の闇値(電波を曝露された生体組織における1度Cの温度上昇を生じる電波強度)に対して、50倍(1/50)という十分な安全上の余裕が見込まれています。この安全上の余裕は、虚弱者、高齢者、乳幼児、熱への耐性が低下するような投薬を受けている人、といった潜在的に影響を受けやすい人々を考慮して制定しているものです。
 また、我が国は、平成19年4月27日に公表した「生体電磁環境研究推進委員会報告書」の結論において、「我が国の電波防護指針は、電波が人体に与える影響について、これまで蓄積された科学的知見を基に十分な安全率を見込んで策定されており、電波法令の規制値となっている一般環境の基準値は、さまざまな年齢、身体の大きさ、健康状態などを含んだものである。したがって、現時点では子どもに対するばく露を考慮して電波防護指針値を直ちに改訂する必要はないものと考える。」として、現状においても電波防護指針は十分に人体を防護しているとの見解を報告しています。
 したがって、現在のところ、我が国で採用している電波防護指針に基づく規制値を遵守する限りにおいては、携帯電話の電波が人体へ影響することはないと認識しております。

質問2 妊婦のお腹の上でのメールなどの使用の影響について、胎児への影響について教えてください。
回答
質問1の回答と同様の理由から、影響はないと認識しております。

質問3 幼児の携帯電話の電磁波の影響について
 「幼い子どもが電磁波に被曝した場合、中枢神経系や免疫系、その他の器官が形成される時期に相当するだけに、深刻な健康影響が生じる可能性がある。特に環境ホルモンの作用の中には、発生のある特定の段階に被曝することでたとえ超微量であっても成人してからの(あるいは曝露者本人の子どもの)生殖機能に異変をもたらす場合のあることが分かってきたので、胎児や子どもに焦点をあてたリスクの捉え方がクローズアップしてきたという背景がある。」としていますが。
御社では上記についてどのような見解をお持ちでしょうか、お答えください。
回答
 質問1の回答で述べたとおり、科学的根拠に基づいた現在の電波防護指針値は十分な安全率が考慮されたものであり、我が国で採用している防護指針値を遵守する限りにおいては、携帯電話の電波の人体への影響はないと認識しております。

質問4 電磁波の影響を避けるための手段や対策をお考えでしたらお答えください。
回答
 携帯電話基地局からの電波については電波法施行規則第21条の3に基づき電波の強度に対する安全施設を設けることが、また、携帯電話機からの電波については電波法設備規則第14条の2に基づき人体頭部に吸収されるエネルギー量の許容値を遵守することが、人体への影響を避けるための手段や対策と考えております。

質問5 電磁波の影響があると仮定した場合は、使用についての啓蒙活動をしますか。
回答
 仮に将来、電波の人体等への影響があると科学的に立証され、携帯電話及び携帯電話基地局に係る防護指針値が改訂されるような場合には、速やかに必要な対策を講じるとともに必要な啓蒙活動をいたします。

質問6 妊婦対策用のシールドをした携帯電話の販売をお考えですか。お答えください。
回答
 質問1の回答と同様の理由から、電波防護指針に基づいた電波利用環境においては、電波の人体への影響はないと認識しており、シールドをした携帯電話の販売については考えておりません。

質問6の回答と同様の理由と認識から、考えておりません。
以 上
*************
回答を呼んで痛感するのは、自己防衛をするしか方法がないように思います。
電磁波シールドをはるか、耳掛け式のハンディトークセットを使用するしか現時点での対処法はないように思います。

NTTドコモから回答が来ているようですがまだ見ていません。
次回、回答を紹介させていただきます。

コメント (3)
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子どもの安全を考えない無責任な母親

2007年11月04日 | 常識・マナー不足、これでも親
またまた、携帯電話の使い方。
公園で楽しそうにブランコで遊んでいる3歳くらいの子どもがいました。
友達同士なのでしょうか。二人の子どもは大喜びで遊んでいます。
まだまだ小さいので、大きく揺することはできませんが、それでも歓声ををあげながら楽しんでいました。
その傍らで、遠くから見た目には読書でもしているのかなと思っていましたが、近づいてみると、二人の母親は、携帯電話のメールに夢中です。
子どもには全く目をやりません。
その様子には愕然としました。とりつかれたように必死に携帯の液晶画面に釘付けです。
私には、鬼のように怖い顔に見えました。

我が子の安全を考えないのでしょうか!!!!親として失格です。親には子どもを守る義務があります。

幼い子は、ブランコから落ちたら大けがを負う危険性があります。
子の親たちは、落下の危険を全く予知しないのでしょうか!!!!
携帯依存症の親たちなのでしょうね。
子どもに目をやりながら会話をすると言うことはないのでしょうね。
自宅でも子どもとの会話も少なく、コミュニケーションが上手くとれていないのでしょうね。

我が子が、ブランコから落下して怪我をしたら、公園の管理者を訴えるのでしょうね。
自分の監督不行届を棚に上げて・・・・・。子どもが巣立つまで親として温かく見守っていってください。

携帯電話は、日本人に多大な影響を及ぼしていますね。
道具は正しく使わなければ、自己や家族を守ることができません。

携帯電話会社は無責任で、売りっぱなしです。
どのような使い方をしようがかまわない。儲かればそれでいいという姿勢です。
利用者の健康や使い方の啓蒙活動などは一切ありません。
携帯電話が、どれだけ社会や我々の体に影響を及ぼしているのか猛省すべきです。

携帯電話会社は、販売者の責任として、使い方などの啓蒙活動をしてください。
公衆の場での使い方やマナーを守るように訴えてください。
マスコミもそのような活動をするよう働きかけてください。
大口の広告スポンサーであっても言うべきことは言うべきです。
腰が引けてはいけません。

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孫との上手な関わり方

2007年11月03日 | 祖父母の弊害
今まで独り占めしていたお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんをとられるようで
上の子はとても不安になります。
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)になるんだから、もっとしっかりしてね」等とプレッシャーを
与えないでください。
赤ちゃん返りもしますが、しっかり甘えさせてあげてください。
お母さんが外出出来ないときはおじいちゃんおばあちゃんが外遊びをしっかりさせてあげてください。
 また、おばあちゃんおじいちゃんが赤ちゃんを抱っこして、上の子がお母さんにたっぷり
甘える時間を作ってください。甘えることで難しい時期を過ごすことが大切です。

楽しい子育てのサポートをしてください。
若いお母さんは皆さんの助けを必要としています。
若いお母さん・お父さんの意思と方針を尊重して、そばからそっと見守って、時々、手助けしてあげてください。
望まないことをするとマイナスになります。

お母さんの願いは、自分の他愛もない愚痴や話を否定や批判をせずに聞いてもらいたい。
ほんの少し子どもから解放される自分の時間が欲しいのです。
ただし赤ちゃんをお母さんから奪ってはいけません。
お母さんの疲労が強くお母さんが望んだ時には是非かなえてあげてください。
 お母さんが次の子を授かると、お兄ちゃん・お姉ちゃんになる上のお子さんには十人十色、本当に様々な変化が表れます。
 しかし、その変化全ての奥にある子どもの気持ちは、「お母さんにかまってもらいたい」です。
 今まで一人でできていたことをしなくなったり、わざとお母さんの気を引こうと手のかかることをしてみたり・・・(もちろん、中には赤ちゃん返りもせずに、ぐんぐんお兄ちゃん・お姉ちゃんになる子もいますが)甘えん坊になったり、泣き虫になったり、暴れん坊になったりと、大人からみると「困った」ことを次々にやっていくかもしれません。つわりでしんどい時期や大きなお腹を抱えていると、一見以前よりも手の掛かる我が子に困惑したり、イライラしたりすることもあるでしょう。
 でも、ちょっとだけ子どもの立場に立ってみてください。子どもにとっては、今まで周りの大人たちの関心と愛情を一身に受けてきた立場が一気に揺らいでしまう、あるいは大好きなお母さんを赤ちゃんに取られて、自分は嫌われてしまうのではないか?という危機感をもっているのかもしれません。このことは上の子が何歳であっても変わらないようです。
 「うちの子はどうかしら?」と思うお母さんは、上の子がそんな思いをしていると解かってあげて、上の子にも今まで以上に愛情を伝えてあげてください。
 お産後なら、上の子にもおっぱいをあげてみるのも良いかもしれません。「自分も赤ちゃんと同じ、おっぱいをもらえる存在なんだ!」と思えると、きっと安心して赤ちゃん返りからも早く開放されるでしょう。上の子も決して赤ちゃん返りをしている状態が心地良いはずはないのですから・・・。
 大好きなお母さんの抱っこを赤ちゃんに譲ることや、初めてお母さんと離れて過ごすこと等々、赤ちゃんが生まれることはとても嬉しい反面、いろんな試練を子どもに与えます。もちろん、その試練は子どもが育っていく上で貴重な体験になるでしょう。
 最後に、お父さんとお母さんが必要以上に「お兄ちゃんになったんだから!」などとプレッシャーをかけず、子ども自身がお兄ちゃん・お姉ちゃんになるのをゆったりとした気持ちで待ってあげてください!

孫にとって「オアシス」になってあげてください。
親は子どもの欠点ばかり見えて気になります。
おじいちゃんおばあちゃんは、孫のキラリと輝く素敵なところを見つけて引き出してあげてください。
孫育ての時間を楽しんでください。

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心のもやもや、今日も元気!!

2007年11月02日 | 日々の思い
最近はヨーガブームですね。
ヨーガとは名ばかりの体操ヨーガが流行っていますね。

ヨーガは体操ではなく、心の呼吸をすることで自分の心と体との対話です。

ヨーガの目的は、心の煩悩や利己心を静めるために行います。
心の波が静まれば、真実が見えてきます。
呼吸と心は密接に関係しています。心が乱れると呼吸は荒くなり、反対に心が穏やかであるときは呼吸も静かで全く意識されません。また、深い呼吸によって、乱れた心は落ち着きます。それを会得するのがヨーガです。

さて、今回は僕がどのような思いで日常活動をしているのかを少し書きます。

人々に命の大切さや、人間の尊厳を考え直していただき、心豊かに生きていくことが出来るように支援したいと思っています。

懐妊したときから命は生まれます。その命が自らの力で自立できるような支援をしていきたいと願っていますが、なかなか思うようにはいきません。

僕は、命をかけてこの仕事をやっていますが、どこまで出来ているのか不安です。
思いを持続し、活動に命をかけて継続するしかないですね。

充足感が持て、いつ死んでもいいように。
日々の活動が、人々にとって良きものであるようにと願って実践していきます。
出来ることを出来るうちにしていこうと思っていますので、深夜までになることが多いです。
やり残すことは悔いが残ります。

あと3年間はこの世で生きていたいと思っています。
助産院と子育てを学べる合宿所をつくる予定で準備をしています。
一定期間、共同生活をする施設です。
助産婦が常駐し、産科医も定期的に診察できるようにしたいです。
それを造らないうちは、死ねません。

いいお産と、育児を知らない親に教育をする場です。
赤ちゃんの生まれたいという力を、感じることができるように学んでいただきます。

ただ寝て食うだけではなく、そこでは労働もさせます。全ての人が平等に働き汗を流します。自然との一体感を享受すると共に内なる心と対峙していただきます。

人としての心を磨く道場であり心の故郷にしたいと思います。
親子がいつでも帰ってくることができる、実家になれるようにしたいと思います。
里帰りのお産ですね。

但し、だれでも受け入れません。自覚をを持って自己コントロールできる人だけです。
面接で採用します。合格率はかなり低いと思います。
万人に開かれた所ではありません。何故ならば命がかかっているからです。
赤ちゃん、妊婦、スタッフ、そして僕の命に関わるのです。

僕はこのところ血圧が高くなっています200~230くらいです。
倒れずに働けています。体調が悪いのを自覚するとそれなりに落ち着きます。

年2回くらいこの状態になります。
これも神が与えてくれたサインだと思って楽しんでいます。
やすみやすみ行動をしています。体調が戻るまでは自重していようと思いますが、そうもしていられません。

この活動を始めて7年、一日も休んだことはありません。夏も正月も関係なく、年中無休です。
休みたいと思わないのです。働くことがは趣味です。赤ちゃんから心の栄養を分けてもらっていますのでいたって元気です。

命は、この活動を始めたときに捧げています。今は、定めに従って活かされています。
僕が、この世で必要がなくなったら次の世界に呼んでくれると思います。
その日を楽しみにして、今日を生きています。

毎日、ボランティア家業のワーキングプア、貧乏生活を楽しんでいます。
時々、お布施をいただきそれで活かしていただいています。ありがたいことです。
こうして生きていけています。

この幸せに感謝。

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果汁等は6ヶ月まで与えてはならない

2007年11月01日 | 果汁は6ヶ月まで与えるな
6ヶ月過ぎるまでは、果汁や麦茶、白湯は与えてはいけません。

1ヶ月過ぎたので、果汁をあげるようにと、実母から言われたのですがそうすべきでしょうかという相談がありましたのでお答えしました。
*************
生後1ヶ月と少しがたちましたが母乳だけでいいのでしょうか
1ヶ月が過ぎたので、徐々に母乳以外の味も・・と思い、麦茶やお白湯を飲ませようとするのですが、哺乳瓶の乳首の感触が嫌いみたいで飲んでくれません。
水分補給という意味で、母乳だけでいいのでしょうか?
このところ、気温も高くなってきてのどが渇いたりしないのですかね・・。私の母は、母乳だけだと、濃いのでお白湯やお茶を、飲ませないと・・・と言うのですが、お風呂あがりも、飲んでくれないので母乳をあげています。
甘い味なら飲んでくれるようですが、砂糖を入れたりしても良いのですか?
特にぐずったりしないので問題ないのかなぁと思いながら、やはり日々大きくなってきたので、水分は足りているのか心配になり、メールいたしました。
**************
回答
 母乳で1.5キロも増えているとすごいですね。お母さんの母乳が良く出ていて、赤ちゃんの飲みも上手なのでしょう。
赤ちゃんはお母さんの母乳が大好きで、哺乳びんの乳首との違いをはっきり知っているためにいやがっているのです。お母さんの母乳だけで他に何も与える必要はありませんから哺乳びんを使うのは止めましょう。
  母乳の中には赤ちゃんが6ヶ月まで育つのに充分の栄養が含まれます。お母さんが食べたものの成分がその味と匂いとともに母乳の中に入ります。
赤ちゃんはお母さんと同じものを食べていることになります。ですからお母さんが普通に食事をとって入れば赤ちゃんの栄養が足りなくなるということはありません。
また様々な味を経験していますから離乳準備食というものも必要ありません。6ヶ月までの赤ちゃんの腸の粘膜は、大きい分子の蛋白や本来体の中に入ってはいけない物質まで通過させてしまうということがわかってきました。これは早い時期に様々なものを赤ちゃんに与えるとアレルギー性疾患の発症の危険性を高くすることを意味します。
  6ヶ月を過ぎる頃になると粘膜の成長によってこの様なことが少なくなることがわかっています。ですから6ヶ月までは母乳以外のものを与えることは赤ちゃんにとって良くないことなのです。
湯冷ましも赤ちゃんにとって必要のないものです。母乳の成分の88%は水分です。十分に母乳を飲んでいる赤ちゃんはそれだけ多くの水分もとっているのです。オシッコで重たくなったオムツを見てください。腎臓はオッパイの水分を処理するのに一生懸命です。そこに湯冷ましを与えることは腎臓に負担を掛けるだけで、良いことは何もありません。それだけ多くの水分をとっているのですから、喉が渇くなどということはありません。お風呂上がりにも母乳をあげれば十分です。
 果汁や湯冷ましを与える慣習は、戦後間もないころ、品質の悪いミルクを飲ませていたために必要だったことが、その後改められることもなく続いているのです。また腸管組織の発達から見ても6ヶ月までは母乳やミルクの他には与えない方がよいと考えられています。
  アメリカの小児科学会では2001年に「6ヶ月前には果汁は決して与えてはいけない」との声明を出していますが、日本ではまだ慣習として与えられる場合が多いのが現状です。
母乳が濃いということもありません。母乳は飲み始めにはタンパク質のたくさん含まれるさらさらとしたものが出てきて、次第に脂肪分が多くなります。飲み始めと終わりではその成分が違ってきて、まるで母乳を飲むたびにオードブルからデザートまでを楽しんでいるようです。こんなにすばらしいものは他にはありません。
 甘いものには注意が必要です。赤ちゃんは甘味に敏感です。甘いものを与えると甘いものしか好まないようになります。これは離乳食の時にもこの傾向が続きその後の食事の好みにも影響します。小児期の肥満につながり、成人しての生活習慣病にも大きな影響を与えます。赤ちゃんが好むからといって砂糖の入ったものを与えるのは止めてください。
もちろんお母さんが甘いものを食べるのは何も問題はありません。
お母さんと赤ちゃんの関係は大変うまくいっていると思われます。6ヶ月までは母乳だけ、6ヶ月を過ぎたら母乳と離乳食にします。自信を持って母乳育児を楽しんでください。
***********
子育ての間違った知識をもったおばあちゃんが、子育ての邪魔をすることがよくあります。
困ったことですね。


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