津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■二度目の引越し

2016-05-30 18:54:39 | 熊本地震

 運送屋さんの都合で、6月1日予定の二度目の引越しが急遽明日になった。
今回は取り残された私の机や椅子、それに本や史料などが主である。一応ダンボールに詰め込んだが、あまり詰め込みすぎて一箱/\が重い事この上ない。
頼むとはいえ少々は手伝いもせずばならず、その後の本の整理などは奥方の手伝も望めず考えると頭が痛くなる。
もっともこの一ト月半ほどは本や史料からすっかり離れていて、少々渇望気味であるから頑張って片付けせずば成るまいと思っている。
74爺はここ数日9~10時間の睡眠をとって疲労回復に努めているが、なかなか回復しない。また+されるかと思うといささか心配ではある。 

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■ご飯茶碗とマグカップ

2016-05-30 10:45:15 | 熊本地震

 今度の地震で食器棚や飾り棚が倒れ、9割方食器や陶器が壊れた。割れ残ったものを一応棚に戻したが、揃いの食器等は五枚組が一・二枚残る等惨憺たる有様で引越しに際し捨ててしまった。食器棚はガランとしている。
地震から一と月程は配給所からいただく給食で過ごしていたが、引っ越してようやく三食奥方の手料理を食べる事になり、私のご飯茶碗が無く成っている事に気づいた。生き残った陶器類を調べているうちに茶道の茶碗が数点残っている。ダンボールに別途入れて置いたものだ。その中の白いグレーがかった釉薬が美しい茶碗が在り、これを現在ご飯茶碗に使っている。ご飯をよそうと以外に大振りで、量が少し多くなった様に感じられる。もっとも一膳しかいただかないのでしばらくはこのままで過ごすことに成りそうだが、下手をすると奥方に丸め込まれて永久にと云うことも在りえるなーとも思っている。

 愛用のコーヒー茶碗も無くなってしまったが、畏友K氏から頂戴したマグカップは割れずに残った。これは奇跡とも言うべきであった。
高祖父・上田久兵衛の辞世の句を彫っていただいていた大事な品である。

    「秋風のたよりに聞けば古里の 萩か花妻 今さかりなり」とある。


                     

コメント (2)
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