鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

3.外から来る神イメージ:創造神

2018年03月05日 | 安全なキリスト教の学び方





りんたろう君。

前回、人の心には在物神が自然に湧き上がる~と言ったね。

物の中に染み込んでいると想像される神イメージが、在物神だった。






<万物の創造神>


ところが、人類はあるとき、もう一つの神イメージをもつようになった。

「万物の創造神」略して創造神だ。

「万物」は自分以外のすべての存在。

これを創造した神、と言う意味だ。

ということは、「物質も、その中に内在するとイメージされる神々(霊)も」造ってることになる。

この神からすると、(他の)万物は「被造物(ひぞうぶつ)」ということになるね。





<様々な属性>

この神は、いろんな属性を、理屈として考えることが出来る神だ。

たとえばそれは、他の万物に「先行して」存在しているはずだ。

だって、「創造した」んだもんね。

物質も、その中にいるとイメージされる神々をも「あらしめた」んだもんね。




こういうことは、筋道、道理として考えられる。

人間には筋道を考える能力が与えられている。

これを理性という。

この理性を使って考えられるんだね。





<空間的無限者>


他にも例えば、無限大の大きさを持っている、というのもある。

これは直感的にもイメージできるだろう。

被造物に比べて、とてつもなく巨大だと。

だが、理性を使うとそれに留まることなく、その大きさは無限大とわかってくる。

だって、その大きさが有限ならば、その外側の物は「オレが造った被造物」とは言い辛いもんね。

どこまでも限りなく大きい。

無限大という記号(∞)は、算数(数学)でもやったよね。

創造神は、空間的に無限者なんだ。

+++


他にも色々ある。

それを一つ一つ知っていくのが、「創造神を知っていく」ことになる。

そして創造神を知るのはキリスト教の中心課題でもある。






<外から与えられる神イメージ>

今回は、以上のようなところだが、一つ追加しておくことがある。

それはこの創造神という神イメージは人の心に自然発生はしない、ということだ。

ではどうして心に存在することになるのか。

「外から与えられて」である。


+++


これを与えているのが、聖書というキリスト教の教典書物だ。

ここには、「(自分以外の)万物を創った創造神がいる」とのメッセージが記されている。

このメッセージを受容してはじめて、人の心にはその神イメージが存在するようになるんだ。

今回はここまでとしよう。








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