ここで脇道に入って、国や社会の統治方式について少し考えておこう。
このブログはフェースブックにも転載されている。
そこのコメント欄に、こんな感想が書かれていた。
「(天国って)なんだか北朝鮮ににてるねえ~」と。
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北朝鮮と聞けば、暗~い感じだ。
天国がそんな所と思ったら、もうこれ以上話について行かれなくなる。
感情的に、気持ちの上でね。
対処しておこう。
<民主制でないと「暗~い」?>
暗~いイメージになるのは、その統治方式が民主制でないと認識してのことだろう。
民主制は、社会全体のことを決めるとき、成員の「みんなが参加して、話し合って合意して」決める方式だ。
この対極が独裁制で、こちらは一人の人間が決めてしまう。
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人間社会では、メンバーである人間は全員、情報収集や思考の能力が不完全だ。
そういう世界では、民主制で衆知を集めた方が、いい決定を得られやすい。
だがそれは「本来、能力が不完全である人間の独裁制に比べて」というだけのことだ。
民主制でやっても、不完全な人間があれこれ議論して、結局よくわからないということも起きる。
やむなくその場の空気でいいかげんにきめる、という事態は少なくないのだ。
<全知全能で「いつくしみ」ある王の統治>
だが、そこに全知全能の存在がいたらどうか。
この人に全権を委ねたら、最高の決定がなされうるだろう。
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天国は王制の国であり、王国(kingdom)だ。
王である創造神はすべてを一人で決めるが、その方は金正恩とはちがう。
全知で、全てを知っているし、被造物に対する「いつくしみ」の心も持っている。
そこは、全能の神が平和も完全に維持している。
天使や地上の人間が民主制で運営する国よりも遙かに幸福な、最高の国になるんだ。
このことの理解には想像力が要るけどね。
現実世界での経験が無いことだからね。
今回は、ここまでにしよう。