鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

19.賛美職の天使長たち、宇宙に閉じ込められる

2018年03月31日 | 安全なキリスト教の学び方

 

 

天国の話に戻ろう。

創造神の御子はまだ、王座に就いていない。

父なる創造神の意志は、御子に訓練を施してから王座に就かせるというものなのだ。

それまでの間、一人の位の高い天使に、全権を与えて神の代理をさせる。

彼は王座を守って、代理統治をする。

それがエホバ神だ。この名については、後に述べる。

 
 
 

<賛美の天使長が叛乱を起こす>

さて、天使には創造神を賛美する職分のグループがある、と前に述べたね。

この天使群の長は、とびきりハンサムで見目麗しく、かつ知力も振る舞いも卓越した天使として造られていた。

天使は自由意志を働かせられるように造られていて、人間と同じように羨望(せんぼう:ねたみ)の感情も抱きうる。

賛美の天使長はエホバ天使を妬んだ。

「あんな程度の容貌のものを賛美するなんてやっとられない」とでも思ったのか、配下の天使たちに自分を賛美させはじめた。

そして天の一角にそういう空間を創ってしまう。

天国のミニチュア版だな。

 
 
 

<叛乱天使、宇宙に追い落とされる>

だが、それでは天国の秩序は乱れてしまう。

そこで、戦の天使群の長であるミカエルは、配下の天使と共に賛美の天使長を制圧しようとする。

こうして天に戦いが起きる。

が、結局、反逆して自分の小国をつくった天使長は、彼に従う天使と共に宇宙に追い落とされる。

(後に人間はそこに造られることになっている)


+++

天国は光に満ちた霊界だが、宇宙は暗やみの空間で、物質で出来ている。

反逆天使たちはそこに閉じ込められる。

今回はここまでだが、この話の理解に助けになるために、前に示した聖書の空間理念の図を、ここでも示しておこう。



 
 
 
 
 
 
  
 
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