天国と天使の特徴をもう少し見よう。
天国には、我々地上の人間社会に似たところもある。
<行政府も裁判所もある>
国民(天使)を統治する行政府もあり、反する者を制圧する軍隊もあり、反した者を裁く裁判所もある。
ただし、立法府(議論して法を造る)はない。
必要ないからだ。
天国は王国(kingdom)だから、絶対権を持つ王である創造神が、法は下すのだ。
<軍隊状に組織されている>
こうした(天の)機関では、それに割り当てられた天使たちがグループで働く。
グループは軍団上に組織されていて、構成者である天使は軍隊のルールで行動する。
各々のグループで天使たちは、上位の天使長の命令で行動する。
地上での軍隊と同じく、その行動原理は「命令 ⇒ 服従 ⇒ 懲罰」だ。
つまり、各天使は自らの天使長の命令に服従し、服従しなければ懲罰を受ける。
<創造神を讃える職分の天使もいる>
また、天国ではすべての天使が、創造神を拝し、讃える姿勢を持っている。
その中で特に、創造神をたたえ、賛美する職分の天使群もいる。
彼らは「ホーリー、ホーリー(聖なるかな、聖なるかな)」と日ごと讃え、賛美し続けている。
今回は、ここまでにしよう。