悪評ばかりが聞こえてくる「kobo Touch」を、入手してしまった。JALのマイレージをWAONにして使ったので出費はない(という錯覚)。
楽天社長の強気のコメントは愛嬌として、最初のセットアップも改善されたためか特に問題なく終わった。早速、いろいろと仕入れて通勤時に読んでいる。使い勝手は快適とは言い難いが決して悪くもない。一度充電すれば、普通に読んで1ヶ月くらい持つと言う。よしよし、来週ベトナムに持っていこう。
これで7000円台。単に本を読もうとするならコストパフォーマンスが良いというべきではないか。
確かに、日本語の本の品揃えはまだまったくダメであるし(今後、EPUB規格の電子書籍がどれだけ出てくるのだろう)、ウェブ上の検索機能など最悪に近い。
しかし、非常に多くの青空文庫の作品群を無料で楽に読むことができるのは素晴らしいことだ。スマホやパソコンではちょっと読む気にならなかったのだ。これだけで元を取ったような気分になる。
また、英語の書籍はそれなりに多く、辞書機能を活用すれば(日本語での辞書機能ははっきり言って使いにくい)、読書が進む。そんなわけで、ポール・オースターの未読作品『Man in the Dark』を仕入れてしまった。
・・・とか言って、アマゾンがKindle日本版を出したら、そちらも欲しくなったりして。
青空文庫の夏目漱石『余と万年筆』 ペリカンを酷評している
ポール・オースター『Man in the Dark』 辞書機能がグッド