那覇・久茂地のParker's Mood jazz clubに足を運び、安富祖貴子のライヴ(2016/10/16)。
Takako Afuso 安富祖貴子 (vo, p)
Yoshiya Chinen 知念嘉哉 (g)
Hitomi Uratani 浦谷仁美 (b)
これまでCDを聴いて想像していた姿とは異なり、安富祖さんは激しくスピーディーに歌った。また、久しぶりで緊張すると言いながら、ピアノを弾きながら歌いもしたのだが、それがまたとてもブルージーで感じ入るものだった。曲想からもコール&レスポンスの形からも、もとはジャズではなかったのではないかと思ってしまうのだがどうだろう。
途中で「All Blues」を歌った。ディー・ディー・ブリッジウォーターを思い出して聴いていたところ、やはり、ディー・ディーが好きだとステージで話していた。この先、歌が爛熟してディー・ディーのような存在となることを期待。
ギターの知念さんのプレイは音がくっきりして確信的なフレーズ、素晴らしかった。どこかに吹き込んでいないのだろうか。
ところでハコのノリは東京とずいぶん違っていて(場所によると思うが、一般論)、「どんどん撮って、上げて、楽しんでくださいね~」なんて言ったりして、また客も思い思いの手拍子。私はリラックスして好きである。しかし、カウンターのスツールがアメリカ人向けかと思ってしまうほど高すぎてちょっと疲れた。
Fuji X-E2、XF60mmF2.4、XF35mmF1.4