魚返明未『はしごを抱きしめる』(Apollo Sounds、2018年)を聴く。
Ami Ogaeri 魚返明未 (p)
Satsuki Kusui 楠井五月 (b)
Shun Ishiwaka 石若駿 (ds)
いかにも複雑で繊細な曲を軽々と弾きこなす魚返明未。それも驚きなのだが、石若駿のドラムスもまた驚きである。時間の進み方をすべて手に入れていて、自在に空中浮遊しているようだ。アメリカにジャスティン・ブラウンがいるなら日本には石若駿がいる。
魚返明未『はしごを抱きしめる』(Apollo Sounds、2018年)を聴く。
Ami Ogaeri 魚返明未 (p)
Satsuki Kusui 楠井五月 (b)
Shun Ishiwaka 石若駿 (ds)
いかにも複雑で繊細な曲を軽々と弾きこなす魚返明未。それも驚きなのだが、石若駿のドラムスもまた驚きである。時間の進み方をすべて手に入れていて、自在に空中浮遊しているようだ。アメリカにジャスティン・ブラウンがいるなら日本には石若駿がいる。
森進一『影を慕いて』(日本ビクター、1968年)を聴く。
先日、高円寺の円盤で500円で買ったLPレコード。森進一2枚目のアルバムであり、古賀政男のカバー集である。
解説には、「流れるように繊細な『古賀メロディ』」と、「荒く揺れる独特のバイブレーションを身上とする『モリブレーション』」との結合とある。モリブレーション!・・・なるほど。集団就職で、職をいくつも転々として、歌手として見出されてから数年後である。それでも20歳。おそるべし。