オンドジェイ・ストベラチェク『Live in Prague』(Stvery Records、2017年)を聴く。
Ondřej Štveráček (ts)
Klaudius Kováč (p)
Tomáš Baroš (b)
Gene Jackson (ds)
前年の『Sketches』と同じメンバーでのライヴ盤。
自分としての目玉はやはりジーン・ジャクソンで、ヘヴィ級にして跳躍も加速急停止もするドラミングには、わかっていても痺れる。
しかしそれだけではない。ストベラチェクのテナーはもろにコルトレーンを追っているのだが、フォロワー特有の熱さがある。他のメンバーもこのサウンドを熱く突き進む。たとえばビリー・ハーパーやサン・シップを聴いているときのように、聴いているこちらでもヒーターのスイッチが入ってしまう。いやたまんないな。
●オンドジェイ・ストベラチェク
オンドジェイ・ストベラチェク『Sketches』(2016年)
●ジーン・ジャクソン
レイモンド・マクモーリン『All of A Sudden』(2018年)
ジーン・ジャクソン・トリオ@Body & Soul(2018年)
ジーン・ジャクソン(Trio NuYorx)『Power of Love』(JazzTokyo)(2017年)
オンドジェイ・ストベラチェク『Sketches』(2016年)
レイモンド・マクモーリン@Body & Soul(JazzTokyo)(2016年)
及部恭子+クリス・スピード@Body & Soul(2015年)
松本茜『Memories of You』(2015年)
デイヴ・ホランド『Dream of the Elders』(1995年)