日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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宮嶋茂樹 「不肖・宮嶋 死んでもカメラを離しません」(祥伝社黄金文庫)

2007-08-04 19:40:29 | 本・映画・展覧会
 最近の文庫本は背表紙に発行社独自の整理番号が付けられていることが多く(注:ISDNちがったISBNコードではナイ)、まぁそれは文庫化以前の原著発行順と必ずしもリンクしてはいないのだが、大体はそうなので1人の著者をフォローしてゆく場合、参考になることが多い。ワンパターンの書き方に飽きてしまう著者が居れば、時代と共に書きぶりや物事の捉え方が変わってきているのが分かる場合もあり、それが「フォロー」の面白さではないかと思う。

 少し前に「南極観測隊同行記」を読んだが、あちらはかなりアクの強い文章で、原著は1998年刊行。こちらは平成8年刊行の再編版である。さてどっちが古いんだ?さいきん本当に平成と西暦のコンバートができないの。ってか、今年が平成なん年だか分からないの。使う機会ないから。

 著者の本は幾つもの出版社から出されていると思うが、ここの文庫では1冊目。だからか分からないが、割と素直な文章で読みやすい(内容が素直かどうかは保証の限りではない)。東京拘置所のオウム麻原、光州暴動、ハマコー、三里塚、佐川クン、紀子さま…撮影テーマごとに一章、経緯と撮影の工夫、首尾がその成果(写真)つきで書かれている。かなーり面白い。カメラのレンズとか、フィルムの感度とか、シャッターとか絞りとかについて少し知識があれば、より感覚的に近づけるだろう。

 こういう写真を撮るカメラマンが立派なのか、唾棄すべき存在なのか、ちょっと判断に迷う。撮るネタが社会正義的なモノであれば良くやったと称えたい気がするし、タレントの熱愛報道とかだとイイ大人がなんてツマラン時間を浪費してるんだと唾を吐きかけたくなるから。残念ながらいかに撮影の過程に感心しようと、撮った写真に対する僕の評価は変わらないのだ。

 2007年8月3日 自宅にて読了
コメント
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2007年7月26日 Made in U.S.A.

2007-08-04 07:01:53 | ノンジャンル
 航空自衛隊が次期主力戦闘機にと目論んでいたF-22(A)ラプターが買えないかもしれないって。で、防衛省は大慌てなわけ?んで、F-4ファントムをさらに延命するんだとか。さすが長寿大国ニッポンである。いまだにF-4!中身は大幅に変えてあるとは言うものの、だ。本家アメリカじゃその後のF-15だって退役しようかって時代なのに。

 何だかんだ言ってもアメリカは金儲けしたいからF-22を売るに決まってる。今は「焦らし作戦」してるだけ。それでも日本は尻尾振っちゃうんだよなぁ。F-22が変えなければあっさり「んじゃイイや。ユーロファイター買うから」って言ってみ?>空自。いや、ラファールでも良いや。

 そりゃ現場は大変でしょうよ。何だかんだ言っても慣れ親しんだアメちゃん製じゃなくなるんだから。が、しかし、そこを何とか。ドイツ人が使いこなせてる(はずだ)から日本人も大丈夫でしょう(笑)。それにしてもEF2000って電気機関車みたいだな…

 まぁ民間機もエアバスから暴イングに統一する方向だし、国の貿易収支なんつー問題が絡んでるんだろうから、現場の意見なんてあっても無視されちゃうのでしょうが…本当にそんなことで良いのだろうか?

 せっかくなら両機種を入れて(採算は多少目をつぶろう)東部方面と西部方面で配置機種を分けてみるとか…そしたら戦技競技会がメチャクチャ面白いものになりそうだ。いや、やっぱりロシアからSu-3xフランカー系を買って、ついでに北方領土かシベリア油田、ガス田をオマケにつけて貰うとか…

 せっかく「省格」したのだから、もう少し男気を見せて欲しいものだ>防衛
省。まずは大臣変えないとダメか…


コメント (4)
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