日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2007年8月28日 Field of dreams Ⅱ

2007-08-30 21:00:55 | ノンジャンル
 今日はお仕事で東京ドームです。お取引先様より応援要請をいただいてしまったのです。何たる癒着。いや癒着じゃないか、別に見返りがあるワケじゃなし。でも応援に行く出入り業者としては、当然「おぼえめでたい」コトを願って行くわけだ…

 球場周辺に、会社単位で応援に来ているところがカンバンや旗を出しているのを目撃。銀行、建設業、、、、営業部隊や新人が動員のターゲットになってるんだろうけど、スゴイねぇ。驚くやら呆れるやら。弊社はそこまでの取引額じゃないんで。

 そういうドロドロした思惑も、カクテル光線に浮かび上がる人工芝を見ると消えて行きます。応援合戦はちょっとうるさいけれど、まぁ面白いと見逃せます。やっぱ「タッチ」と「狙いうち」は応援ブラバンの定番なんすかね!?アタシは「タッチ」よか「みゆき」の方が好きな作品なんですが…関係ないか。

 野球を観にドームへ行ったのは何十年ぶりだったか、ひょっとしてドームで野球を観たのは初めてか!?(行ったのは後楽園球場だったのかも)くらいでしたが、仕事中にも関わらずビールなんか飲んじゃって。なかなか暢気で楽しかった。○○社さま入場券+飲食券有難うございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本多勝一 「しゃがむ姿勢はカッコ悪いか?」(朝日文庫)

2007-08-30 06:51:55 | 本・映画・展覧会
 タイトルからこの本を、当世の若者のスタイルから考え方についてでも論じたものかと思ったのだが、全然違っていた(笑)。

 「洋装でしゃがむ姿のカッコ悪さ」「和装でしゃがむ姿の自然さ」を緒とし、己の文化スタイルを他の国(民族)に共用する植民地化と話をつなげる。そして「国際化とは」と今でも問題にされているような話題が出る。かなり面白い。300ページほどだが、1日で読み進められた。お馴染みの辛辣な書きぶりも随所に登場するが、いいかげん慣れてるためか気にならない。

 ものによっては30年前の著であり、著者の意見や予言がどうなったか、確認するのも楽しい。決して意地悪ではない。ズバリ的中!もあれば、大外れ!もある。外れたからといって著者の先見の目を責めるのは間違いだろう。様々な問題提起をしていることに敬意を表したい。どんな問題提起かって?
・エスカレーターではなぜ片側に立つようにしないのか
・日本の食品産業も米国の後追いで大量かつ味気ないものとなってゆくのか
等々。

 ちょっと褒めすぎているので反対に一つ。自国の文化を平然と他所に持ち込む国々のことを痛烈に批判する著者だが、自身が南米で招待された時にTVが付けられていたことをケシカランと憤慨している。話すことができないと怒っている。しかし向こうではひょっとしたら、(昭和30年代の日本のように)まだ普及率の低いTVを客人に見せることがもてなしの一環だったかもしれぬ。こうした思いやりの心を持たず、自分の価値観で「もてなし方が悪い」と書く姿は、自身が批判する某大国の姿と本質的には変わらないように見える。

 正義感(と言うのだろうか)と身勝手とは紙一重なのかな?

 2007年8月26日 成田からのスカイライナー車中にて読了
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする