日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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坂本敏夫 「死刑のすべて」(文春文庫)

2007-08-01 22:07:04 | 本・映画・展覧会
 なかなか衝撃的なタイトルではあるが、一部の人が期待するであろう、処刑シーンの詳細な描写はない。いや多少あるんだが、優れているのは処刑だけでなく、そこに至る過程が念入りに描かれていること。

 そして本書の1/3近いスペースを占める「ドキュメントノベル」、某刑務所における人事や囚人待遇、ベタベタのヒューマンドラマ。これまで刑務所で働く人=看守、と言うイメージしか持って居なかった自分にとっては、なかなか興味深い内容だった。そして、刑務所に勤める人たちが全て任務に忠実な人ばかりではないかもしれないということも…

 著者は、少し前に名古屋刑務所で起きた囚人暴行事件~世間的には一方的に刑務官が悪いとされている~を例にとり、世論に逆行するかのようなコメントを書いている。なるほど、そういう背景があるのか…簡単に信じて良いものか迷うところだが、新たな視点を与えてくれた。

 興味本位で読んでも、死刑制度を真剣に考える上でも、参考になる一冊ではないか。

 2007年7月28日 自宅にて読了

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2007年7月23日 クラッシュ!

2007-08-01 07:02:47 | 仕事
 朝の通勤電車は壮絶な人ごみ。他人を蹴落とすまで至ることは少ないが、一部の車両では壮絶な乗車バトルが繰り広げられる。もちろんボクも毎日参戦ね。

 楽しかった旅行も終わり、身体も気分も重い月曜日、それでも気合い入れて一本目の電車に突撃した。。。気合いが入らないと二本目。どうしても気合いが湧かない時はUターンして帰宅!?

 隣のサラリーマンの方が、僕より少し身体がホームにはみ出していたようだった。ドアが閉まらず、再開閉される。その時、ドアのへりのゴムが彼の眼鏡に引っかかった。ゴムは滑ることなくメタルフレームを彼の顔から引き剥がし、そのまま中央に挟
み込んだ。。。えぇっ!?

 ドアの外に眼鏡が半分はみ出し、弦はフレームと明らかにおかしな位置関係になって車内に飛び出ている。唖然とする彼、隣で身動きも出来ぬまま小さく悪態と溜息をついた。

 そして次の駅、開いたドアは反対側だった…

コメント (4)
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