足繁く(って程でもないが)通う「写美」の、平成21年度収蔵展のテーマは「旅」だそうで。旅と言っても大きく時代の流れを含めた旅、旅行に関する写真を順次展示してゆくようなので、欠かさず訪問したいものである。
第一部「東方へ」は写真そのものの発明から、それを用いた世界各地の風景紹介が人々に広く「異国」を紹介した作品、「オリエント」の調査旅行、そしてJAPANのお土産として人気を博したと言う「横浜写真(彩色写真)」等を紹介。
展示されている写真は多くが風景写真または風俗写真であり、撮影技術より被写体に目がゆく。ヨーロッパの石造りの建物は今日でも残っているものが多く、一瞥してこれはどこだなと分かる場所も多く、100年ほど前のこととは言えすごいことだと思う。一方日本の写真はやはり横浜・神戸・長崎あたりの写真が多く、いずれも今とは似ても似つかぬ風景。それは風景だけでなく人々の様子も。変わらいように見えるのは富士山くらいか。
続く第2部「異郷へ」、第3部「異邦へ」が楽しみ。
2009年6月11日 東京都写真美術館にて鑑賞
第一部「東方へ」は写真そのものの発明から、それを用いた世界各地の風景紹介が人々に広く「異国」を紹介した作品、「オリエント」の調査旅行、そしてJAPANのお土産として人気を博したと言う「横浜写真(彩色写真)」等を紹介。
展示されている写真は多くが風景写真または風俗写真であり、撮影技術より被写体に目がゆく。ヨーロッパの石造りの建物は今日でも残っているものが多く、一瞥してこれはどこだなと分かる場所も多く、100年ほど前のこととは言えすごいことだと思う。一方日本の写真はやはり横浜・神戸・長崎あたりの写真が多く、いずれも今とは似ても似つかぬ風景。それは風景だけでなく人々の様子も。変わらいように見えるのは富士山くらいか。
続く第2部「異郷へ」、第3部「異邦へ」が楽しみ。
2009年6月11日 東京都写真美術館にて鑑賞