少し前の改装で2区画に分かれた(増えた)スペースの両方を使った写真展。フォーラムⅠはドイツの名門なんとか社のかんとか(^^;)って印画紙を使った高級プリント、額装されていてここは写真画廊ですか?ってノリ。上品だけどちょっと構えてしまう。この印画紙、会場の照明のせいか浅黄色に見え、初期の写真技術にあった鶏卵紙をイメージさせる。表面は和紙のように細かいシボ。
肝心の写真だが、スナップ風あり、風景写真あり。モノクロ主体でユングフラウ周辺の情景を多方面から撮っている。ユングフラウとは分からなくてもスイスだなとは一発で分かる写真が多く、よく雰囲気を掴んで表現していると感じた。
フォーラムⅡはカラー写真パネル、こちらはそっくりスイス政府観光写真展?と思う爽やかな仕上がり。一角はユングフラウ登山鉄道の連作、あれ?なんか先日もこんな写真展を見たような(笑)…ロケーションも限られるし、個性を出すのって難しい。
全般的に、すごく綺麗な写真。もともとがそういう場所ってのはあると思うんだけど、見事にスイスってイメージに対する期待を裏切らない。否定的に言えば、綺麗すぎて人の息遣いや生活の営みが見えてこない、ドロドロした部分は沈殿させ上澄みのみを掬って並べた印象。でもね、あー、スイス鉄道旅行したいなぁ。十分そういう気にさせてくれるクオリティである。
織作峰子HP:http://www.orisaku.com/
2012年9月9日 新宿・PENTAXフォーラムにて
肝心の写真だが、スナップ風あり、風景写真あり。モノクロ主体でユングフラウ周辺の情景を多方面から撮っている。ユングフラウとは分からなくてもスイスだなとは一発で分かる写真が多く、よく雰囲気を掴んで表現していると感じた。
フォーラムⅡはカラー写真パネル、こちらはそっくりスイス政府観光写真展?と思う爽やかな仕上がり。一角はユングフラウ登山鉄道の連作、あれ?なんか先日もこんな写真展を見たような(笑)…ロケーションも限られるし、個性を出すのって難しい。
全般的に、すごく綺麗な写真。もともとがそういう場所ってのはあると思うんだけど、見事にスイスってイメージに対する期待を裏切らない。否定的に言えば、綺麗すぎて人の息遣いや生活の営みが見えてこない、ドロドロした部分は沈殿させ上澄みのみを掬って並べた印象。でもね、あー、スイス鉄道旅行したいなぁ。十分そういう気にさせてくれるクオリティである。
織作峰子HP:http://www.orisaku.com/
2012年9月9日 新宿・PENTAXフォーラムにて