「里山資本主義」のヒットに気をよくした二匹目のどじょう、と思って読む事なかれ。たぶん大多数の読者がそうであろうことを予期して、わざわざ前書きで「里山」との違いについて述べている。そうは言っても連想しちゃうよねぇ。
里山が人里に近い山であるから、里海は人里に近い海。本書では具体的に瀬戸内海。人里に近い海の汚れを浄化するためアマモを植える。藻場ができ小魚が、それを狙う大型魚が戻ってくる。アマモは光合成も行う。。。あちこちで試みられていることの大規模な実証とも言える。なので聞いたような物語なのだが、読むと面白い。応援したいと思う。近場で自分も行動してみたいとも思う。
興味深いのは、こうした生態系の回復は諸外国でも理解を受け入れられるようだが「収穫は天からの頂き物」的発想はそうでないらしいこと。日本の八百万の神的な信仰は独特だからかねー?であればオンリーワンとして世界に誇れることが見つかったってことだ。イイネ!
2015年12月7日
里山が人里に近い山であるから、里海は人里に近い海。本書では具体的に瀬戸内海。人里に近い海の汚れを浄化するためアマモを植える。藻場ができ小魚が、それを狙う大型魚が戻ってくる。アマモは光合成も行う。。。あちこちで試みられていることの大規模な実証とも言える。なので聞いたような物語なのだが、読むと面白い。応援したいと思う。近場で自分も行動してみたいとも思う。
興味深いのは、こうした生態系の回復は諸外国でも理解を受け入れられるようだが「収穫は天からの頂き物」的発想はそうでないらしいこと。日本の八百万の神的な信仰は独特だからかねー?であればオンリーワンとして世界に誇れることが見つかったってことだ。イイネ!
2015年12月7日