村上隆の大作を観覧して帰ろうと地下に降りたら、売店の脇の部屋で本展をやっていた。目立たないなぁ。
森山大道と言えば日本カメラマン界の大御所と言って良いだろう。その大御所がいまポラロイドとは?
「チェキ」が思わぬヒットとなったように、ポラロイド(系)カメラは意外に根強い人気があるようだ。その秘密はどこにあるのか、画質に(も)あると大御所は思って使ってみたのだろうか。
この手のカメラの使われ方は基本的にスナップで、きっちり構図を決め光線を考え…と言う撮影スタイルは似合わない。敢えてそういうアプローチをする天邪鬼は好きだが、本展の作品からはそうした傾向は伺えなかった。そうすると、最初の疑問が解消されない。
大御所もたまには息抜きでインスタントカメラを使ってみた、それでは寂しい。インスタントカメラでも使う人次第でこんな写真が撮れる、バカにしたモンじゃないよと言うメッセージが会場の作品群からは伝わって来ず残念だった。残念なのは巨匠の狙いか腕か、それとも観る側の感性か。
2015年12月27日 六本木ヒルズA/Dギャラリーにて
森山大道と言えば日本カメラマン界の大御所と言って良いだろう。その大御所がいまポラロイドとは?
「チェキ」が思わぬヒットとなったように、ポラロイド(系)カメラは意外に根強い人気があるようだ。その秘密はどこにあるのか、画質に(も)あると大御所は思って使ってみたのだろうか。
この手のカメラの使われ方は基本的にスナップで、きっちり構図を決め光線を考え…と言う撮影スタイルは似合わない。敢えてそういうアプローチをする天邪鬼は好きだが、本展の作品からはそうした傾向は伺えなかった。そうすると、最初の疑問が解消されない。
大御所もたまには息抜きでインスタントカメラを使ってみた、それでは寂しい。インスタントカメラでも使う人次第でこんな写真が撮れる、バカにしたモンじゃないよと言うメッセージが会場の作品群からは伝わって来ず残念だった。残念なのは巨匠の狙いか腕か、それとも観る側の感性か。
2015年12月27日 六本木ヒルズA/Dギャラリーにて