日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2015年12月31日 【旅行】年越しアラビアンナイト(2)

2016-01-28 21:08:22 | 旅行・ハイク&ウォーク
 朝食後、ホテルから30分ほど歩いてグランド・モスクへ。大きなモスクはどこの国のも素晴らしいがここも同様。狂気すら感じる緻密な彫刻や絨毯、30度近い外から入るとひんやり静かな空間(写真)は気持ちが落ち着き、礼拝室の隅でへたり込んでいたら居眠りしそうになった。

 モスク近くの太い道路を走る路線バス(乗り合いタクシー)に乗車、旧市街の中心・マトラへ。観光名所のスークを歩いたが、モロッコやイスタンブールで見飽きちゃった感ありさしたる感動もなし。そこから海沿いにテクテク、炎天下を歩き始め旧市街へ。昼間はどこも閉まっている。ホテルに戻るかと思ったが一気に戻るバス停は判らず、とりあえずマトラまでと思ったがバスは来ず、同じようにバス停で待ってた現地人とタクシー相乗り(普通にされてること)。マトラからのバスもいま一つ様子が判らず、別のタクシーでホテルへ。日中は全ての施設が「昼休み」となってしまい、幾つかあった資料館はどこへも行けず。火と言って昼寝して出直すには遠い。やはり高くてもマトラ周辺に泊まるべきだったかな…

 夕食はホテル近くのバーで、隠れ家然とした造りで白い服着た地元民がビールを飲んでいた。この国の戒律は緩いようだ。部屋に戻って衛星TVでオーストラリアやN.Z.の新年花火を見て持参のカップ蕎麦を食べ、当地の新年まで起きていたが何も起こらなかった。アラブ諸国でドバイだけが突出して派手なのだが、そこでは花火会場の近くで高層ホテル火事がありちょっとした騒ぎになっていた。昨年は上海で壮絶な将棋倒しか何かあったよね。

 ここ数年で最も激しく動き回ったと思われる2015年が終了した。

 SAVOY GRAND HOTEL 泊
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2015年12月30日 【旅行】年越しアラビアンナイト(1)

2016-01-28 06:30:27 | 旅行・ハイク&ウォーク
 海外で年越しをするようになって10年を超えた。「新たに訪問した国」という縛りは、今年のように年末年始休暇が短いと結構な足かせとなる。さて、どこへ行こう?迷った末、中東にした。ここ1,2年イスラム圏はヤバいという漠然としたイメージがあるが、国や街を選べば必ずしもそうではない。

 日付が変わったばかりの夜中に羽田からJL7999便で出発、中身はカタール航空(A7-BCQ:787-8)。なんか寝づらいと思ったら後日、JALより横1席多いことが判明。座席幅が狭かったのだ。ドーハまで11時間13分、意外と遠かったが映画の一本も観ることなく、浅い眠りに悶々としながら到着。短い待ち合わせののちQR1128便(A7-LAB:A320)でオマーンの首都マスカット(写真)まで1時間7分。カタール航空かと思ったらペイントが緑、傘下のLCCなんだろうか。空港でホテルの迎え車に乗る。

 市街地まで15kmくらいらしいが、ホテルは空港の割と近く、開発中の地域らしく周辺には何もない感じ。そう予想はしたのだが市街地のホテルは高かったので仕方ない。今年の年越しも質素になりそうだな。併設のレストランで昼食を摂ってる間に部屋の支度ができチェックイン。部屋は小奇麗なので気持ちが沈むことはない。ワインを1本持って来たので毎晩チビチビやろう。寝不足解消に昼寝をしたら5時間も寝てしまった。夕飯を食べにホテル周辺をうろついたら大き目のスーパー発見、これはラッキー。そして店先で鶏を焼いてる食堂に入った。鶏とチャパティとコーラで300円くらい。他の中東諸国同様、オマーンも南アジア出身者(定住・出稼ぎとも)が多いようで、そこら辺の食堂はどこもインド系に映る。

 SAVOY GRAND HOTEL 泊
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