日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【映画】未来のミライ

2018-08-14 06:46:02 | 本・映画・展覧会
 生まれたばかりの妹の親の関心を取られ拗ねまくる4歳児のお話。聞き分けのないクソガキ!でもきっとこれが、実際の子供の姿なんだろうと思った。

 途中でなぜか未来になったり動物になたりする意味不明いやファンタジーな場面転換。ここで「なぜ?」と思うと楽しく観られない。ハイそれは私です。

 ところでこの両親、苦労してるのは解らないでもないのだが何だか気に入らない。態度と言うより子供を持つことへの心構え、みたいな部分で。

 細田守監督は一貫してファンタジーを交えた家族の姿を描いているが、自分には一作ごとについてゆくのが難しくなってる気がする。

 2018年7月25日 川崎・チネチッタにて
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【本】小島道一 著 「リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか」(中公新書)

2018-08-14 06:36:53 | 本・映画・展覧会
 リサイクルは資源および環境保護の一翼を担う善行である。そう断言したいところだが、そのサイクルの場が国を跨ぎ貿易と言う商活動が介在すると単純に肯定きなくなる。何が問題なのか、どうすれば解決できるのか。本書はそういうことが書かれた一冊である。

 使用済みPETボトルが中国に売却されたり、古タイヤが北朝鮮に流れたり、家電品が東南アジア諸国で再生利用されたり、幾つかの事例については知っていたし、場合に寄っては輸出先で何らかの問題を引き起こしていることも知っていた。でもそれって誰が悪いんでしょう?買った国がきちんと扱わないのが悪いのであって、売った我々(日本)が責められる筋合いはないと思うのだけれど。ただ世の中はそうもゆかず、「排出者」として道義的責任も存在するらしい。

 具体的な統計データも交えながらどこが問題か、どういう対策が取られているか、時代と共に変わってゆく問題は何か、読み易い解説で最後まで興味深く読み続けられた。

 2018年7月21日 通勤電車にて読了
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