日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【映画】のぼうの城

2018-08-29 20:20:05 | 本・映画・展覧会
 観よう観ようと思いそのままになっていた映画をようやく観た。映画って時間があれば観られるものでなく、気分によって「そのジャンルはちょっと…」となる。

 豊臣秀吉が天下を統一する頃、小田原の北条氏の支城の一つにあった武州・忍城の攻防を巡る話。

 「でくのぼう」を略し「のぼう様」と言われながらも領民に異常なほど親しまれる領主の従兄弟が、領主の代行中に豊臣側の横暴な振る舞いから戦を決意、軍勢では勝てる見込みがないところを奇策と陣営の士気の高さから持ちこたえる様を描く。

 結末は判っていても、そこまでどう話を持ってゆくのか、俳優ではない主演の野村萬斎がどういう演技をするのか、大いに興味を持って観た。「田楽踊り」は萬斎ならではかな。

 2018年8月3日 SU261便(成田→モスクワ)機中にて
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【本】田村耕太郎著 「アジア・シフトのすすめ」(PHPビジネス新書)

2018-08-29 06:41:17 | 本・映画・展覧会
 とんでもなく前に読んだ本の読後メモをアップし忘れていたので、今さらですがアップします。

 著者は元参議院議員にしてシンガポールに移住。サブタイトルに「シンガポール発 最新事情から説く」とある。章立ては「パラダイスの終わり」「世界の中心が変わる」「『これまでのアジア』は、もうない」「世界最強国家シンガポールの光と影」「今、日本の岐路に何を思い、何をする」となっている。

 シンガポールがいかに世界経済において重要なポジションを占めるかについて書いてあるのは他にも同等の書がありそうだが、興味深いのは最終章。どうやってそうした国家ができるか、政策だけでなくスタッフの育成、教育システム、華人とマレー人とインド人とのパワーバランスなどについて書かれている。本書を読んだ後にシンガポールを訪問すれば、マリーナベイサンズやマーライオンのみに心を奪われることもないであろう。でもやっぱり、こういう経歴の人が書いた本ってうさんくささが漂うんだよなあ…

 2016年3月1日 通勤電車にて読了
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