日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2021年4月16~19日 【バイク】レンタルバイク利用・西国三十三ヶ所巡り(11)

2021-05-10 20:00:00 | バイク・自転車
 4月19日、3日目。西国三十三か所結願の日。快晴、風もなく船は大丈夫だろう。こういう行程となる可能性を考え、米原に宿を取った自分を褒めたい。朝食を済ませ8時過ぎに出発。

(30)竹生島 宝厳寺
 9時の第1便は無事出航、島に着いた。割と最近来たんだけどいつだったかな?その時は西国巡礼するなんて考えてなかったので、二度足は仕方ないな。港から境内までの石段登りがキツく、縦の動きに弱い自分の脚が情けなくなる。前回は気づかなかったが、改めて見ると素晴らしい本堂の造り。最終日になり好天になり残り2つになり、ようやく心の余裕ができたか。

(33)谷汲山 華厳寺
 前回はプラン外。ここだけ岐阜県で、なぜそうなったか理解に苦しむ。県244~R365~R21関が原BPと走り、垂井から県53~R417~県251で谷汲に至る。寺の手前1kmほどから石畳状の舗装に変わり、石灯籠や街路樹のトンネルと良い雰囲気の門前。バイクゆえ山門ギリギリまで入って停められた。さらに境内を歩いて到着。納経帳なぜかここだけは3面あり不思議だったが、それぞれの頁に異なる文言を書いて下さる。とは言え納経料は3倍納めるので、特段ありがたいとは思えない罰当りである。巡礼お疲れ様でもなければ、坂東のように記念の品が授けられるわけでもなく、実にあっさり納経帳を返されて何だか物足りなく思うのは傲慢なのだろう。ともあれ、これで西国札所そして番外札所すべての納経印が揃った!坂東と同じく総てバイク巡礼、今回はレンタルだが同じ125ccクラスということで大目に見て貰おう。改めて書こう、これにて結願だ!

(番外)バイクショップChops 高槻本店
 購入してそろそろ1年、早くもバイクの買い替えを検討しており、その候補車を置いている店が帰り道からそう離れていないところにある。時間ギリギリで行けそうかな?帰りも関が原越えと思っていたら、ナビは湖西回りを指示。県40~R303で木ノ本へ、ここは最高のツーリングコースだった!晴れていることもありかなり飛ばして走ってみたり。木ノ本から昨朝のルートを逆走、R303からR161を快走(と言うか時間に追われ必死)するがウォッと!?途中から「124cc以下通行禁止」じゃないですか。危ない危ない。R161旧道と思われる県558を大津まで走り、R1~R9から向日市、長岡京を抜け店へ。詳細は別稿にて。

 なかなかイイ時間になって来、かつ平日で夕方の通勤ラッシュ。万が一間に合わなかった場合に備え、帰りの航空便は(変更可能な)株主優待券で買っていた自分を褒めたい。ナビは無視してお馴染みR171で伊丹空港を目指す。最後に給油して返却、何年か前に台湾で買って使っていた中綿入りグラブはついに破れてしまったので、捨てて帰る。GSX-S125はYBR125より一回りコンパクトで、低重心のため簡単に曲がり、外乱に強く、ABSは安心できた。エンジンは高回転型で低速ではYBRの方が扱いやすいと思えたほど。でも6速なのは良かったな。ヘッドランプは暗く感じた。途中で1回給油した分と合わせ、平均燃費は44.6km/Lだった。良いバイクだけど、やはり自分には安い中華バイクの方が合ってると思った。

 今回は荷物が多い。ヘルメットとウエストポーチを機内に持ち込み、デイパックとタンクバッグは預け。JL138便(JA614J:767-300)で羽田まで49分。東京は暑く、冬仕様ジャケットを着たままで汗だくになって帰宅したが現地ではこれで丁度良かった。結願お疲れさま。(おわり)

 本日の走行距離:278km
 今回の総走行距離:741km
 西国三十三か所巡礼の総走行距離:約2,655km
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年4月16~19日 【バイク】レンタルバイク利用・西国三十三ヶ所巡り(10)

2021-05-10 06:00:00 | バイク・自転車
 4月18日、2日目。起床時には晴れ、朝食時には雨、出発時には曇り。諦めてカッパを着て7時過ぎに出発する。昨日ほどには降らないことを祈りつつ。舞鶴に観たい場所が何カ所も残っている。

(29)青葉山 松尾寺(¥+駐¥200)
 成相寺と比較的近いため、ここも前回のプラン外。舞鶴を出て府21~府772~府564で開門前に到着、途中の見事に咲いてる一本桜の下で撮影。待っている間にまた降ってきた。山内は一部工事中。

(30)竹生島 宝厳寺
 前回は雪のため、訪問を見送った寺。29番から竹生島へ渡る長浜船着場までは100km以上のトランスポート。府564~R27~R303と走り、琵琶湖西岸のバイパスに入ったところから激しい雨、湖北を回り込むあたりからは風も吹き始め、松尾寺で掛けられた「竹生島へ渡る船が出航するか判らんから気ィつけて」の言葉が実感となってくる。木ノ本から県44~県331で船着場に着くと、少し前の便は出たが次便は運航未定。待つこと30分、以降の本日全便欠航が決定。嗚呼。待ってる間、バイク好きクルマ好きの係員とお喋りできたことだけが収穫。明日の運航を願いつつ、雨の上がった港を後にした。

(31)姨綺耶山 長命寺
 前回は雪のため、訪問を見送った寺。30番がダメだったので明日に回し、今日は残り2カ寺を回る。湖岸に沿って県2~県25と走り、最後はウネウネと山道を登って到着。ここ歩きだとキツそう。しかし拝観無料!今回はやたらお金がかかっているので嬉しい。

(32)繖山 観音正寺(¥500+道300)
 前回は雪のため、訪問を見送った寺。県25を少し戻り、県26~県526~県202(きぬがさ街道)から最後、これまた山道を登って到着。その山道台を徴収されるのは仕方ないのか。ともかく今日の参拝はここまで、残るは行けなかった竹生島の30番と、結願の33番。結願の寺を先に済ませるわけにはゆかない。

(観光)近江商人博物館・中路融人記念館
 32番から米原方面へ向かいかけたところ案内表示を見つけ寄ってみた。「三方よし」で有名な近江商人がどういう経緯で発生したのか、どういう商売で大きくなっていたのかを判り易く解説。館内あちこちにある数分のビデオをことごとく視ていたら、1時間くらい滞在。階下の中路融人(画家)については全く知らなかったが、淡いコントラストの風景画は気持ちを和らげてくれる。

(観光)豊郷小学校旧校舎群(写真)
 明日に寄れたらと思っていたスポットだが時間のできた本日立ち寄り。アニメ「けいおん!」の舞台となった校舎が保存され、今でもイベント等で利用されている。訪問はもう4,5回目。そのたびに異なるクルマやバイクで来ている気がする。閉館ギリギリだったため校舎内を回る時間はなく、ホールで飲み物を飲みながらファンから寄贈された楽器や様々なグッズ類をさらっと眺めた程度。今日もコスプレイヤーがいたり、ファンに何かのインタビューがされていたり、駐車場にはいまだに「けいおん!」の痛車がいたり。懐かしい気持ちになった。

 豊郷小学校旧校舎前の道は旧中山道なのだと初めて知った。そのまま東進して鳥居本まで走り、R8にズレて米原へ。ホテルは米原駅西口、市役所のある乗降口なのに依然として何もない!ラーメン屋が開いてただけマシか。今日も気温はあまり上がらず、最高で15度。着いた部屋では濡れ物干し。高層階で眼下に駅が広がるトレインビュー、惜しむらくは通過列車ばかりでじっくり見られず音ばかりうるさい。
 ところで琵琶湖岸は特に多かったが、ライダーとすれ違い挨拶すると、関東圏よりはるかに高確率(ほぼ100%)で向こうも挨拶してくれる。向こうから先に手を挙げてくることも少なくない。やはりコミュニケーションに関しては、関西圏の人の方が上手な気がする。

 本日の走行距離:206km
 今回の総走行距離:463km

  東横INN米原駅新幹線西口 泊

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする