近年、日本の若者は海外への関心が薄れ国内おろかご近所志向、海外は海外でジャパン・パッシングなんて話を聞く。比較的身近な海外旅行の話だけでなく、企業の進出や国際的な政治経済においても日本の存在感は明らかに低下している、と。たぶん事実だろうなー。
そういう風潮に「これで良いのか」と警鐘を鳴らし、改善を提起し奮起を促すのが本書。きっと少し前なら「そうだそうだ」と思いながら読んだと思う。だが今は何だかもうどうでも良くなってきた。人生の残り時間が見えてきたからか、日本が世界の一流国から脱落するのは仕方なし、それで国際社会での地位が低下しても日々の暮らしには関係なし、もっとも円が弱くなれば食料自給率の低い日本ではエンゲル係数が高まり、生活が「生きてゆくこと」だけのものになってゆく惧れはあるかな。
著者の現状分析や意見が間違っているとは思わないが、それを受けても反応の薄い自分に気付いた。
2022年8月7日 自宅にて読了
そういう風潮に「これで良いのか」と警鐘を鳴らし、改善を提起し奮起を促すのが本書。きっと少し前なら「そうだそうだ」と思いながら読んだと思う。だが今は何だかもうどうでも良くなってきた。人生の残り時間が見えてきたからか、日本が世界の一流国から脱落するのは仕方なし、それで国際社会での地位が低下しても日々の暮らしには関係なし、もっとも円が弱くなれば食料自給率の低い日本ではエンゲル係数が高まり、生活が「生きてゆくこと」だけのものになってゆく惧れはあるかな。
著者の現状分析や意見が間違っているとは思わないが、それを受けても反応の薄い自分に気付いた。
2022年8月7日 自宅にて読了