昨日は自分が世界を飛び回る本を読んだが、今日は資産が世界に出てゆく本だ。脱税ではない、節税なのだ。低金利でサービスレベルの低い日本の銀行を見限り、より高い金利、より良いサービスを提供する外銀にシフトするのだ。そういう話。この手の話は橘玲氏(本書にも名前が出てくる)が有名、著者もまたエキスパートなのかと調べてみたが、本業はジャーナリストのようだった。であれば本書は、指南書でなくルポルタージュと言うことになる。
自分が海外にシフトさせるほどの資産を持っているかと言えば、多分ノー。自分程度の預貯金では、シフトさせたりメンテするためのコストの方が節税分より高くつくことだろう。だが意識として、老後資金を安定かつ効率よく維持してゆく意識を、今後持ち続けなければと思わされた。
2023年1月9日 自宅にて読了
自分が海外にシフトさせるほどの資産を持っているかと言えば、多分ノー。自分程度の預貯金では、シフトさせたりメンテするためのコストの方が節税分より高くつくことだろう。だが意識として、老後資金を安定かつ効率よく維持してゆく意識を、今後持ち続けなければと思わされた。
2023年1月9日 自宅にて読了