日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】小島直記著 「まかり通る-電力の鬼・松永安左ェ門-」(東洋経済新報社)

2023-01-27 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 昨年9月に壱岐を訪れた際に松永記念館を訪れ、名前しか知らなかったため改めて本書で勉強した。訪問から読書まで時間かかり過ぎ(反省)。

 氏の生涯を年代順に追った作品だが、諸々のできごとの発生年月や氏の年齢が書かれていないため、時代をイメージしづらい。その点を除けば、何があったかを掴むことはできた。

 氏の姿勢は、30歳過ぎに接した恩師・福沢諭吉の死の前後で大きく変わった。とは言え年を経ても常人と異なる思考、気迫がなくなったわけではなく、女好きな点も一時的に鳴りを潜めたものの終生変わらなかったように書かれている。結局この人が日本経済もしくは電力界の功労者だったのか、迷惑な異端児だったのか、判断つきかねる。結果論だが一時的には功労者、晩年は厄介者と見るのが正当?

 氏を語る上で欠かせないのが、福澤桃介氏。本書では強烈なナルシシズムを持つ人物として描かれている。機を見るに敏とも、変り身が得意とも言える。ひとかどの人物になるには、どこか異質な特徴を持った人間でなければダメなのか。一方、そういう多士済々が活躍と言うのか跋扈と言うのか、した時代が日本にはあったと認識。近年で言えば前澤友作氏や堀江貴文氏あたりがそうなのだろうか。「志」のレベルが違うと怒る人がいそうである。

 2023年1月13日 自宅にて読了
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2023年1月13日 【物欲】バイブレーションアラームつき腕時計

2023-01-27 06:00:00 | 各種物欲
 今年は海外旅行を復活させようと思っている。それも長期の。

 旅先とくに海外では、腕時計をしたまま寝ることが多い。時差ボケで目が覚めた時に直ぐに時間を確認したかったり、乗り物の都合で早起きしなければならなかったり。ところが、旅先では熟睡促進のため、宿でも耳栓とアイマスクをして眠ることが多く、それがために腕時計のアラームが聞こえず寝過ごしかけたことが再三あった。ウェイクアップコールを頼める宿ばかり泊まるわけではないため、自衛策が必要である。

 腕時計には興味がないため気付かなかったが、バイブレーションつきの製品があることを知り、海外旅行再開を前に買うことにした。ネットで「腕時計 バイブレーション」と検索すると、製品が出てくるだけでなく、製品紹介のブログも出てくる。それらの中から、安くてデザインの気に入ったものを選んだ。求める機能は「アラーム」「バイブレーション」「デュアルタイム」。そして「見易さ」「シックな色合い」であればなお良い。

 こうして選んだのが「カシオ スタンダード W-736H-8B」、いわゆる「チープカシオ」で、海外販売品。届いてみるとム、盤面ブラックを選んだのは失敗だったか。同じモデルでもカラーによって値段が違い、ブラックが安いかったのはここらへんが不人気なのかもしれない。慣れなければ仕方ないな。ベルトは堅めの樹脂製で、これはイカン。いま使っているデュアルタイムウォッチと同様の、柔らかい素材のベルトをオーダーした。

 試しにセットして装着し一晩寝てみた。昼間は見づらいかなと思った液晶表示は、イルミネーションで見るととても見易かった。肝心のバイブレーションだが、期待通り。振動パターンが変わるので気付きやすい。自動的に音が出なくなるので、場面によって切り替えることは必要だ。

 これで旅先での安眠と寝過ごし防止を両立できそうで、嬉しい。
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