日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】「鉄道員という生き方」(イースト新書Q)

2023-07-05 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 元相鉄の運転士にして現鉄道学校(岩倉)の教員かつセミナー講師等で活躍するのが著者。内容はタイトル通りの部分に留まらない。

 まず鉄道員にはどのような職種があるか、花形と言える運転士、車掌ばかりでなく運行を支える駅員や保線、車両検査員。さらに現場ばかりでなく会社の事務職まできちんと紹介している部分は、特に目次をきちんと読んで視野を広げることが重要。

 後半は、自分の職場だけでなく、さまざまな機会を通じて知り合う人々との重要性を力説。皆が皆、このように幅広い人脈を得られる職場に配属されるわけではなかろうが、狭い世界に閉じこもらず、積極的に他の職場、自社以外の人々、鉄道業界以外の人々と接触してゆくことの面白さと大事さを説くことにスペースを割いている。

 著者の経験を経歴自慢と取るか、豊富な具体例と取るかは受け手次第。鉄道ファンより、鉄道業界を志す若い世代こそ読むべき本に思えた。本書は鉄道業界を例にとっているが、きっと他の業界でも同じような話が構築できるのだと思う。

 2023年6月22日 自宅にて読了

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2023年6月19日 【ハイク】シリーズ川崎市を歩く・宮前区(その3)

2023-07-05 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 前回から5週間、また間隔が開いてしまったが、宮前区内を歩きに出掛けた。2コースの繋ぎの関係上、順序を逆に歩くことにした。

【5.馬絹コース(地図)】約4.2km
 東急田園都市線・宮崎台駅をスタート。いきなり上って、石段を下りて、矢上川と尻手黒川道路を越えたら再び上って、また降りて、比較的曲がる箇所は少ないが、地図が大雑把なのでボーッと歩いているとミスコースする。
 馬絹神社、馬絹古墳は、全く存在を知らなかった。神社は思いのほか大きく、古墳本体は柵で囲われているものの周囲が小さな公園となっており、アジサイが綺麗に咲いていた(写真)。
 R246に架かる橋を越えたら平坦な一本道、すぐ脇に入った宮崎大塚(古墳)がゴール。ここは未発掘調査とのことで、地元有志による石碑が建っていたが解説板はなく、まさに知られざるポイントの様相。ここから梶が谷駅まで歩いて終了。最後数百メートルは前に歩いたのと同じく、線路沿いの下り坂。

【4.大山街道コース(地図)】約5.8km
 梶が谷駅をスタートし、駅近くの古道「庚申道」を歩く。古道らしさはないが、住宅街の中を不自然に一本道となっている。道路に道の由来の解説板などなく、この辺を歩いている人はそんなことなど知らないだろう。
 途中で分岐、そこからはアップダウンの繰り返し。前のコースとは逆に細かな右左折の繰り返し、住宅街の中が多く、地図を見てキョロキョロしながらではあまり楽しくない。ついに鷺沼駅近くで道を間違ってしまったが、何とか復帰。
 最後は横浜市との境、家が無ければ横浜市街方面も丹沢箱根方面も展望が開けそうな尾根をゆく旧大山街道の道だったが、ひたすら住宅地。本当にこの辺、斜面ばかりの土地にびっしり住宅が立ち並んでいるな。ゴールの「サントゥール中川」は港北ニュータウンの外れ、横浜市に入っていた。たまプラーザ駅までバスに乗って帰宅。

 今日はけっこうキツく、歩き終えて直ぐに腿が居たくなった。カンボジアから戻って以来ずっと家に籠っており、わずか一週間で一気に足腰が弱った感じ。これで5コースを踏破、設定コースは9つなので半分を越えたばかりだが、住宅街の中のアップダウンコースを歩くのも飽きてきた。

本日の歩行距離:約10.0km+1.0km
通算の歩行距離:約62.0km

 

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