7月8日、5日目。今日は母の誕生日、生きていれば88歳で米寿だったのですが。朝、シドニーに到着。今日から4泊、大休止です。シンガポールや香港はちょろっと行けるけど、シドニーとなると少々旅費もかかりますから。
オーストラリアの入国審査・税関・検疫は、事前に米国のESTAみたいなETA申請が必須だと言うこと。申請を忘れないよう気を遣いました。しかも公式サイトでの申請が難しい。
スマホのSIMは出発前に「KKday」で手配。eSIM、1GB/7日で740円。
空港から宿まで、時間があるので安い鉄道で向かいます。空港内のコンビニでSuicaみたいなOpalカードを買って40ドルチャージ。セントラルで乗り換えキングス・クロスで下車。まだ9時で部屋には入れないため、荷物を預け着替えて街へ。宿は駅近+安さで探しました。キングス・クロスは昔は飲み屋街、今はLGBTフレンドリーなエリアとして有名なようです。
シドニーに家族で来たのは、2014年10月でした。両親を観光遊覧船でなく市民の足である湾内フェリーに乗せたら、庶民的な雰囲気と素晴らしい眺め(写真)をたいそう喜んでくれました。なので、シドニーではこのフェリーから慰霊することにしました。そのため、船の出るサーキュラーキーに向かいます。ホテルからサーキュラーキーまで、ぶらぶら歩いて30分ちょっと。Neutral Bay行きに乗り、最初の船着場・Killibilli(キリビリ)で降りました。前回は通り過ぎてしまったのだけれど、この船着場にある小さなカフェの雰囲気がたいそう良さそうで。行列していましたが、一人だと言うと直ぐに隅っこの一人席に案内して貰えました。期待通りの素晴らしい眺めでした。ただしメニューは妙な東アジア創作料理でイマイチ。景色だけで付加価値は十分なので、普通のバーガーやフィッシュ&チップスで十分なんですが。食べ終えて再び船に乗り、サーキュラーキーに戻る途中に慰霊しました。オペラハウスとハーバーブリッジの中間点でした。この船、週末は1時間おきの運航なのでご利用は計画的に。
ここまで毎日、慰霊と移動を繰り返す慌ただしいスケジュールでしたが、これで一段落。この後は観光客らしい行動をしようと、前回訪問時にはなかったサーキュラーキーからのトラムに乗ろうとしたら工事のため運休。開通後に運休なんて、日本ではまず考えられないです。仕方ないので電車でセントラルまで行き、そこから3本ある路線のうちL2 Randwick Lineに乗って終点まで。綺麗な公園を抜け、終点は住宅街みたい。もう少し延伸すればCoogee Beachと言う綺麗な海辺なので、そこまで延ばさないのかな?帰りはそのCoogee Beach発のダウンタウン行きバス373系統に乗り、途中で降りて10分ほどでホテルです。時間はあったのだから、バスで一度ビーチまで行ってから折り返して来れば良かったと思いました。
夜行便で到着したのでやはり寝不足なようで、ホテルに戻り横になったら2時間余り寝てしまい、冬のシドニーでは暗くなっていました。朝晩は10度ちょっととのことですが日中は気温20度程度ではあるものの日差しが強くて体感温度はもう少し高く、覚悟していたほど寒くなさそうで嬉しいです。
Kirketon Hotel 泊